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July 18, 2009

衆院選予測記事をいくつか

なんだかいろいろあって、ようやく衆議院総選挙の日程が決定した、らしい。ということでいいんだよね?いいんだよね?ともあれ、予測があちこちから出てきているようなので、まとめて。

まずは週刊サンデー毎日2009年7月26日号。「自民189議席 舛添でも政権転落」という記事。「どん詰まりの麻生首相が“伝家の宝刀”、つまり解散権を行使した場合の「当落」を政治心理学者の川上和久・明治学院大副学長(法学部教授)と選挙プランナーの三浦博史氏に緊急予測してもらった」のだそうで。

で、予測結果はこれ。

ええと、民主が第1党だが過半数には届かず、自公計も過半数割れ、と。

この記事で三浦氏は、例の知事さんたちについて、来年夏の参院選に向けて新党を立ち上げるのではないかと予測している。とりあえず備忘のためにメモしておく。


次いで、週刊ポスト2009年7月31日号。「民主261 vs 自民160 300選挙区国会議員&新人「当落通信簿」」という記事。政治広報システム研究所の久保田正志代表による予測。

こちらはさらに民主圧勝、自民惨敗。自民の議席は半減、民主は単独過半数どころか単独安定多数(252議席)をクリア、との予測。こちらはまあ反自民色をかなり色濃く打ち出しているようにもみえるが、数字もそれを反映したのだろうか。


次いで、AERA2009年7月27日号。「政権選択の夏 本誌予測 自民169 民主247 民主単独で過半数」という記事。編集部による予測らしい。

こちらも民主単独過半数だが、単独安定多数までは達しないとの線。その他の専門家の意見も出ている。

有馬晴海氏(政治評論家)
自民160、民主250程度

浅川博忠氏(政治評論家)
自民190、民主240

だいぶ色合いがちがう。浅川氏のこんなコメントが。

「都議選の若い候補者への追い風、熱気が40日間ももつだろうか」


次に週刊現代2009年8月1日号。「衝撃のドミノ倒し!自民78議席 鳩山民主332 全選挙区当落予測」という記事。編集部の予測、らしい。

これはまた極端な。見出しに「民主332」とあるのに表では334となっている。これは、3人以上の候補が立っている選挙区などで、獲得票数の予測はされてるんだが当落予測がされていないところがあって、それを予測獲得票数の多い順でそれぞれの党に割り当てているため。まあ大勢に影響はないってことで。

これがいかに「強烈」かというところは、たとえば「福岡8区」まで民主党候補が勝つ、という予測になってるあたりでわかる。なんせ、現職首相が負けちゃう、というのだ。ここまでくると、やはり世論を「逆方向」にひっぱろうという話としてみたほうがよいのだろうか。小沢民主党代表嫌いで知られる三宅久之氏(政治評論家)が「民主党が241議席を超え単独過半数を制するのは確実です」なんてコメントしてるし、こんな文章もあるし。

議員たちにとって、“史上最悪の8月”がやってくる。

はてさて。

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