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August 12, 2009

「食べたい手みやげ」日本一がマルセイバターサンドだった件

小ネタ。2009年8月11日付朝日新聞夕刊に、読者が決める「食べたい手みやげ」のランキングが出ていたのでメモ。食生活ジャーナリストの岸朝子さん(「おいしゅうございました」の人だね)と編集部が候補を選び、朝日新聞の「アスパラクラブ」のサイトで行ったアンケート(総回答数8834人)の結果だそう。

このサイトでこういう話を取り上げることはあまりないが、別にきらいなわけでも避けてるわけでもなくて、まあふだんは特に取り上げたいと積極的に思う理由がないというだけのこと。じゃあなんで今回取り上げたかといえば、理由はシンプル。この記事に添えられた「マルセイバターサンド」の写真を見て、猛烈に食べたくなってるからだ。ええとこういうの代償機制っていうんだっけ。そういう個人的事情によるものなので、まあそっとしておいていただきたい。

記事にはアンケート結果のベスト10が出ているのだが(下を参照)、なんか微妙に若くない感じ。アスパラクラブ会員のアンケートだから当然といえば当然か。ちょっと見てみると、アスパラクラブの会員はだいたい145万人くらいいて、男女比はほぼ1:1、40~50代の比率が高いのだとか。このあたりの世代が好きそうなお菓子ということだ。まあ、岸朝子さんと朝日の編集部が候補を選んでるわけで、そこでのバイアスがかかってることは否定しようもない。

ことばの意味を正確に知っているわけではないが、手みやげは持っていくもの、おみやげは持って帰るもの、という印象がある。このアンケートは「手みやげとしてもらいたいお菓子」を聞いたものらしい。まあこの世代なら人からもらう機会もそこそこあるんだろう。よって、あまり値段の張らないお菓子は入ってこない。

で、「手みやげでもらいたい」お菓子のトップがマルセイバターサンド。なんつうかこの、印象的な包装がいい。目を引く赤の帯に、○に入った「成」の字とそれをはさむかっこうの「バタ」。激しく食欲をそそるではないか。これがトップというのはまあ納得がいく。みんな知ってるという類、でもあるが、同時に、いつでもどこでも買えるというわけではない(よく北海道物産展とかで売ってるけど)、という微妙な不便さもカギなんだろう。以前、20個入りのものを買ってきて、その場で1人で全部食べてしまった記憶がある。


第2位はとらやの竹皮包羊羹。まあおつかいものの定番。昔はビジネスで手みやげを持っていくときにはとらやの羊羹、というのが通り相場だったように思うのだが今はどうなんだろうか。とはいえ、やってみるとわかるが、いわゆる手みやげによくある金額分を買ったりするとけっこう重い。かつ、京都あたりの人に持っていくと思い切りがっかりされたりする。個人的にはあまり好きではないので、思い入れなし。


第3位はロイズの生チョコレート。またしても北海道。おいしいというのもさることながら、そこそこ改まった感じがして、かつそれほど高くないというのがポイントか。地元ものっぽい印象の割にはあちこちで買えたりするのが便利といえば便利。ただ、個人的な経験からいうと、おばさん層に比べておじさん層の間での認知度が低めであるように思う。ありがたがられないリスクあり、というわけ。さらにいうと、「ROYCE」をなぜ「ロイズ」と読むのかについて、前から疑問に思っていたりする。なんで?


第4位は長崎、福砂屋のカステラ。カステラというのは、なんというかな、手みやげでもらったときにしか食べないお菓子の代表格、という個人的な印象がある。あと、切ってないやつはやや食べにくいしね。もちろん、きらいじゃないけど。


第5位がご存じ京都の聖護院は八ツ橋。「生八ツ橋」のほうがメジャーかと思っていたのだが、アスパラクラブ的には「八ツ橋」であるらしい。これも手みやげの代表格といえば代表格。京都駅でつい買ってしまうという強烈な引力がある。


第6位は宮城の菓匠三全、萩の月。仙台なのになぜ「萩」なのか、というつまらんつっこみを毎回したくなるのだがそれはおいといて。いかにも仙台というイメージ、というか仙台でこれ以外のものを買ってくると「なぜ?」と問い詰められたりする。パッケージの大きさの割に個数が少ないので、みんなへのおみやげ、といった目的には向かないという印象がある。


第7位は鎌倉、豊島屋の鳩サブレーだが、楽天では扱いがなかった。これも定番。別に鳩のかたちをしてなくてもいいと思うのだが、まあそこはそれ。個人的な経験からすると、けっこう大きいので、年寄りに持っていくともてあます確率が高い。


第8位はまたしても北海道、函館のトラピストクッキー。「宗教法人灯台の聖母 トラピスト修道院製酪工場」で作ってるらしい。一度か二度くらいしか食べた記憶がないので正直よくわからん。それにクッキーの味の差ってけっこうわかりにくいよね。


第9位は長崎、文明堂総本舗のカステラ。「文明堂」は全国あちこちにあるようだが、その「総本舗」が長崎、ということなんだろうか。正直、店によるカステラのちがいがわかるほどの味覚は持ち合わせていないので、他の文明堂でなくここでなければ、とは思わないのだが、まあここが一番有名なのかな。


第10位は愛知、坂角総本舗のゆかり。これもほとんど食べたことないなあ。名前は知ってるんだけど。


ちなみに、自分で手みやげに持っていくお菓子はなんだろう?と考えたら、たとえばこれかな。小川軒のレーズンウイッチ。マルセイバターサンドと思い切りキャラがかぶってるが、まあこの手のものが好き、ということだ。近くで買えるし。こちらはマルセイバターサンドより上品な味。あちらよりたくさん食べても胃がもたれない。・・たくさん食べるという前提がまちがっているのかもしれないが。あと、日持ちしないのが玉にきずなので遠隔地への手みやげには向かない。そういう意味では、手みやげというよりおみやげ向き。自分用の。


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Comments

個人的には、山口の豆子郎や津和野の源治巻、倉敷のむらすずめが入って欲しいところですね。
八橋は、乾いた方がいいというのは意外でした。いま京都土産では、「黒のおたべ」が一番気に入っていて、寄るたびに買っています。

Posted by: 風竜胆 | August 14, 2009 10:08 PM

風竜胆さん、コメントありがとうございます。
何やらお勧めが地域的に偏っていますね。中国地方の方なのでしょうか。
八ツ橋については私も意外でした。ひょっとしたら、岸朝子さんの趣味なのかもしれませんね。

Posted by: 山口 浩 | August 15, 2009 12:47 PM

>仙台なのになぜ「萩」なのか、というつまらんつっこみを毎回したくなるのだがそれはおいといて。

「仙台市の花」がミヤギノハギです。


Posted by: まさむね | August 14, 2013 04:14 PM

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