参院選予測週刊文春20100114
週刊文春2010年1月14日号に「鳩山民主「ニッポン制圧」」という記事が出ていたのでメモ。政治広報センター社長の宮川隆義氏による予測。
「衆院比例区の政党別絶対得票率、世論支持率動向などをパラメータ(変数)とした一〇年参院選のシミュレーションを行った」とある。「立候補者一覧表」というのもついていて、括弧書きで、「(一覧表は、政治広報センターの独自取材により立候補の可能性がある人物を掲載。同じ党内で調整がついていない場合は、名前があがっている人物を複数掲載)」とある。そういう前提の予測らしい。民主党の比例区新人候補には岡崎由紀、前田日明、清水信次(ライフの会長だよねこの人。1926年4月18日生まれで83歳。6年勤めれば90歳)なんて名前が出てる。
3党連立については、「民主が今回参院選で単独過半数を獲れば、社民・国民新党との連立を解消する、という見方もあるが、そうはいかない」と。「もともと沖縄に地盤がない民主にとって、普天間問題の解決には、社民・国民新との連携が不可欠」との見方。
自民の大物落選組については、「若手を中心に、比例代表の「七十歳定年制」を順守せよ、との声が上がっている。しかし、執行部のガバナンス能力が欠落している今の状況では、なし崩し的に押し切られるだろう」と。
では見出し通り民主圧勝の流れは変わらないのかというと、留保条件があって、記事の最後にさらっと「鳩山不況が現実のものとなれば、参院選挙予測は大逆転する」とある。そこまで「手広くカバー」されてははずれようがないではないか、というつっこみもあるのだが。
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