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January 05, 2010

参院選予測週刊ポスト20100115

週刊ポスト2010年1月15-22日号に「7月参院選完全票読み!「当落データ」を公開する」という記事が出ていたのでメモ。「ストップ小沢の大連合」か「独裁完成」か、という文字が躍る。白鴎大学教授の福岡政行氏、政治ジャーナリストの野上忠興氏、政治評論家の有馬晴海氏の3氏による予測。

まずは有馬氏。「小沢「自民殲滅作戦」が奏功し単独過半数へ」とある。


次に福岡氏。「野党「ストップ小沢」の風に乗って「衆参ねじれ」」とある。福岡氏は「鳩山政権のまま民主vs自民の枠組みで選挙に突入する」ことを前提にしたこのシナリオでは、「民主69議席m自民34議席」と単独過半数を予測する」のだとか。では何がそう予測させないのかというと、「反小沢」の動きだとか。自民が分裂し、他の勢力と「反小沢連合」で協力して保守票の受け皿になる、とのシナリオをもとに、以下の予測。その割にはその「新自民党」は表に出ていないが、自民のところに入ってるってことかな。とにかく単独過半数にはならないとの予測だそうで。


最後に野上氏。「小沢の「奥の手ダブル選」で民主が息を吹き返す」とある。経済と普天間で鳩山内閣が追い込まれ、小沢氏が"ウルトラC"の衆参ダブル選に打って出るとのシナリオ。


後の2つは「大胆」なシナリオに基づいての予測。シナリオの実現可能性について予測しないのはいかがなものかとは思うが、それがこの「業界」の慣行でもあるようだしいたしかたあるまい。シナリオの詳しいところは実際の記事でご確認いただきたく。自民分裂が民主にダメージを与えるとか、早期解散総選挙が自民にダメージを与えるとかいうのは、一般的な印象とは逆で興味深いが、事情がわからないので「ふうん」としかいいようがない。まあそういうものなのかもしれないが、はてさて。

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