参院選予測サンデー毎日20100704
サンデー毎日2010年7月4日号に「激戦49選挙区「電話調査」1人区29は民主当確8 菅退陣の瀬戸際」という記事があったのでメモ。
ええと、調査方法はっと。
6月15~17日、選挙情勢の調査に実績を持つ「㈱ジー・エフ(岡田博之社長、東京都文京区)の協力を得て、全国の40選挙区で緊急電話調査を実施。
8497人の回答があったらしい。で、ジー・エフの選挙調査チーム、野沢高一氏によると、
「電話帳に記載された番号に電話して回答してもらうRTD(ランダム・テレホンナンバー・ダイヤリング)方式を採用しました。各選挙区の回答数は200以上になります。現時点で10ポイント以上の差がついていれば、当選圏内にあるといえます」
だそうである。
で、その結果を受けて、政治評論家の有馬氏は
「菅首相が勝敗ラインに設定した改選議席54を維持すると読む」と。で、「自民は35議席と見ます」
との見解を示した。これに対し政治評論家の浅川氏は
「民主の獲得議席は47前後で自民は42議席前後。与野党逆転のねじれは必至の情勢です」
と。これに「政治ジャーナリスト」(名前が不明。なんで匿名?)が同調しているらしい。
「選挙前に増税をブチ上げたことで、勝敗ラインの54議席の獲得に黄信号がともりました。目標議席を改選議席(54)に設定している以上、40台の議席に落ち込んだ場合、菅降ろしの声が高まり、退陣の瀬戸際に追い込まれるでしょう。50議席台を確保したとしても、選挙後に増税賛成派と反対派・消極派に割れ、党内抗争は避けられません」
だそうである。
両方向備えて編集部的にはリスクヘッジ済み、ということだろうが、まあ要するに、記事全体としては民主党やばいよという論調なわけだ。で、そうなったら首相が9月に破れかぶれ解散をして、みたいなシナリオが書いてあるので、読みたい人は買って読んでいただきたい。
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