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分譲マンション業界、大変そうだねえ

ツイッターの140字ですむくらいの小ネタだがごく手短にこちらで書いとく。最近、都内のマンション市況は回復の兆し、みたいな記事をたまに見かけるんだが(たとえばこれ)、なんか見かける風景がとてもそうは思えないなあ、という話を。

電柱にくくりつけられたり貼られたりした無許可っぽいポスター(あ、あれは新築というより中古か)や電話でのセールスはまあ昔からあるから別に違和感ない。むしろしばらく前までこれでもかとばかりに入っていた新聞折り込みチラシの広告がめっきり少なくなった方が目立つくらいだ。しばらく前に、イベント会場で新人研修を装って名刺交換を求められてその後セールスの電話がかかってきた、というのがあって(これ)、あれは新手だなと思ったが、最近はだいぶ知れ渡ったらしくて、見かけなくなった。

と思ってたら、先日見かけたのが、分譲マンションのキャッチセールス。住宅街の道を歩いてたら入社したてみたいなスーツ姿の男性にいきなり声をかけられて、この近くに新築の、と始まった。当然足を止めずにそのままスルーしたのだが、こんなことやるんだねえ。こんなんで売れたりするのか?とむしろこちらが聞きたい気分だったが、まあかえってめんどくさいことになりそうだし。

ともあれ、マンション市況大丈夫か?と思ったわけだ。で、今日見かけたのは、いわゆるサンドイッチマン。同じく住宅街の、さして人通りが多くもない道を、新築分譲マンションの広告を看板のようにして体の前後にぶら下げて歩いてた。風俗業界ならいざしらず、マンション販売でサンドイッチマンなんて一体何なの。思わず立ち止まってガン見しちゃったね。広告じゃなくて、これまた新入社員らしき男性の顔を。なんともいえない表情をしてて、どうにも痛ましかった。こうなってくるともはや「地獄の特訓」並みだね。

別に違法じゃないし企業のやり方に文句つけるつもりはないけど、なんというか、その企業の幹部の方にはぜひ、いかなる考えでそんなことをやらせてるのか小一時間問い詰めてみたい気がする。いくら販売が苦しくても、ああいう人の使い方はないだろうと思う。あと、当該社員さんにも聞くべきだったろうか。「君ら本当にそれでいいの?」って。とはいえ、現下の経済情勢で「他にもっといい仕事探せよ」というのも酷な気がするし。

たぶん給料はかなり安いんだろう。ひょっとしたら非正規雇用かもしれない。でもさあ、そういう人を安い給料で使うみたいな待遇面の話は別としても、仕事のさせ方として、人を安っぽく使う発想はどうかと思うなあ。

あ、でも、ひょっとして、他の地域だと、こういうのは珍しくないんだろうか。もしご存知のお話があればぜひお聞きしたいところ。


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Comments

電話は、かなり悪質だと叩かれた(断ろうとして、電話を切ろうとすると、怒鳴られる例など)から、別の方法を、という訳みたいですけど。
...何か妙に値段安いマンションの広告多いんですけど、多分、だぶついているんでしょうねえ。

けど、以前、バブルの時の件とか記憶に新しいし、簡単に物件買う人、そんなに多くないと思いますけどね。(投機目的の人が沢山火傷した...。)
住宅ローンなんて長期の債務は、今の時代、かなり大きな賭けでしょう...。

Posted by: luckdragon2009 | October 23, 2010 at 10:42 PM

そんなに社員がサンドイッチマンするって、「変」ですか?

一般消費者に迷惑を掛けている訳でもなし、手法として効果が認められるのであれば、ツールとしては「アリ」でしょう。

はっきり言って、不動産業界に詳しくない方に言われたくありません。

Posted by: 某不動産社員 | November 01, 2010 at 07:04 PM

某不動産社員さん、コメントありがとうございます。
お気を悪くされたようで、失礼しました。
私は20年ほど前、某業界で、不動産業界と近い領域の仕事をしておりまして、その際、主に首都圏ではありますが、全国各地のいろいろな不動産業者の方とお仕事をする機会がありました。
私の知る限り、当時は、分譲マンションの広告としてサンドイッチマン方式を使った例はなかったように思います。まちがっていたら申し訳ありませんが。
上記の本文は、基本的には私が一潜在顧客として分譲マンション広告の一形態への感想を述べたものです。少なくとも私はですが、サンドイッチマン広告を出す業者からマンションを買いたいという気にはなれません。正直なところ、商品の性質からみてちょっと違うだろう、という気がしています。もちろん、もっと若い世代の方々は気にしないのかもしれません。そうであれば、なんら恥じるところはないのでしょう。ただ、私が上記のような感想をもち、それを発言することもまた自由かと思います。あまり聞きたくない評価かもしれませんが、プロとして甘んじて受けとめるなり受け流すなりしていただければと思います。
それよりも気になったのは、当該広告を提げて歩いていた若手社員のなんともいえない表情でした。嫌でたまらないのを押し殺して作り笑いをしているような、なんともいえない表情でした。きっと本人も納得していなかったのだと思います。もちろんそれが今の業界慣行ならば、とりあえず慣れるか去るかのどちらかを選ばねばなりません。彼の内心はもとよりわかりませんし、私はどちらかといえば「仕事で必要なら文句言わずにやれ」というタイプに近い考えの人間なのですが、私の目からみてとても有効とは思えない仕事(むしろ、必要はないが何かさせなきゃいけないのでとりあえずさせてるような印象すら受けました)を不本意にやらされているようなようすを見ていて、そんなに嫌なら無理してやることないんじゃないか、と声をかけたくなりました。他の人がどう思うのかはわかりませんが、同じように考える方はそれほど少数派ではないような気がしています。会社として有効な手法であると考えているのであれば別に申し上げることはありませんが、こういう声もあることは、知っておいて損はないのではないでしょうか。

Posted by: 山口 浩 | November 04, 2010 at 11:24 AM

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