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November 13, 2010

「ネットの力、みんなのチカラ」第5回(講師:徳力基彦氏)まとめ

2010年10月26日から始まったGLOCOMの講演会シリーズ「ネットの力、みんなのチカラ」の第5回、11月11日(講師:アジャイルメディア・ネットワーク㈱社長 徳力基彦さん)に関するツイートをまとめてみたので以下ご参考まで。

ちなみに次回は11月15日(木)午後6時から。講師は経済産業省国際戦略情報分析官(情報産業)の境真良さん。テーマは「ネットで政策決定過程はどのように変わったか/変わっていないか~現場感覚から」。コンテンツ産業に詳しい境さんだが、今回はふだんとは少し毛色のちがう政策決定プロセスの話。Ustream中継はこちらからだが、質疑の時間も多めにとるので、お手すきの方はぜひ会場のGLOCOMまで。入場無料。

このシリーズの中で一番ビジネス色の強いお話をしていただいたのは、ブロガーにして現役ネット関連企業経営者(あえてこういう表現をしてみた)である徳力さん。ブログやツイッターなどのソーシャルメディアを活用したマーケティング活動をやってる会社だ。「カンバセーショナル・マーケティング」という表現は徳力さん独自のものらしいが、いわんとするところはよくわかる。押し付けるのではなく、ただ要望を聞くだけでもなく、「対話」型のコミュニケーションを通したマーケティング活動ということになろうか。

お話の中で印象深かったのは、「ソーシャルメディアを使ったコミュニケーションは、店頭での顧客との対話と同じ」という指摘だ。一般的なマス広告やネット広告と比べてソーシャルメディアを使うと手間やコストがかかるのではないか、効果が薄いのではないかといった話になりがちだが、店頭で顧客と接することをめんどくさがる企業はそうそうない(ないとはいわないが)。そういうフレーミングでみれば、ソーシャルメディアは効率的、効果的なコミュニケーションツールといえるわけだ。

そうした活動は、本来の意味でのマーケティングには含まれるはずだが、これまで日本で「マーケティング」というとき、どうしても広告宣伝やプロモーションキャンペーンのような「広報部マター」として扱われることが多かった、と徳力さんは指摘する。その意味では、ソーシャルメディアの発達は、「マーケティング」を広報マンたちの専権事項から取り戻し、企業全体で取り組むべき課題へと変化させていくのかもしれない。やれCGMだUGCだという前に、「ネットの力」は企業の中での「みんなのチカラ」を活用していくためのツールになりうる、ということなんだろう。非常に興味深い視点ではなかろうか。


講演の模様はこちらから。


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