「ネットの力、みんなのチカラ」番外編第2回(講師:山崎富美氏)まとめ
2010年10~11月に開催されたGLOCOMの講演会シリーズ「ネットの力、みんなのチカラ」の番外編第2回め、2011年1月25日(講師:ブロガー・GLOCOMフェローの山崎富美さん)に関するツイートをまとめてみたので以下ご参考まで。
この講演会シリーズは一応これで予定をすべて終了。講演会の模様は電子書籍にまとめる予定。中継が止まったりした部分も含めお読みいただけると思うのでその節はぜひ。
講演に関するツイートをこちらにまとめてみた。
Ustreamの録画映像はこちらとこちら。途中で録画が途切れてしまっていて申し訳ない。その部分も含め、電子書籍版には収録する予定なのでお待ちを。
(前半)
(後半)
ワシントンDCで山崎富美さんが見たアメリカのオープンガバメント事情と、Rafik Dammakさんが語るチュニジアのジャスミン革命の裏側。あまりにもちがう2つの国の2つの状況を1つにまとめるのはなかなか難しかった。うまくまとめる質問をしようとして玉砕したのだが、要するにいいたかったのは、「ネットの力、みんなのチカラ」のある部分が、置かれた状況によってよいとされる方向に働く場合と、そうでもない場合とがあるかもしれないということだ。チュニジアの場合はあまりたいした情報が出なかったらしいが、Wikileaksの位置づけなどは両国で対照的なものとなりうるだろうし。
小林さんの質問「ネットの力は新しいチュニジアを作る際にも使えるだろうか」は、その意味で私が聞きたかったことの少なくとも一部をうまくことばにしてくれていると感じた。きっときれいごとではすまない部分もあるだろう。そういうものも含めて全体として、「ネットの力、みんなのチカラ」がプラスの価値をもつためにはどうしたらいいか。たぶん古くて新しい問題だと思う。
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