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衆議院のネット中継画像が削除されなくなっていた

衆議院のネット中継画像が1年程度で削除されるという件について2006年ごろにこのブログで書いたことがあるんだが、それが2011年1月から削除されないことになったらしい。朝日新聞2011年2月19日朝刊に出ていた。

記事によると、2011年1月「20日の衆院議院運営委員会理事会で「今後継続して公開する」と各会派が合意したから」だそうだ。「今後はサーバーの容量を増やし、ネット中継が始まった00年以降の映像も公開していく」と。

たいへんけっこうな流れではある。もともとこの件、2006年の民主党の高山さとし議員の質問で知ったのだが、高山議員がその後議員運営委員会に働きかけてきたらしい。GJである。記事には書かれていないが、参議院も同じしくみだったはずで、そっちは今もそのままのように思われる。志ある参議院議員の皆さん、ぜひ。

これも記事には書かれていなかったが、場が荒れたときなど,速記を止めると中継の音声も止めてしまう慣習はどうなったのだろうか。あれもまったく意味がないバカげたものだ。即刻やめてほしい。あえてこういう書き方をするが、「神聖」なる議場において発せられる議員の声に、記録に値しないものなんか「あるわけがない」。聞くに耐えない悪口雑言もすべて記録に残すべきだ。速記は技術的に難しいだろうが、映像や音声なら問題なく残せる。議員諸氏の「勇姿」を永遠に残して末代まで語り継ごうではないか。

あと、希望できるなら、いくつか。

(1)発言単位でメタデータを付加して検索可能、コメント可能、引用・貼りつけ可能にすべきだ。いわゆるソーシャル化ってやつだな。議員諸氏の名言も迷言も、ネットで皆が共有できるようになったらいいと思う。
(2)中継画面にニコニコ動画のコメント画面を重ねて表示できるように対応してもらいたい。サービス開始当初ニコ動がYouTube画像の上にコメントを重ねて表示していたように。
(3)映像の二次利用をできる限り自由に認めてほしい。悪意の改変は拒否できるようにすべきだと思うが、基本的に議場における議員の映像は誰もが無料で利用できる公共の財産とすべきだ。
(4)議員によるPC、スマートフォン等の持ち込みを許可し、議員自身が中継映像に対するネットのコメントなどをリアルタイムでチェックできるようにしてほしい。議場内に大スクリーンを用意して見せる方法もあるだろうが、それではどのサービスを利用するかが問題になる。各議員が自ら判断すればいい。
(5)中継自体も、民間やNPOなんかの参加を可能にしてほしい。「公式」の映像ではみられないアングルの映像なんかがあるといい。居眠りしてる議員だけを追っかける中継とか、特定の議員や政党だけを映し続ける中継とか、いろいろあっていいと思う。

ともあれ一歩前進。小さくて大きい一歩。今後もぜひ。

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