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アンドロイド端末を買ってアップル製品の優秀さを知った件

ちょっと前に、アンドロイド端末を買った。アンドロイド系の端末はこれが初めてなんだが、買ってみて改めて、アップル製iOS系機器の優秀さを思い知らされた、という話。たいした内容でもないので手短に。たぶん他のところで詳しい方がいろいろレビューしてるんだろうが、別に目新しいことを書こうというわけじゃないし気にしない。あくまで一素人の感想だからそこんとこよろしく。

もともとNTTドコモのフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)とiPadを使っていたんだが、やはりアンドロイド端末も使ってみなきゃなあということで、フィーチャーフォンからアンドロイドのスマートホンに乗り換えようと考えたわけだ。で、ドコモショップに行ったら、フィーチャーホンとアンドロイドスマホの2台持ちにすることを勧められたという次第。

その方が、スマホ1台の場合よりも安くなるからという理由だったわけだが、どうしてそんな料金プランを作るんだろうと思うよねふつう。聞いたらキャンペーンですのでみたいなわけのわからない説明をされたんだが、ともあれ、その方が安いならいいかといわれるままにドコモ2台持ちとなったわけだ。電話はこれまで通りフィーチャーホンでかける。アンドロイド端末はネット専用なので、一応電話番号はあるものの、電話は使えない。そんな設定。

で、実際に使ってみたら、その謎も解けた、ような気がする(少なくとも個人的には納得した)。何しろ電池の持ちがおそろしく悪いのだ。一般にこのアンドロイド端末は電池の持ちが悪いという話はよく聞くが、真偽のほどは知らない。ただ、少なくともこの機種に関しては、電池の持ちはまちがいなく悪い。ネットでもそういうレビューがたくさんあった。もちろんアンドロイドのせいばかりでないことはわかってる。なにせXiだし。カタログでみると、公式には待ち受け時間560時間(3Gの場合。LTEだと250時間)、連続通話時間(音声通話時)420分(3Gの場合)となってる。仮に250時間としても、10日以上あることになるが、実際電源を入れると、何もしなくてもほぼ半日で電池残量はほぼゼロになる。

マニュアルにはGPSだのよけいなアプリだのが動いていると電池の持ちが悪いですよとごていねいに書いてあるんだが、そういうアプリを立ち上げたわけでもないのになんで勝手に動く設定にしてあるわけ?そのうえ、設定でGPSオフにすると、アプリを立ち上げるときにいちいち設定を変えなきゃいけないしめんどくさいことこの上ない。とはいえしかたないので、常駐で動いてるアプリみたいなのも止められるものは全部止めたら少しは持つようになったんだが、それでも、1日つけっぱなしにしておくと電池はほとんどなくなるので毎日充電は欠かせない(カタログデータの「待受時間」ってのはいったい何を測ってるんだろう)。ネット端末としてメールをみたりツイッターをしたりといった使い方をしていると、実感として1日もたせるのは難しい。

当然、予備バッテリーの常備が必要となる。最近、スマホ用の予備電源の広告をよく見るんだが、やっぱりみんな考えることは同じなんだろう。考えてみれば、電源の持ち自体は、昔使ってたiPhone3GSもそう大きくは変わらなかったかもしれない。とはいえ当時はジャケット型の予備バッテリを使ってたから、実際には1日フルに使える状態にはあった。そういうのがこの機種にもあればいいのにと思うが、なかなかそうもいかないらしい。アンドロイド端末は、個々の機種ごとにみれば出荷台数がiPhoneとかよりずっと少ないだろうからねえ。

最新型だからしかたないという考え方もある。思えば昔、最初期のFOMA端末も電池が持たないと批判されてたし。とはいえ、言いたいことはある。この端末、使ってるとすぐにけっこう熱くなるのだ。つまり、自らを温めるために、かなりの電池容量を使っていることになるのではないか。位置情報とかデフォルトで動いてるあれこれのソフトがあると、何もしないで待受状態にしていてもかなりの熱を発している。熱がこもりやすいポケットなんかに入れとくと、触った瞬間ぎょっとするくらい熱くなってる。うむ。冬ならカイロとして使えそうだな便利じゃないか、とか納得してるわけにはいかない。今はまだ残暑の季節だし、そもそもそんなことのために買ったんじゃない。この熱はなんとかならんのか。早いCPUだからしかたないといわれても、だったらなぜもっと大きな電池をつけないのだといいたくなる。

なるほど。こういう状態ならドコモが有利な料金プランを出してまで2台持ちを勧めてくる理由がわかる(少なくとも私はそう理解した)。おそらくこの機種に限らず、アンドロイドのスマホ1台だけで電話とネットの双方に使おうというのは、あまり実用的じゃないんだろう。音楽だの動画だのもこれでなんてさらに非現実的だ。私は別にアップル社の製品のファンというわけではないんだが、iOSの端末をいくつか使ってみて、こういうことはなかったと思うので、やはりこの点においては、iOS端末に軍配を上げざるを得ない。

私の場合、アンドロイド端末は基本的に、テザリングと、iPadのバックアップで使えればいいやという意図なので、使わないときは電源スイッチを切っておくようにした。使いたいときにすぐ使えるというメリットはなくなるが、使いたいときに電池がなくて使えないよりはずっとましだ。

あと気になるのが、UIのあれこれ。これもあちこちでいわれてることだとは思う。個人的には、iOS端末でよくいわれる洗練されたスムーズな操作性みたいな部分にそれほど魅力を感じているわけじゃない。動きがカクカクしたり、一瞬フリーズしたりするのはまあ慣れの問題でもあるからがまんしよう。でも困ったのがタッチパネルだ。触っても触っても反応しないことがある。あんまりひどいので、これは不具合なのではないかとドコモショップに相談に行ったほどだ。で、見てもらいながら気づいたのは、ショップのおねえさんが、指の腹ではなく、横の部分でタッチしていたこと。なんでそうするのかと聞いたら、「なんでかわかりませんがこの方がちゃんと反応するんです」とのこと。

あれこれ議論した結果、どうもこういうことらしいという見解に至った。この端末のタッチパネルはたいへん敏感にできているが、逆に、指の腹でべったり押す、つまりリアルのボタンを押すような操作には反応しにくいように作られているのではないか、と。指の横の部分で押す必要はなく、指の腹でタッチしてもいいんだが、あくまでごく軽くタッチしないと操作として認識しない、と。私の場合は、操作が認識されないとき、リアルのボタンでやるように、つい強く押してしまうので(やるよね?)、さらに認識されづらくなっていたらしい。意識して軽く触れるようにしたら、ある程度は改善した。あとは慣れということか。

こういうのも、あるいは誤操作を防ぐためなのかもしれないが、少なくともiOSの機器ではここまで気を使うことはなかったので、UI全体として、iOS機器の水準には及ばないなあ、というのが、一利用者としての正直な感想。

というわけで、アンドロイド端末を使ってみたら、はからずもiOS端末の優秀さを思い知らされたという話。もちろん、アンドロイド端末の方が優れている点も多々あるんだろうとは思うし、ドコモ回線の強さを実感してもいるが、タッチパネルの方はまだしも、電源の持ちの悪さについてはぜひ改善をお願いしたいなあ。


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