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嫌いな表現を守るということ

自由民主党・公明党・日本維新の会が児童ポルノ規制法の改正案を今国会中に提出する方向、と報じられている。

自公が児童ポルノ禁止法改正案 わいせつ画像「所持」禁止」(産経新聞2013年5月21日)
自民、公明両党は21日、子供のわいせつな画像や写真の「所持」を禁止するための児童ポルノ禁止法改正案を議員立法として来週中に提出することを決めた。日本維新の会を含む3党の共同提案となる見通しで、今国会中の成立を目指す。

この件についてメディアの扱いは総じて小さく、あまり関心を持たれていないようだ。しかし、この改正案には憲法にも関わる重大な問題があり、憲法改正が選挙の争点となりつつある現時点で、決して軽視すべき問題ではない。

子どもを守るという目的自体には何の異存もないが、この改正案は、その目的を達するには不十分であるばかりでなく、深刻な権利侵害のおそれを含むという弊害があり、反対せざるを得ない。

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市場を2時間早く開ければいいだけの話だろう

この記事がよくわからない。

日本標準時「2時間早く」 猪瀬都知事、提案へ 「世界一早く開く金融市場に」」(朝日新聞2013年5月22日)
東京都の猪瀬直樹知事は、22日の政府の産業競争力会議で、日本の「標準時」を2時間早めることを提案する。東京の金融市場が始まる時間を世界で最も早くすることで、金融機関の拠点を日本に置く動きを促す狙いだ。政府は6月にまとめる成長戦略に盛り込むことを含めて検討に入る。

いや別に東京市場を「外国為替市場などが1日のうちで世界で最初に開く」ようにすることに何の異存もないんだが、だったら単純に市場を2時間早く開けばいいだけの話で、わざわざ標準時を変える必要はないのではないか?

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「フリクションボール」への不満

小ネタ。胸ポケットに挿してペンを持ち歩くようになってからけっこう長い。この件についてはずっと前にちょっとした文章を書いたことがあるが、要はメモ用ということだ。これまで、ボールペン2色とシャープペンがセットになった3色(?)のものを使っていたんだが、今回思うところがあって、パイロットの「フリクションボール」というやつにしてみた。こういうやつ。

で、一応使った上でひとこといいたくなったので、少しだけ書く。

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結局芸能人にしか興味ないんだね

芸能人が広告塔になったということで昨年大きな騒動となったペニーオークション詐欺の件、そろそろ判決が出るらしい。

ペニオク詐欺で主犯の男に懲役3年求刑 京都地検」(産経新聞2013年5月14日)
「ペニーオークション」と呼ばれるネットオークションで手数料をだまし取ったなどとして、詐欺と不正指令電磁的記録保管・同供用の罪に問われた大阪市福島区の元会社役員、鈴木隆介被告(30)に対する論告求刑公判が14日、京都地裁(宮端謙一裁判官)で開かれた。検察側は懲役3年を求刑し、結審した。判決は24日に言い渡される。

報道で見聞きする範囲ではこれはどうみても犯罪なので、これ自体には特段の感想はない。ただ、当時あれだけ大騒ぎした事件なのに、判決となるとあまり注目されている気配がないという点についてはひとこと言いたい。

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ハフィントンポスト日本版の「天気晴朗ナレドモ波高シ」

2013年5月7日、ハフィントンポスト日本版がスタートした。通過儀礼なのか、さっそくあちこちから叩かれまくっているが、同時に期待する声も少なからずあるようだ。当面の注目は、政治家なども含む有名人からの寄稿ということになりそうな気がする。

有名人ではないが、私もブロガーとして参加することになった(最初の記事はこれ。要はこの記事の転載だ)。どれどれと思って、7日に六本木ヒルズで開かれたローンチ発表会なる豪勢なイベントに参加してきたわけだが、印象としては、「天気晴朗ナレドモ波高シ」といったところだろうか。

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なぜTOEFL義務付けなどという発想が出てくるのか

自民党の教育再生実行本部が大学入試にTOEFL義務付けを提言したと報じられたのは、しばらく前のことだった。これが夏の参院選の公約になるらしい。

「大学入試にTOEFL義務付けを」 首相に自民提言」(朝日新聞2013年4月8日)

提言自体は公開されておらず、報道だけでは内容がよくわからないので、放置していた。しかし最近、提言をとりまとめた政治家のインタビューが別の記事になっていて、これがあまりに笑止な内容だったので、さすがにひとこと書きたくなった。

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