「フリクションボール」への不満
小ネタ。胸ポケットに挿してペンを持ち歩くようになってからけっこう長い。この件についてはずっと前にちょっとした文章を書いたことがあるが、要はメモ用ということだ。これまで、ボールペン2色とシャープペンがセットになった3色(?)のものを使っていたんだが、今回思うところがあって、パイロットの「フリクションボール」というやつにしてみた。こういうやつ。
で、一応使った上でひとこといいたくなったので、少しだけ書く。
「思うところ」といっても、別に深い事情とか考えとかじゃなぃて。ごく単純に、シャーペンに業を煮やしたという話。
もともとシャーペンを含む3色ボールペンを使っていたのは、当然ながらシャーペンとボールペンを使いたかったからだ。手帳なんかに書き込む時(手帳は紙のものを使っている)はあとで消せるようにシャーペンを使うが、何かに署名したりするときはボールペン。ごくふつうの使い分けだと思う。これを1本でできるのは便利だからという理由。
だが、便利とはいいながら、けっこうめんどくさいことがあった。シャーペンの芯がすぐ折れること。胸に挿していると、ペンというのは意外によく落ちる。で、落とすと見事なぐらいに芯が折れるわけだ。で、3色ペンの場合、これを替えるのがけっこうめんどくさい。ふつうのシャーペンみたいに後ろについてる消しゴムをはずして入れるだけ、とはいかず、ペン先の部分をネジネジと外して、みたいな感じになる。超めんどい。ペン先の細い部分に折れた芯が入ったままのことも多くて、この場合さらにめんどさ10倍増。結局どうにもならずそのまま捨てるはめになったこともけっこうある。
で、考えたわけだ。そうか消せるボールペンというのがあるではないかと。これを使えばシャーペンはいらんではないかと。そしていそいそと、上にリンクを載せたやつを買ったわけだが。
甘かった。
この「フリクションボール3」、ウェブサイトによれば
1本で3色を使い分けでき、何度でも書き消し可能な利便性の高い3色ボールペンです。インキ色は黒・赤・青のベーシックな3色。ペン先は0.5mmの極細タイプで、手帳や資料などの細かい箇所への書き込みに適しています。
だそうな。たいへんけっこうなんだが、しかーし!
証書類・宛名書きには使用できません。
なのだよね。まあ、買う前からわかってろよという話ではあるし、そもそも熱で消えるインクだから当然といえば当然なんだが、しかしそれでは、もともと使ってた3色ボールペンのボールペン部分に当たる機能がないではないか。なんでフリクションボールだけで3色構成しようなんてことを考えたんかね?フリクションボールとふつうのボールペンを組み合わせてこそ価値が出るのに!だいたい黒・赤・青とかいったって黒と青を使い分ける人がいったいどのくらいいるというんだ!
…まあ怒っていてもしかたないので、パイロットの関係者の方、これ見ていたら、ぜひぜひ企画の方にお伝えいただきたい。3色なら、フリクションボールの黒・赤と、ふつうのボールペンの黒とかで構成したらいいんじゃないだろうか。勝手な想像だけど、同じような考えの人ってけっこういるんじゃないかと思うんだよねえ。
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Comments
初めまして。
>なんでフリクションボールだけで3色構成しようなんてことを考えたんかね?
なのですが、『使い間違い』を考慮したのではないかなと。
フリクションインク赤・フリクションインク黒・ボールペンインク黒の構成にすると、『ボールペンで書くところをフリクション黒で書いてしまった』『フリクション黒で書きたかったところをボールペンで書いてしまった』ということが確実に頻発してしまうと思うのです。
Posted by: Kuichi | June 16, 2013 01:39 PM
青の所をスパーーーーーン!!!と引っこ抜いて、同じような長さでフリクションじゃない替え芯をいれれば?w
Posted by: 欲しいと懇願していたとても高いフリクションボールウッドをたった今買った者 | December 08, 2013 08:09 PM