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みすず学苑広告:ヤマトタケルにいったい何が!?

このところ毎年この時期に取り上げているみすず学苑の広告。個人的には、京大の折田先生像とともにこの季節の風物詩のように思っている。

で、今年もやってきたわけだ。ああそんな季節かあと毎回しみじみする。毎年、それなりに新しく、それなりにいつも通りであるわけだが、あにはからんや、今年のはなんつうか、ひと味ちがうのだよ。

ちなみにこれまでのはこんな感じ。

みすず学苑、7つのなぞ
みすず学苑の広告が「進化」している件
さらに進化するみすず学苑!宇宙へ・・
みすず学苑、オカルトへ走る
みすず学苑、今年はアートの世界へ
みすず学苑、今年は「食」と「虫」

ネタに困るようすもなく、よくもまあ続くものだと思うが、今年のはこんな感じ。朝日新聞2014年2月26日付朝刊に出ていたもの。わかりにくい方はみすず学苑のウェブサイトでご確認を。

Misuzu2014

で、まあ見ての通り、今年も食関連らしい。でかでかと出ているのはレタス君とトマト君。どちらもなんというか、かわいい方向ではない方向に思い切り振り切れている。トマト君がマンガを読む傍らで、レタス君は単語帳を暗記中といったところか。で、近くにその仲間だろうか、小さくコーン、ポテト、ナスの諸君が控えている。さらにそのまわりにはできあがった料理、ステーキにシューマイ、カツ丼にラーメンにピラフの皆さんが。まあ、なんというか、B級グルメなラインアップというか。もちろん、毎度おなじみの、あたりを飛び回るプリン軍団も健在。

で、我らが縄文太郎はナス君の隣になぜか媚を売るかのようなポーズで。一時期いっしょにおられた奥様らしき縄文女性やお子様らしき縄文子どもとは離別されたのだろうか。ひょっとしてそっち方向に行ってしまったのだろうか。少し離れた場所には男らしいポーズで土偶君が佇む。彼が現在のパートナーなのかもしれない。

とはいえ、このあたりまでは、毎年いろいろ工夫はしてるということなのだろうが、まあ概ね予想の範囲内だ。

だがしかし。

今年のみすず学苑は一味ちがう。何がちがうって、このシリーズに一貫して登場している(おそらくは)メインキャラクターのヤマトタケル氏だ。例年の、ちょい斜め向き、歯を見せてさわやかニッコリ笑顔ではない(参考画像)。正面を向いて、何やら不適な微笑を浮かべているではないか。

しかも、左の口角が上がっている。よからぬ予感がしたので調べてみると、グーグル先生が一番にご推奨の占い師、咲羅紅先生(どなたか存じ上げないが)によれば、

「人付き合いに疲れていて、表情を作ることに精一杯な人。人と話をすることが苦手でもあり、時には反抗的な態度を取ります。「早く1人になりたい」「この人うざい」と思いながらも、笑顔を作りその場をしのいでいる」

のだそうだ。いったいどうした何があったヤマトタケル。広告ですら作り笑いをしなければならないほどつらいのか。悪いトマトにいじめられたのだろうか飛来するプリンが頭に当たったのだろうか。やはり学業が思ったほど振るわないのだろうか。おおかわいそうにかわいそうに。

しかし、おそらくだが、心配はいらない。なぜなら、今回の広告には強力な新キャラクターが登場しているからだ。学苑長、半田晴久氏その人である。私の知る限り、この広告に学苑長氏ご自身が登場されるのは初めてである。きっとヤマトタケル氏の異変に気づき、応援にかけつけてくれたにちがいない。きっとこれでヤマトタケル氏も心の平安を取り戻すことであろう。なにせこの方、「強運―あなたの運がドンドンよくなる」やら「解決策―瞬間に悩みが消える本」やらといったご著書もあるのだ。ヤマトタケル氏もこれを読めば悩みも苦しみも一発解消請け合いというものであろう。

いやいや一時はどうなることかと心配してしまったわけだが、もとより心配する必要などなかったのだな。というわけで、みすず学苑の広告は今年も元気に「怒涛の英語力」と「感動的な面倒見の良さ」をウリになさっておられる。学習塾としての世間の評価は存じ上げないが、ぜひがんばっていただきたい。もちろん受験生の皆さんは、みすず学苑に行っていようといまいと、がんばっていただきたく。

しかしこれで来年のヤマトタケル氏がどうなるか、気になる。とても、気になる。元気な笑顔が見られるといいなあ。




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