LGBTと同性婚は別問題らしい
自民党の稲田朋美政調会長が連休中に開かれるLGBTのイベント「東京レインボープライド」に出席してあいさつする、というニュースが流れて、一部で話題になっている。
「自民・稲田政調会長、LGBTの大会出席へ 自民党3役の出席は初」(Yahoo!ニュース2016年5月3日)LGBTの大会に自民党3役が出席するのは初めてだそうだが、党の性格やら歴史やらを考えれば不思議はない。今回の出席も、記事にある通り、参院選対策というのが主たる目的だろう。お得意のソーシャルリスニングとやらで、自党の弱みであるこの領域への対策が、当座の選挙をしのぐためには必要と判断したのではないか。
自民党では、LGBTが抱える問題を検討する特命委員会が、4月27日、党として初めて対策案を取りまとめている。 自民党は、伝統的な家族観を重んじる議員も多く、従来、慎重な姿勢だったが、夏の参院選に向けて、幅広い層から支持を得ようと、この問題を重視する姿勢を示す狙いもあるとみられる。
とはいえ、与党がこうした姿勢を示したこと自体は悪くない。当該大会でそういう場が設けられるかどうか知らないが、いい機会だから可能なら議論したらいいと思う。
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