「『電脳コイル』とセカンドライフ」:セカンドライフマガジン第2号
セカンドライフマガジン第2号に、「『電脳コイル』とセカンドライフ」というタイトルの短いコラムを書いたのでメモ。
引き続き東京国際アニメフェア関連。よく海外で、マンガの描き方の本をいろいろ目にするのだが、これらの本を出版しているのがジャパニメ㈲。ブースで「新作」を見つけたのでチェック。Chihiro Hattori, The Manga Cookbook, Japanime Co Ltd., 2007.
Thomas W. Bates, Kathleen M. Kahle, and René M. Stulz. "Why Do U.S. Firms Hold so Much More Cash than They Used to?." Fisher College of Business Working Paper No. 2007-03-006,
Charles A. Dice Center Working Paper No. 2006-17.
Michael Hanke and Florian Hauser (2007). "On the effects of stock spam e-mails." Journal of Financial Markets Volume 11, Issue 1, February 2008, Pages 57-83.
日本総研新社会システム創成クラスター主任研究員の香川裕一氏のコラム「研究員のココロ」に「クレジットカードを活用した生活保護費の給付の可能性」というのが出ていて、面白かった。
ROGERS,Todd and Max H. Bazerman (2007). "Future Lock-In: Future Implementation Increases Selection of 'Should' Choices." Harvard PON Working Paper No. 983148, and Harvard NOM Working Paper No. 07-038.
実は本文は読んでない。以下、要旨だけみて感想を書き散らすというきわめて無責任な文章。
「児童心理」2008年2月号が「ゲーム世代の子どもたち」という特集を組んでいるが、その中に「オンラインゲーム利用における子どもの安全―リアルマネートレード(RMT)の問題から考える」という文章を書いた。
いよいよ2008年がやってきた。実にうれしい。いや待ったかいがあった。というのも以前こういう記事を書いたからで。合わせて、最近はどういう予測が出てるかも少し集めてみた。いやこういうのって楽しいな。楽しいので、以下長文。
しばらく前にテレビで見かけた「マンガ・シェークスピア」。ニュースにも出ていたし、ネット界隈ではすでにあちこちで取り上げられているので話としてはすでに古いのだろうが、実物を見てみたくなって、読んでみることにした。知ってる人にはなにをいまさらな話なので念のため。
買ったのは「ROMEO AND JULIET」。こんな表紙。
イスラム金融に注目している話は前にも書いたことがあるのだが、といってもなかなか文献がないこともあって、なかなか勉強する機会がない。自分なりにいろいろ探したのだが、日本語でまとまったものはないように思う。というわけで英語のものをさがすと、これがけっこうある。年度が変わったら買おうと思って実は自分でもまだ買っていないのだが、一応メモのために書きだしておくことにする。
GOMPERS, PAUL A., ANNA KOVNER, JOSH LERNER, and DAVID S. SCHARFSTEIN (2006). "Skill vs. Luck in Entrepreneurship and Venture Capital: Evidence from Serial Entrepreneurs."
Bell, Tom W. (2006). "Prediction Markets for Promoting the Progress of Science and the Useful Arts." George Mason Law Review, Vol. 14, 2006.
Keywords: prediction markets, information markets, decision markets patents, copyrights
ページ番号が出てないから、forthcomingかな。
Woodwarda, D., O. Figueiredob, and P. Guimarães (2006). "Beyond the Silicon Valley: University R&D and high-technology location." Journal of Urban Economics 60, 1: 15-32.
Hahn, Robert W. and Paul C. Tetlock eds. (2006). Information Markets: A New Way of Making Decisions. AEI-Brookings Books and Monographs 06-03. Mar 2006.
「米国の外国人科学技術労働者への高まる依存とリスク」、三菱東京UFJ銀行レポート。
ネタ系に走り気味の味わい深いレポート。これまで比較的お堅いレポートを出し続けていたMTUFJまでが。一般には公開されていないレポートなので「詳細は現物を」とはいかないのが残念だが。
Milanovic, Branko (2003). "Globalization and goals: Does soccer show the way?" Working Paper, World Bank.
ネタのようでけっこうまじめ、という論文。
高森寛・井手正介編「金融・契約技術・エージェンシーと経営戦略」東洋経済新報社、2006年。
宣伝モード。第7章「EVA,MVAの企業価値からリアル・オプション価値へ」を担当。
Naoto Oshiro, and Yasufumi Saruwatari (2005). "Quantification of sovereign risk: Using the information in equity market prices." Emerging Markets Review 6, 4: 346-362.
読んどかなきゃ、というためのメモ。
大前研一の「ボーダレス・ワールド」といえば、90年代初頭に一世を風靡したベストセラーだ(日本語版は翻訳。原著はこちら)。ずいぶん読みふけったものだ。
90年代末のハンチントン「文明の衝突」以来、ちょっと色あせたのかもなどと軽く考えていたのだが、やはり今でもその価値は失われていない、と思い直した話。そんなの当然じゃないか、という方にはあまり面白くないかもしれないが。
Fairfield, Joshua A.T. (2005). "Virtual Property." working paper, Indiana University of Law, Bloomington.
「ゲーム内経済学」シリーズの特別編。最近「Terra Nova」でも話題になったFairfieldの仮想資産の法学的分析に関する最新論文を斜め読み。
Matthias Sutter (2005). "Are four heads better than two? An experimental beauty-contest game with teams of different size." Economics Letters 88, 1 (July 2005): 41-46.
自分用のメモ。著者の所属機関:Max Planck Institute for Research into Economic Systems, Strategic Interaction Group, Kahlaische Strasse 10, D-07745 Jena, Germany
Abstract
We examine the influence of team size on decision making in a beauty-contest experiment. Teams with four members outperform teams with two members and single persons significantly, whereas the latter two types of decision makers do not differ.
Keywords: Team decision making; Team size; Beauty-contest experiment
JEL classification: C72; C91
Richard G. Newella, James N. Sanchiricoa, and Suzi Kerrb (2005). "Fishing quota markets." Journal of Environmental Economics and Management Volume 49, Issue 3 (May 2005): 437-462.
市場メカニズムを用いた資源配分の試みはあちこちにあるが、こういうのもあるんだな、というメモ。
Jungmin Lee (2005). "Marriage, female labor supply, and Asian zodiacs." Economics Letters Volume 87, Issue 3 (June 2005): 427-432.
これは「ネタ系経済分析」ではない。
In virtual worlds of online games, people often compete against other players by using various items, such as virtual swords, magic skills, automobiles, or spacecrafts. In some games they might use virtual cards or slot machines.
But in some games, people use mahjong tiles for competition.
続きを読む "Online Mahjong Is For Competition, Rather Than For Communication"(Virtual World Update Japanへリンクしているので念のため)
門倉貴史「急拡大が見込まれる日本のヨガ市場~2004年の推定ヨガ人口は23万人、市場規模は139.5億円(関連商品市場を含めると151.1億円)~」、第一生命経済研究所マクロ経済分析レポート、2005年5月18日。
「あの」門倉氏がまたまた放った「衝撃」レポート。
こんどは「ヨガ」だ!!
西田利貞「人間性はどこから来たか:サル学からのアプローチ」。京都大学学術出版会、1999年。
「へえ」ボタンを連打した後、うーんと考えさせる。そんな本だ。人間を知りたければ、まずサルから始めよ、というわけで。内容は専門外の者にはそれなりに高度だが、学部学生向けの講義録が元だそうで、ついていけないということはない。お勧め。
Curhan, Jared R., Margaret A. Neale, Lee D. Ross, and Jesse Rosencranz-Engelmann (2004). "The O. Henry Effect: The Impact of Relational Norms on Negotiation Outcomes. "MIT Sloan Working Paper No. 4509-04; AoM Conflict Management Division 2002 Mtgs. No. 14092.
Forno, Richard (2003). "WEAPONS OF MASS DELUSION: America’s Real National Emergency." Arlington, VA: Potomac View Books.
いわゆる「9.11」以降のアメリカ文化を検証し、一般のアメリカ人たちがふれたがらない、直視したがらない部分に取り組んだ本だ。今日のアメリカが直面している国家的危機は、テロでもならず者国家でもなく、日々浴び続ける「大量欺瞞」によって抱かされる幻想が、私たちの真実の姿、私たちがどこへ向かおうとしているのかを覆い隠してしまうことだ、という。
この本は、Creative Commons License Agreementの下で、PDFファイルによる配布が認められている。> サイトから自由にダウンロードできるが、もし著者の主旨に賛同するならば、お金を出して買っていただきたい。印税はElectronic Frontier Foundationに寄付されるそうだ。第一、紙ベースで製本されたもののほうが読みやすい。
今野浩・刈屋武昭・木島正明編「金融工学事典」朝倉書店、2004年。
金融工学に関する総合リファレンス。全846ページもある。この事典の特徴は、各項目について数ページにわたってかなり詳しい説明をしていること。事典の説明がそっけなくてわからない、という人にはうってつけである。唯一つらいのは価格だ。税込みで23,100円は気合の入った方でないとなかなか手が出ないだろう。編者はこの分野で知らなければモグリの大先生方。著者は全部で82人。そうそうたるメンバーの中で、不肖私も1項目(6ページ)だけ参加している。
James Surowiecki (2004). "The Wisdom of Crowds: Why the Many Are Smarter Than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business,Economies, Societies and Nations." Bantam Dell Pub Group.
著者はNew Yorker誌のコラムニストだそうだ。「Collective Intelligence」は、「集団知」とでも訳すのだろうか。本書の主張は、ひとことでいえば、「適切な状況の下では、人々の集団は、その中で最も優れた個人よりも優れた判断を下すことができる」ということである。適切な条件とは、
(1) 意見の多様性
(2) 各メンバーの独立性
(3) 分散化
(4) 意見集約のための優れたシステム
であり、これらが満たされれば、個々のメンバーが正解を知っていなくても、また合理的では必ずしもなかったとしても、グループのほうがよいという。
(Economist誌の書評はこちら。ただし有料)
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