21世紀の「とりかへばや」に関する小論

しばらく前にどこかの書評欄(思い出せない。申し訳ない)で見かけて買ってみた、坂井恵理著「ヒヤマケンタロウの妊娠」 (BE LOVE KC)が面白かった。

で、少し連想したことがあったのでひとくさり。割ととりとめのない文章なのでご注意。若干のネタバレを含むので併せてご注意。

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『コンテンツ産業論:文化創造の経済・法・マネジメント』

河島伸子著『コンテンツ産業論:文化創造の経済・法・マネジメント』ミネルヴァ書房、2009年。

某誌向けなんだがこっそり出しとく。一応ちょっとだけ変えてある。


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書評:『著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」』

福井健策著『著作権の世紀―変わる「情報の独占制度」』集英社新書、2010年。

某誌向けなんだがこっそり出しとく。一応ちょっとだけ変えてある。

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Sanctioning Faith: Religion, Politics, and U.S.-Cuban Relations

Goldenziel, Jill I., "Sanctioning Faith: Religion, Politics, and U.S.-Cuban Relations." Journal of Law and Politics, Vol. 25, No. 2, 2009.

ひょんなことから見つけちゃったのだが、面白い。

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"Risk loving after the storm: A Bayesian-Network study of Hurricane Katrina evacuees"

Catherine C. Eckel, Mahmoud A. El-Gamal, and Rick K. Wilson. "Risk loving after the storm: A Bayesian-Network study of Hurricane Katrina evacuees." Journal of Economic Behavior & Organization. Volume 69, Issue 2, February 2009, Pages 110-124.

ちょっと前のものだが。ネットで全文読めるので興味ある方はぜひ。

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「金融恐慌とユダヤ・キリスト教」

島田裕巳著「金融恐慌とユダヤ・キリスト教」文春新書、2009年。

いただきもの。いや別にクリスマスだから取り上げたとかじゃないから。

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"IQ and Stock Market Participation"

Mark Grinblatt, Matti Keloharju, and Juhani T. Linnainmaa (2009). "IQ and Stock Market Participation," Chicago Booth Research Paper No. 09-27, CRSP Working Paper.

概要
An individual’s IQ stanine, measured early in adult life, is monotonically related to his stock market participation decision later in life. The high correlation between IQ and participation, which exists even among the 10% most affluent individuals, controls for wealth, income, and other demographic and occupational information. Supplemental data from siblings is used with both an instrumental variables approach and paired difference regressions to show that our results apply to both females and males, and that omitted familial and non-familial variables cannot account for our findings.

ある程度想像がつく結論ではあるが、きちんと確かめたのは重要。フィンランドのデータでやってるというのがひとつのポイントではある。身も蓋もないこういう研究は日本ではなかなかやりにくそう。すぐ格差論とかになっちゃいそうだし。

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Mourning for the dead whale by the shore

A little piece of news from Japan:

Whale washed up on Chiba beach dies
(Japan Today: Friday 03rd July, 04:26 AM JST)
A whale that was found washed up on a beach in Sammu, Chiba Prefecture on Wednesday died Thursday morning, the Sammu city office said.

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「検証ビジネススクール:日本でMBAを目指す全ての人に」

慶應義塾大学ビジネス・スクール編「検証ビジネススクール:日本でMBAを目指す全ての人に」、慶應義塾大学出版会、2009年。いただきもの。

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読んでないけど読んでみたい心理学の本を20冊

他分野の本というのは、まったく興味がわかないことも多いのだが、逆にひどくそそられる場合もある。時間もとれないし買うと高いしでなかなか機会がないのだが、たまに猛烈に読みたくなってくる。今回の「発作」は心理学。いろいろなきっかけがあったのだが、直接的には、手元に送られてきた北大路書房の図書目録2009年版。タイトルと数行の紹介を読んだだけなのだが、「あなたはアマゾンに飛びたくな~る、飛びたくな~る・・」と目の前でコインを揺らされてる気分になってしまって。とはいえ、根っから不真面目な性格なので、興味の持ち方も、まじめ方向ばかりとはいかない。

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「リスクの正体!-賢いリスクとのつきあい方」 発売

手短に宣伝モード。先日お知らせした「リスクの正体!-賢いリスクとのつきあい方」は今日発売、らしいので改めて告知。どの書店に置かれるとかは知らないので、アマゾン等でお求めになるのが便利かと思う。よろしくー


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「リスクの正体!-賢いリスクとのつきあい方」

手短に宣伝モード。2009年1月7日にバジリコから「リスクの正体!-賢いリスクとのつきあい方」という本が出る、らしい。もうアマゾンに出てるようなのでお知らせ。

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"Do Sports Fans Really Value Uncertainty of Outcome? Evidence from the English Premier League"

Buraimo, Babatunde and Rob Simmons (2008). "Do Sports Fans Really Value Uncertainty of Outcome? Evidence from the English Premier League." International Journal of Sports Finance 2008, 3, pp.146-155.

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「血液型と性格の社会史」

松田薫著「[血液型と性格]の社会史」、河出書房新社、1991年。

日本デジタルゲーム学会でお世話になっている御茶ノ水女子大学の坂元章先生に教えていただいた本。ずいぶん前のものだが、これは面白い。このテーマに関心のある人には必読。

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経営情報学会誌「仮想世界サービスのビジネスへの活用とその意義―「セカンドライフ」バブルを越えて」

ごく手短に。経営情報学会という学会があって、その論文誌は「経営情報学会誌」というのだが、その第17巻第2号(2008年9月)内の「経営情報フォーラム」というコーナーに「仮想世界サービスのビジネスへの活用とその意義―「セカンドライフ」バブルを越えて」という書き物を載せていただいたので、個人的にメモ。

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「『電脳コイル』とセカンドライフ」:セカンドライフマガジン第2号

セカンドライフマガジン第2号に、「『電脳コイル』とセカンドライフ」というタイトルの短いコラムを書いたのでメモ。

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タコさんウインナーの作り方 in English

引き続き東京国際アニメフェア関連。よく海外で、マンガの描き方の本をいろいろ目にするのだが、これらの本を出版しているのがジャパニメ㈲。ブースで「新作」を見つけたのでチェック。Chihiro Hattori, The Manga Cookbook, Japanime Co Ltd., 2007.

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「日本企業の東アジア戦略:米欧アジア企業との国際比較」

深尾京司・日本経済研究センター編「日本企業の東アジア戦略―米欧アジア企業との国際比較」日本経済新聞社、2008年。

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"Why Do U.S. Firms Hold so Much More Cash than They Used to?"

Thomas W. Bates, Kathleen M. Kahle, and René M. Stulz. "Why Do U.S. Firms Hold so Much More Cash than They Used to?." Fisher College of Business Working Paper No. 2007-03-006,
Charles A. Dice Center Working Paper No. 2006-17.

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"On the effects of stock spam e-mails"

Michael Hanke and Florian Hauser (2007). "On the effects of stock spam e-mails." Journal of Financial Markets Volume 11, Issue 1, February 2008, Pages 57-83.

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「クレジットカードを活用した生活保護費の給付の可能性」

日本総研新社会システム創成クラスター主任研究員の香川裕一氏のコラム「研究員のココロ」に「クレジットカードを活用した生活保護費の給付の可能性」というのが出ていて、面白かった。

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"Future Lock-In: Future Implementation Increases Selection of 'Should' Choices"

ROGERS,Todd and Max H. Bazerman (2007). "Future Lock-In: Future Implementation Increases Selection of 'Should' Choices." Harvard PON Working Paper No. 983148, and Harvard NOM Working Paper No. 07-038.

実は本文は読んでない。以下、要旨だけみて感想を書き散らすというきわめて無責任な文章。

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「児童心理」2008年2月号「オンラインゲーム利用における子どもの安全―リアルマネートレード(RMT)の問題から考える」

児童心理」2008年2月号が「ゲーム世代の子どもたち」という特集を組んでいるが、その中に「オンラインゲーム利用における子どもの安全―リアルマネートレード(RMT)の問題から考える」という文章を書いた。

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2008年はどう予測されているか

いよいよ2008年がやってきた。実にうれしい。いや待ったかいがあった。というのも以前こういう記事を書いたからで。合わせて、最近はどういう予測が出てるかも少し集めてみた。いやこういうのって楽しいな。楽しいので、以下長文。

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「シリーズ ビジネスの数理 第5巻 金融・会計のビジネス数理」

牧本直樹編著「金融・会計のビジネス数理 (シリーズ〈ビジネスの数理〉 第 5巻)」、朝倉書店、2007年。

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「コンテンツ学」

長谷川文雄・福冨忠和編「コンテンツ学」 (世界思想ゼミナール) 世界思想社、2007年。

一応共著者なので宣伝。

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「MANGA SHAKESPEARE」を読んでみた

しばらく前にテレビで見かけた「マンガ・シェークスピア」。ニュースにも出ていたし、ネット界隈ではすでにあちこちで取り上げられているので話としてはすでに古いのだろうが、実物を見てみたくなって、読んでみることにした。知ってる人にはなにをいまさらな話なので念のため。

買ったのは「ROMEO AND JULIET」。こんな表紙。

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イスラム金融を勉強する10冊

イスラム金融に注目している話は前にも書いたことがあるのだが、といってもなかなか文献がないこともあって、なかなか勉強する機会がない。自分なりにいろいろ探したのだが、日本語でまとまったものはないように思う。というわけで英語のものをさがすと、これがけっこうある。年度が変わったら買おうと思って実は自分でもまだ買っていないのだが、一応メモのために書きだしておくことにする。

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「情報社会論―超効率主義社会の構図」

加納 寛子編著「情報社会論―超効率主義社会の構図」、北大路書房、2007年。

これだけ見るとわからないだろうが、私も一応共著者になっている。


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藤本徹著「シリアスゲーム―教育・社会に役立つデジタルゲーム」

藤本徹著「シリアスゲーム―教育・社会に役立つデジタルゲーム」東京電機大学出版局、2007年。

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"Skill vs. Luck in Entrepreneurship and Venture Capital: Evidence"

GOMPERS, PAUL A., ANNA KOVNER, JOSH LERNER, and DAVID S. SCHARFSTEIN (2006). "Skill vs. Luck in Entrepreneurship and Venture Capital: Evidence from Serial Entrepreneurs."

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"Prediction Markets for Promoting the Progress of Science and the Useful Arts"

Bell, Tom W. (2006). "Prediction Markets for Promoting the Progress of Science and the Useful Arts." George Mason Law Review, Vol. 14, 2006.
Keywords: prediction markets, information markets, decision markets patents, copyrights

ページ番号が出てないから、forthcomingかな。

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IT企業は大学から145マイル以内に立地せよ、という話

Woodwarda, D., O. Figueiredob, and P. Guimarães (2006). "Beyond the Silicon Valley: University R&D and high-technology location." Journal of Urban Economics 60, 1: 15-32.

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"Information Markets: A New Way of Making Decisions"

Hahn, Robert W. and Paul C. Tetlock eds. (2006). Information Markets: A New Way of Making Decisions. AEI-Brookings Books and Monographs 06-03. Mar 2006.

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WBCと科学技術とネタ系経済分析の話

「米国の外国人科学技術労働者への高まる依存とリスク」、三菱東京UFJ銀行レポート。

ネタ系に走り気味の味わい深いレポート。これまで比較的お堅いレポートを出し続けていたMTUFJまでが。一般には公開されていないレポートなので「詳細は現物を」とはいかないのが残念だが。

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「政策評価ミクロモデル」

金本良嗣・蓮池勝人・藤原徹著「政策評価ミクロモデル」、東洋経済新報社、2006年。

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サッカーでグローバル経済を考える、という話

Milanovic, Branko (2003). "Globalization and goals: Does soccer show the way?" Working Paper, World Bank.

ネタのようでけっこうまじめ、という論文。

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「金融・契約技術・エージェンシーと経営戦略」

高森寛・井手正介編「金融・契約技術・エージェンシーと経営戦略」東洋経済新報社、2006年。

宣伝モード。第7章「EVA,MVAの企業価値からリアル・オプション価値へ」を担当。

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「Quantification of sovereign risk: Using the information in equity market prices」

Naoto Oshiro, and Yasufumi Saruwatari (2005). "Quantification of sovereign risk: Using the information in equity market prices." Emerging Markets Review 6, 4: 346-362.

読んどかなきゃ、というためのメモ。

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「ボーダレス・ワールド」を思い出した話

大前研一の「ボーダレス・ワールド」といえば、90年代初頭に一世を風靡したベストセラーだ(日本語版は翻訳。原著はこちら)。ずいぶん読みふけったものだ。

90年代末のハンチントン「文明の衝突」以来、ちょっと色あせたのかもなどと軽く考えていたのだが、やはり今でもその価値は失われていない、と思い直した話。そんなの当然じゃないか、という方にはあまり面白くないかもしれないが。

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ゲーム内経済学(特別編):「Virtual Property」

Fairfield, Joshua A.T. (2005). "Virtual Property." working paper, Indiana University of Law, Bloomington.

「ゲーム内経済学」シリーズの特別編。最近「Terra Nova」でも話題になったFairfieldの仮想資産の法学的分析に関する最新論文を斜め読み。

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Are four heads better than two? An experimental beauty-contest game with teams of different size

Matthias Sutter (2005). "Are four heads better than two? An experimental beauty-contest game with teams of different size." Economics Letters 88, 1 (July 2005): 41-46.

自分用のメモ。著者の所属機関:Max Planck Institute for Research into Economic Systems, Strategic Interaction Group, Kahlaische Strasse 10, D-07745 Jena, Germany

Abstract
We examine the influence of team size on decision making in a beauty-contest experiment. Teams with four members outperform teams with two members and single persons significantly, whereas the latter two types of decision makers do not differ.

Keywords: Team decision making; Team size; Beauty-contest experiment

JEL classification: C72; C91


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Fishing Quota Markets

Richard G. Newella, James N. Sanchiricoa, and Suzi Kerrb (2005). "Fishing quota markets." Journal of Environmental Economics and Management Volume 49, Issue 3 (May 2005): 437-462.

市場メカニズムを用いた資源配分の試みはあちこちにあるが、こういうのもあるんだな、というメモ。

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韓国女性の労働参加率が干支に関係しているという話

Jungmin Lee (2005). "Marriage, female labor supply, and Asian zodiacs." Economics Letters Volume 87, Issue 3 (June 2005): 427-432.

これは「ネタ系経済分析」ではない。

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Online Mahjong Is For Competition, Rather Than For Communication

In virtual worlds of online games, people often compete against other players by using various items, such as virtual swords, magic skills, automobiles, or spacecrafts. In some games they might use virtual cards or slot machines.

But in some games, people use mahjong tiles for competition.

続きを読む "Online Mahjong Is For Competition, Rather Than For Communication"(Virtual World Update Japanへリンクしているので念のため)

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「急拡大が見込まれる日本のヨガ市場」

門倉貴史「急拡大が見込まれる日本のヨガ市場~2004年の推定ヨガ人口は23万人、市場規模は139.5億円(関連商品市場を含めると151.1億円)~」、第一生命経済研究所マクロ経済分析レポート、2005年5月18日。

「あの」門倉氏がまたまた放った「衝撃」レポート。

こんどは「ヨガ」だ!!

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「人間性はどこから来たか:サル学からのアプローチ」

西田利貞「人間性はどこから来たか:サル学からのアプローチ」。京都大学学術出版会、1999年。

「へえ」ボタンを連打した後、うーんと考えさせる。そんな本だ。人間を知りたければ、まずサルから始めよ、というわけで。内容は専門外の者にはそれなりに高度だが、学部学生向けの講義録が元だそうで、ついていけないということはない。お勧め。

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The O. Henry Effect: The Impact of Relational Norms on Negotiation Outcomes

Curhan, Jared R., Margaret A. Neale, Lee D. Ross, and Jesse Rosencranz-Engelmann (2004). "The O. Henry Effect: The Impact of Relational Norms on Negotiation Outcomes. "MIT Sloan Working Paper No. 4509-04; AoM Conflict Management Division 2002 Mtgs. No. 14092.

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Weapons of Mass Delusion: America's Real National Emergency

Forno, Richard (2003). "WEAPONS OF MASS DELUSION: America’s Real National Emergency." Arlington, VA: Potomac View Books.

いわゆる「9.11」以降のアメリカ文化を検証し、一般のアメリカ人たちがふれたがらない、直視したがらない部分に取り組んだ本だ。今日のアメリカが直面している国家的危機は、テロでもならず者国家でもなく、日々浴び続ける「大量欺瞞」によって抱かされる幻想が、私たちの真実の姿、私たちがどこへ向かおうとしているのかを覆い隠してしまうことだ、という。

この本は、Creative Commons License Agreementの下で、PDFファイルによる配布が認められている。> サイトから自由にダウンロードできるが、もし著者の主旨に賛同するならば、お金を出して買っていただきたい。印税はElectronic Frontier Foundationに寄付されるそうだ。第一、紙ベースで製本されたもののほうが読みやすい。

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金融工学事典

今野浩・刈屋武昭・木島正明編「金融工学事典」朝倉書店、2004年。

金融工学に関する総合リファレンス。全846ページもある。この事典の特徴は、各項目について数ページにわたってかなり詳しい説明をしていること。事典の説明がそっけなくてわからない、という人にはうってつけである。唯一つらいのは価格だ。税込みで23,100円は気合の入った方でないとなかなか手が出ないだろう。編者はこの分野で知らなければモグリの大先生方。著者は全部で82人。そうそうたるメンバーの中で、不肖私も1項目(6ページ)だけ参加している。

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The Wisdom of Crowds: Why the Many Are Smarter Than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business,Economies, Societies and Nations

James Surowiecki (2004). "The Wisdom of Crowds: Why the Many Are Smarter Than the Few and How Collective Wisdom Shapes Business,Economies, Societies and Nations." Bantam Dell Pub Group.

著者はNew Yorker誌のコラムニストだそうだ。「Collective Intelligence」は、「集団知」とでも訳すのだろうか。本書の主張は、ひとことでいえば、「適切な状況の下では、人々の集団は、その中で最も優れた個人よりも優れた判断を下すことができる」ということである。適切な条件とは、
(1) 意見の多様性
(2) 各メンバーの独立性
(3) 分散化
(4) 意見集約のための優れたシステム
であり、これらが満たされれば、個々のメンバーが正解を知っていなくても、また合理的では必ずしもなかったとしても、グループのほうがよいという。
(Economist誌の書評はこちら。ただし有料)

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