「シャラップ!」より問題なのは

最近はネットのおかげか暴言ネタに事欠かない(ちっともありがたくないが)。暴言に対して本当に怒ったり悲しんだりしている人もたくさんいるのだろうが、どうも見ていると、ネタとして消費されている場合の方が多いような風情が感じられなくもない。「他人の不幸は蜜の味」などというが、他人の暴言も、何の味かはともかく、人々がおいしく召し上がるもののようだ。特に有名人やら政治家やら官僚やらの暴言は、ひときわ美味らしい。昨今の「大漁」ぶりにマスメディアの方々も笑いが止まらないのではないかと想像する。

都知事の件、大阪市長の件がネタとして消費され尽くした後の暴言界で今、話題の中心となっているのはおそらく、復興担当だった官僚のツイッター発言炎上事件だろう(この件)。しかし、それにやや隠れたかたちになってはいるものの、私としてはむしろ、こちらに注目したい。

「日本の人権大使が国連で暴言 「シャラップ」」(共同通信2013年6月14日)
【ジュネーブ共同】国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会の対日審査が行われた5月22日、日本の上田秀明・人権人道担当大使が英語で「黙れ」を意味する「シャラップ」と大声で発言していたことが13日までに分かった。「シャラップ」は、公の場では非礼に当たる表現。

人もすなる暴言吊し上げ合戦を我もしてみんとて、というわけではないが、この件ではどうしても気になることがある。

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市場を2時間早く開ければいいだけの話だろう

この記事がよくわからない。

日本標準時「2時間早く」 猪瀬都知事、提案へ 「世界一早く開く金融市場に」」(朝日新聞2013年5月22日)
東京都の猪瀬直樹知事は、22日の政府の産業競争力会議で、日本の「標準時」を2時間早めることを提案する。東京の金融市場が始まる時間を世界で最も早くすることで、金融機関の拠点を日本に置く動きを促す狙いだ。政府は6月にまとめる成長戦略に盛り込むことを含めて検討に入る。

いや別に東京市場を「外国為替市場などが1日のうちで世界で最初に開く」ようにすることに何の異存もないんだが、だったら単純に市場を2時間早く開けばいいだけの話で、わざわざ標準時を変える必要はないのではないか?

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ロシアの儀仗兵?の敬礼が気になる

2013年4月29日のトップニュースは、日露首脳会談だった。共同声明については、今朝の新聞(紙の方)でもトップになっている。

「北方領土交渉を加速」 10年ぶり共同声明発表」(産経新聞2013年4月29日)
【モスクワ=半沢尚久】ロシアを訪問中の安倍晋三首相は29日午後(日本時間同日夕)、プーチン大統領とモスクワ市内のクレムリン(大統領府)で会談、共同声明を発表した。

報道では、個別項目、たとえば北方領土問題やら経済協力問題やらといった問題に関する共同声明の内容、あるいは会談の歴史的意義やら今後の動静やらといったさまざまな論点についてかなり詳細に報じられ、識者の方々がいろいろと解説を加えておられた。たいへん勉強になった。

しかし、本件に関する私の最大の関心事はそれらではない(ここで悪乗り回路起動)。

もう気になって気になって、しばらく眠れそうにない。

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「デスブログ」といういじめ

あるタレントのブログを「デスブログ」と呼ぶ人たちがいる。「このデスブログに書かれた人物や企業などはかなりの確率で不幸に見舞われるため、「デスノートのブログ版」としてこの名が定着している」(ニコニコ大百科による説明)のだそうだ。今問題になっているボーイング787旅客機についてもこのブログで言及があったという情報が出ていたが、それだけでなく、少なくとも過去数年にわたって、数多くの例で、何かよくないことが起きるとこの「デスブログ」が検索され、「ほうらやっぱり書いてあったやっぱりデスブログだ」と囃し立てる事例が、少なくともネット上では相次いでいる。

この件、前々から気になっていた。これは「いじめ」ではないのだろうか。

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「本当の言葉」って何なのさ

2011年4月5日付朝日新聞夕刊「文芸批評」欄に文芸批評家の大澤信亮氏が「欲しかったのは本当の言葉 「秋葉原事件」とは何か」と題した文章を載せている。不勉強にしてこの方を知らないんだが、おそらくは有名な方なんだろう。「ロスジェネ」という雑誌の編集委員を務めていた、とある。1976年生まれというのは、まさにその世代、なのかな。ともあれ、少なくとも私より頭のいい方ではあると推察する。いや別に根拠はないがなんとなくそんな印象。

要するに、読んだのだが、読んでも読んでもわからないので困っているわけ。

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ドコモN-08Bがとりあえずよくわからない件

ドコモN-08Bにアクセスポイントモードがあるというのでほいほいとモニターに応募して、ほくほくと受け取ってきたわけだが、いざ使おうとしたらよくわからなくて、とりあえずへなへなとなっている。モニターの条件で3回以上レポートせいとなっているので、とりあえず1回目。

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「マニフェスト政治」とのつきあい方を考えてたらわかんなくなってきた

参院選が終わった。結果については思うところがないでもないが面倒なので別の機会にする。ここでは、「マニフェスト」(でも選挙公約でもなんでもいいが)を掲げて争われた選挙戦で、再びねじれ国会となっちゃった点についていったいどうするんだろう、と思ったりしてる件について。少なくとも今の政権は参議院では半数未満しかいないわけで、野党の協力がなければ大半の法案は成立させられない。協力を求めたければ、マニフェストを修正せざるを得ないのではないか。そう思っていたら、2010年7月14日付朝日新聞に曽我豪編集委員名で「民主党挫折の先(中) 手作りの多数へ 対話を」と題した記事が出ていた。

で、つらつら考えていたら、どうもよくわからなくなってきた。マニフェストがっていうより、マニフェストの論じられ方が。

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彼らのゲーム歴はなぜ公表されないのか

京都の男子大学生6人がコンパで酒に酔った女子大学生1人を集団で暴行したとして、集団準強姦の疑いで逮捕された件は、その事実自体もさることながら、その後の大学側の対応やらネットの書き込みやらで、まだ大きな関心を呼んでいるらしい。ともあれまず、被害者の方に心よりお見舞い申し上げる。この犯罪自体をネタにするつもりはない。

とはいえ、この件については私も関心がある。過去に何度も書いたテーマなのだが、最近の話題に関連していることもあるし、「実例」を目の当たりにすると、やはり一言触れずにおくわけにはいかない。

「彼ら」、つまりその男子大学生らは、「あのゲーム」や「あの類のゲーム」をやっていたのだろうか。

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社長室にはいすがあるみたいなんだが

ITProに出ているキヤノン電子の訪問記が一部で話題になっていて面白そうだったので、ちょっと見てみることにした。このキヤノン電子の社長の酒巻久氏は『椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!』(祥伝社)なる本を出版されている。で、記事のタイトルもこう。

本当に「いす」がなかった,キヤノン電子のオフィス

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新型インフルエンザ感染者のニュースを見ていて気になったんだが

新型インフルエンザのニュースがどんどん飛び込んできていて、けっこう錯綜しているものだから、追いかけるのも大変なほどだったりするのだが、つらつらと眺めていて、なんだか気になることが1つある。あらかじめことわっとくと、この分野にはまったく素人なので、そもそもそういう前提の話だが。

感染例として伝えられているのは、どうもどちらかというと女性が多いように思うのだが、どうだろうか。

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