大学入学式に親は出るべき?

おおかたの学校ではそろそろ卒業式も終わるころだろう。まもなく入学式シーズンだ。大学も当然入学式を行うわけだが、この時期になると決まって出るのが、入学式に親が出席することへの批判だ。かつては「親離れできないいまどきの子ども」への批判が定番だったが、最近は逆に「子離れできない親」への批判が増えてきているように思う。

昨今、大学の入学式に親が出席することはごく普通になっている。

大学入学式に母親の7割出席 16年春、父親は3割
日本経済新聞2017年1月13日
2016年春の大学入学者の保護者のうち、母親の67.2%、父親の29.1%が子供の入学式に出席したことが、全国大学生活協同組合連合会(大学生協、東京)の調査で分かった。比較可能な08年の調査以降、いずれも最高だった。

この記事の元ネタである全国大学生活協同組合連合会のリリースをみると、親の出席率は08年から16年にかけて約10%ポイント上がっている。

こうした状況への批判は探せばあちこちで見つかる。「最近の○○はだめ」というのは世相をdisる際の定番だが、これで始まる話はまず疑ってかかるべし、というのが山口家代々の家訓(適当)なので、例によって、大学で契約してる朝日新聞の記事データベースで調べてみた。以下、論文ではないので厳密な議論ではない。あらかじめ念のため。

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男性保育士外しという差別

千葉市の熊谷俊人市長の発言がきっかけで今話題になってるこの件。

男性保育士の女児担当外しは性差別? 熊谷俊人・千葉市長の発言で議論
The Huffington Post 2017年1月23日

関連でいくつかツイートしたらそれなりに反響があったので、少し補足しつつまとめてみる。

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「少女像」を日本人の手で作ってみてはどうか

釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置された件で、韓国政府が苦しい立場に立たされている、と報じられている。

釜山の少女像は遺憾、駐韓大使一時帰国など対抗措置=菅官房長官
ロイター2017年 01月 6日

日本側は対抗措置として、(1)在釜山総領事館職員による釜山市関連行事への参加見合わせ、(2)駐韓大使や在釜山総領事の一時帰国、(3)日韓通貨スワップ取り決め協議の中断、(4)日韓ハイレベル経済協議の延期、を打ち出した。かなり強い対応といえよう。

外国公館前の少女像設置 「望ましくない」=韓国外相
Yahoo!ニュース2017年1月13日

この記事に出てくる韓国外交部の尹炳世長官の発言はどうにも苦しそうで、政府間合意と国内世論との板挟みになったご苦労が偲ばれる。先の日韓合意で少女像の撤去は韓国政府側の少なくとも「努力義務」にはなっていたわけで、日本政府の菅官房長官は「引き続き、少女像の問題を含め、日韓合意の着実な実施を韓国政府に求める」といわば突き放した格好だ。

確かに「この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認」したはずなのに、というのは自然な感想だろう。日本側は合意に基づく10億円を拠出した。合意を破棄して10億円を返せ、という主張も韓国内ではあるようだが、自分たちから言い出して「不可逆」という文言を入れさせた韓国政府としてその主張に乗ることは難しいだろう。「ゴールポストを動かすのか」という批判はかねてからいわれている。

とはいえ、だ。以上を前提としてだが、このまま「突き放した」状態を放置するべきではない、と思うので、できるだけ手短に。

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ランドセル不要論について

ランドセル不要論がまた出てきている。

2017年にはぶっ壊したい、こどもの貧困を生みだす日本の5つの仕組みとは

この記事では、子どもの貧困に関連するいくつかのポイントを挙げて批判していて、その中の1つ、「義務教育でも金がかかりすぎ」というところにランドセルの話が出てくる。全体としてご主張ごもっともなので特に異論はないが、若干煽り気味にも思えたので、とりあえずランドセルについて、こういうこともあるよねという話をごく手短に。

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『聲の形』は「障害者映画」ではない

映画『聲の形』。9月17日に劇場公開されて、気になってはいたが、なんとか間に合った。いい映画だったと思うが、まわりの評価などもちらほらと目に入ってきたので、併せて少し考えたことを手短に。以下ややネタばれあり。既に見た人向け。

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『シン・ゴジラ』に見る日本人のアメリカ観 ( Japanese people's views of America in "Shin Godzilla")

人気怪獣映画「ゴジラ」シリーズの新作『シン・ゴジラ』の北米での劇場公開が10月に迫っている。日本では去る7月に劇場公開されて以降大ヒットとなっており、少なくとも実写映画では今年トップの興行収入となるだろう。

米国でも人気の高い「ゴジラ」シリーズであることに加え、あの「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野監督の作品であるということで、北米でも多くの映画メディアで話題となっている。日本向けに特化しすぎているとの声もあるようだが、日本以外のゴジラファンにも楽しんでもらえるといいと思う。

米国の観客は、『シン・ゴジラ』のストーリーにおいて、「米国」が重要な役割を果たしていることに興味を持つかもしれない。それは単に、主要登場人物の1人は米国人であるからというだけではない。本作における米国の存在感は、日本で作られた他のゴジラ映画と比べてはるかに大きい。

で、思ったわけだ。『シン・ゴジラ』における米国の描かれ方の中に、日本人のアメリカ観がある程度は表れているのではないか、と。

せっかくなので文末に、なんちゃって英訳をつけてみた。正確な対訳でもないし、そもそも適当に書いてるので文法ガーとかあんまりいわないでいただけるとありがたい。

以下ネタばれ全開注意。

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親に謝らせるという発想について

若手男性俳優が性犯罪の容疑で逮捕された件。

俳優・高畑裕太、40代女性に性的暴行加え逮捕」(東洋経済ONLINE2016年08月23日)

報道されている情報をみる限りでは卑劣な犯罪としかいいようがなく、その後の報道のされ方もひどいものがあった。被害者の苦痛や悲嘆は想像するに余りある。慎んでお見舞い申し上げる。

容疑者が芸能人ということもあって、この件ではそうでない場合と比べてはるかに多くの報道がなされているように思う。「元から嫌な奴だった」みたいないわずもがな的な話も多くて若干萎えるが、有名人の持つ社会的影響力を考えればむべなるかなというところもある程度はあろう。とはいえ、それにしても、と気になる部分がある。この俳優の母親である女優の「謝罪」会見と、それへの反応だ。

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ペンの力を信じないジャーナリストなんて

本件、既にあちこちで火の手が上がっててすっかり乗り遅れてしまったのだが。

ペンの力って今、ダメじゃん。だから選挙で訴えた」鳥越俊太郎氏、惨敗の都知事選を振り返る【独占インタビュー】
(The Huffington Post 2016年08月11日)

もう言い尽くされてる感はあるが、ごく手短に。

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原爆投下は必要だったのか問題について

先週の土曜日、つまり原爆の日に放映されたNHKスペシャル「決断なき原爆投下 ~米大統領 71年目の真実~」はなかなか見応えがあった。簡単にいえば、これまで考えられてきたのとはちがい、「原爆投下を巡る決断は、終始、軍の主導で進められ、トルーマン大統領は、それに追随していく他な」く、広島・長崎が「市街地」であることに気付いていなかっただけでなく、投下の指示自体明確には行われなかった、という内容だったと思う。

毎年、夏になると「原爆投下は必要だったか」は話題になる。何か新しい発見に基づくものもあれば(上記のNHKスペシャルはそれだ)、これまでの論点を整理したり同じ主張を繰り返したりするものもある。原爆の被害の大きさ、悲惨さに注目する人々が「必要ではなかったのではないか」という主張をさまざまな論点や検証をもとに論じるのに対し、アメリカを初めとするかつての戦勝国の人々を中心に「戦争を終わらせるために原爆投下は必要だった」という意見が出され、対立したまま終わる。そしてまた翌年繰り返される。そういった流れだろうか。今年は特に、米オバマ大統領が広島を訪問したことで、この話題はふだんよりさらに関心が集まったように思う。

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男性用マタニティマークがあったらいい

マタニティマークというのがある。いろいろな種類があるようだが典型的なのは下↓にあるようなものだろう。これはアマゾンで売ってるものだが、駅などで配布してるところもあるらしい。これを持ってる人には電車などで配慮してあげよう、席を譲ってあげよう、といった趣旨かと思う。

妊婦がこれをつけるべきかどうかという論争があるらしい。で、ちょっとした思いつきなのだが。

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「反対」と「抑圧」の差

こんな記事を見かけた。

ヘイトデモ中止は「寝た子を起こす」論に反論する」(WebRonza2016年06月08日)

ヘイトスピーチに関する議論がいろいろ起きてることは承知していたが、これまでまじめに追っかけてきたわけでもなかった。「反対と騒ぐことが差別者を刺激してエスカレートさせる」「そっとしておけば誰も気づかないうちに終わるはず」という「寝た子を起こすな理論」がこの問題に関してあるとは寡聞にして知らなかったがどこかにあるのだろうか。ぐぐってみたものの、探し方が悪かったのか、それらしいものは(少なくとも影響力のありそうなサイトでは)見つからなかった。

まあどこかにはあるんだろうから、それはおいとくとして、上の記事でちょっと気になったことがある。ヘイトスピーチに関する「反対」と「抑圧」をいっしょくたにしてるようにみえることだ。

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LGBTと同性婚は別問題らしい

自民党の稲田朋美政調会長が連休中に開かれるLGBTのイベント「東京レインボープライド」に出席してあいさつする、というニュースが流れて、一部で話題になっている。

自民・稲田政調会長、LGBTの大会出席へ 自民党3役の出席は初」(Yahoo!ニュース2016年5月3日)
自民党では、LGBTが抱える問題を検討する特命委員会が、4月27日、党として初めて対策案を取りまとめている。 自民党は、伝統的な家族観を重んじる議員も多く、従来、慎重な姿勢だったが、夏の参院選に向けて、幅広い層から支持を得ようと、この問題を重視する姿勢を示す狙いもあるとみられる。
LGBTの大会に自民党3役が出席するのは初めてだそうだが、党の性格やら歴史やらを考えれば不思議はない。今回の出席も、記事にある通り、参院選対策というのが主たる目的だろう。お得意のソーシャルリスニングとやらで、自党の弱みであるこの領域への対策が、当座の選挙をしのぐためには必要と判断したのではないか。

とはいえ、与党がこうした姿勢を示したこと自体は悪くない。当該大会でそういう場が設けられるかどうか知らないが、いい機会だから可能なら議論したらいいと思う。

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折り鶴を迷惑にしない3つの方法

熊本地震に関連して、被災地に折り鶴を送るなという話がある。不足してるのは生活に必要な物資だし忙しいのに使えないものを送られても処理に困るしというわけで、要は送られると迷惑という話だ。他にも古着や生鮮食品などは対処に困るらしい。気持ちはありがたいが、ということだろう。

「千羽鶴・古着・生鮮食品は要りません」 被災地が困る「ありがた迷惑」な物とは」(J-CASTニュース2016年4月18日)
千羽鶴や応援メッセージ、汚れた古着や使用済みの毛布など、被災地に届いても「処分」するしかない品々もある。95年の阪神淡路大震災の際には、こうした「使用できない救援物資」の処分で、被災した自治体が2800万円の費用を投じたケースもある。

この種の話は東日本大震災以降、ひんぱんに聞くようになったように思う。なかなか言いづらい話ではあるが、大きな災害を機に、実際に役立つ支援とは何かを真剣に考える人が増えてきたのだろう。それ自体は悪いことではない。

とはいえ、せめてもの気持ちをと鶴を折ってきた人にとっては、つらい話ではあろうと思う。被災地の方にとっても、非常時でなければありがたいと思う部分もあるのではないか。というわけで、せっかくの折り鶴が相手の迷惑にならない方法はないものか、3分ほど考えてみたので手短に書く。

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奇貨居くべからず

熊本の地震は、時間がたつにつれ、また大きな地震が繰り返されるにつれ、どんどん被害が拡大してきている。これを書いている時点で死者41人、負傷者は1000人を超えた。熊本、大分で24万人に避難指示が出ているという。交通網やライフライン、熊本城を含む文化財も大きなダメージを受けた。震源地は熊本だけではなく、いわゆる中央構造線に沿うように、九州を横断するかたちで分布していて、阿蘇山も小さく噴火するなど、素人目にはなんとも不気味だ。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災した方々には心よりお見舞い申し上げたい。どうか早くふだんの生活が取り戻せますように。

東日本大震災からまだ5年しかたっていないせいか、今回の地震に関しては、政府も民間も、あのときと比べて総じて対応が速く、諸方面への配慮もよくなっている部分が少なくないように思う。もしそうなら、経験が活きているということだろう。結構なことだ。

ただ、気になることはやはりある。最近出てきたというより以前からあったものだとは思うが、他の部分で5年前の経験が活きているのになぜここは、という想いがあるので、手短に書いてみる。

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資材置き場で野球場を占拠するとは

開いた口がふさがらないということばがあるが、この件はそれにふさわしいような気がする。

神宮球場、2020年は使えない? 5~11月 五輪組織委、借用を要望」(朝日新聞2016年4月6日)
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は5日、主会場の新国立競技場に隣接する神宮球場(東京都新宿区)が大会の準備や運営に必要になるとして、同年に同球場を長期間にわたって借りる交渉を始めたことを明らかにした。関係者によると、期間は20年5月1日から11月末までの7カ月間。その間、同球場を本拠とするプロ野球のヤクルトのほか、東京六大学野球や東都大学野球、高校野球などの試合ができなくなる可能性がある。

そういう必要があるなら当初から明らかにしておくべきだろう。何を今さらというしかない。

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花見の場所取りはいつから批判されるようになったのか

桜が咲いて花見のシーズンであるわけだが、こんな記事を見かけた。

花見の場所、500平方mの社名シートで占拠 ネット炎上に日揮は?」(withnews2016年03月31日)
花見シーズン到来中。花見と言えば、頭を悩ませるのが「場所取り」です。会社での花見において、場所取りは「新入社員にとっての初仕事」と言われることも。そんな中、プラント建設大手「日揮」(横浜市)の社員が行った場所取りがツイッター上で「非常識だ」と炎上する騒ぎに。日揮は「非常識と言われても仕方ない行為を社員がしてしまい、世間をお騒がせして誠に申し訳ない」と平謝りです。

花見の場所取りはもちろん今に始まったことではないが、苦情に対して企業が「平謝り」という対応をしたというのは新しいかも?と思ったので、例によって大学で契約している朝日新聞の記事データベースで少し調べてみた。

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5年

東日本大震災から今日で5年。被災地でも、そうでない場所でも、震災にちなんださまざまなイベントが開かれている。毎年この日はめぐってくるわけだが、やはり5年というと、特別な思いを抱く人は少なくないだろう。

この間、さまざまなものが変わり、そして変わらなかった。復興が進んだなあと思う人も、全然進んでないじゃないかと思う人もいると思う。

一方、震災の記憶が風化してしまうと危惧する人たちも増えてきた。メディアではさかんに取り上げてるようにも思うが、どうもおざなりというか、はっきりいえば、一定の図式にあてこんで問題視してみせるだけのものや、「今年も桜が満開です」と同じような季節ネタにされちゃってるものが少なくない。ああいうのばかり見せられてるとさすがに飽きるので、ああ「風化」というのはこういうことなのかというのを実感する。伝えないから風化する場合だけではなく、変に伝えすぎるから風化する場合もあるのだ。

よかれと思ってすることが、期待とは逆方向の効果をもってしまうことというのはよくある。よいとされるものと悪いとされるものが、実は同じものの両側面であることは珍しくない。そんなことを思いながら、5年めの今日を過ごしている。

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当世お名前事情について

最近、子供の名前で従来とちがったものが出てきているという話をよく聞く。「キラキラネーム」などということばをネットなどで見かけたりするが、実際にそういう名前の人がどのくらいいるのか、よくわからないままで論評するのはどうかと思っていた。そうこうするうち、しばらく前にひょんなことで、その一端を垣間見ることができたので、それをきっかけに考えたことも含め、できるだけ手短に書いてみる。

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人口問題としての難民受入れ論

あまりまじめに追っかけてなかったので流れがよくわかっていなかったのだが、先日安倍首相が国連で演説した後に行った記者会見でのやり取りが話題になっているらしい。

安倍首相「難民受け入れは?」と問われ「女性の活躍、高齢者の活躍が先」」(ハフィントンポスト2015年9月30日)

外国人記者が「シリア難民問題への追加の経済的支援を表明したが、難民の一部を日本に受け入れることは考えていないか?」と質問したところ安倍首相は、「人口問題として申し上げれば、我々は移民を受け入れる前に、女性の活躍であり、高齢者の活躍であり、出生率を上げていくにはまだまだ打つべき手がある」「難民を生み出す土壌そのものを変えていくために、日本としては貢献をしていきたい」と答えた、というものだ。

上掲記事は、海外メディアがこれを「日本は難民受け入れに否定的」と報じた、とまとめている。こうした動きを受けてのものかどうかはわからないが、この件について、国内でも「難民問題は人権問題であり人口問題としてとらえるのは不適切」「難民と移民の区別がついていない」といった批判が出ているらしい。

この件については専門外だしもういろいろと論じられているのだろうが、いかがなものかと思うことがあるのでひとくさりだけ。

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お受験ポルノにご用心

フードポルノ、ということばがある。我らがWikipedia先生によると、英語のfood pornとは若干ちがうニュアンスで使われているっぽいが、とりあえずここでは欧米風の「広告、インフォマーシャル、調理実演、その他の視覚メディアでの、調理や食事における魅惑的で豪勢な視覚表現」みたいな意味で使うこととする。

要するに、魅力を誇張した表現で人を「その気」にさせるようなもの、ということだろう。本来の意味でのポルノが性的な領域でやっているように、食べ物に関してそういうことをしたものをフードポルノと呼ぶわけだ。

これを応用したのか、「キャリアポルノ」ということばもある。「読んでる間に気分が良くなって俺って何か凄い」気分にさせてくれる自己啓発書とかを指してるらしい。まあ確かにそういう面はある。うまいこというものだと思う。

となれば、そのさらに応用編というのもあろう。最近一部で話題になった、3人の息子を東大に入れたママの話。あれなぞは、さしずめ「お受験ポルノ」ということになるだろうか。

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「萌えおこし」と「オタフォビア」の間

「碧志摩メグ」というキャラクターが一部で話題になっている。三重県志摩市が地域振興のために作った公認キャラクターで、海女という設定だ。

海女萌えキャラクター「碧志摩(青島)メグ」公式サイト

志摩市の海女は、少なくとも今では漁業従事者としてというより観光客向けのサービスとしての位置づけの方が大きいだろう。このキャラクターは、そうした観光需要を喚起するためのご当地キャラということになる。いわゆる「萌えおこし」、つまり萌えキャラで地域おこしというわけだ。

ところが、このキャラクターに対して、海女文化を侮辱するなどの理由で、批判の声が上がっている。

「ロリコン、性差別」「海の文化バカにするな」サミット開催地・志摩で海女の萌えキャラ大炎上」(Yahoo!ニュース個人 木村正人 2015年8月26日)
来年、伊勢志摩サミット(主要国首脳会議) が開催される三重県志摩市公認の海女の萌えキャラ「碧志摩(あおしま)メグ」が、「胸や太ももを強調しすぎ」「海で生きてきた海女の伝統と文化をバカにしている」と大論争を呼んでいる。

デザインは一見してわかる通りアニメキャラ風であり、体形や肌の露出などが批判の対象となっている。これに対して、表現の自由などの理由でこれを保護すべきという反対論も出ている。この種の問題で賛否が分かれた場合、折り合うことはあまりない。相手の言い分に耳を傾けることは少なく、どう転んでも相手を批判(ときには罵倒)することばばかりが残る。こうなってしまうのは、どちらの立場も「正義」を背負っていると考えているからで、少し引いて考えてみる方がよいと思う。

というわけで、ひとくさり考えてみる。いつも「文章が長い」と批判されるので結論部分を先に書いておくと、「地元の方々がよく話し合って決めるべき。ただしあくまで冷静に、相手の立場や考え方を十分尊重して」ということだ。

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Bigger! Louder! More teeth!

今年の夏はハリウッドの大作もいろいろ公開されて楽しい。その中には当然、「ジュラシック・パーク」のシリーズ最新作「ジュラシック・ワールド」も含まれる。この手の映画が大好きな山口としては見逃せないのである。

というわけで、手短に感想など。以下多少のネタバレあり。

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2番めの「いちばん長い日」

映画「日本のいちばん長い日」を見てきた。終戦70周年を機に、ということだろうか。原作は1965年刊行でベストセラーとなったノンフィクション、1967年に映画化(以下「前作」と呼ぶことにする)されていて、今回はそのリメイクということになる。前作の157分に対し本作は136分とちょっと短くなっているので、2番め「の」「いちばん長い日」は2番め「に」「いちばん長い日」でもある。原作も読んだし、1967年の作品はリアルタイムではないがテレビで何度か見たがその後新しい資料も出てきたしというわけで、今回どのように映画化されるのか興味があった。

以下、ひとくさり感想をば。

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原爆投下への「感謝」について

数日前にウォールストリートジャーナルがこんなコラムを載せていた。時節柄ということだろう。原爆投下70周年という節目でもある。

【オピニオン】原爆投下を神に感謝」(WSJ日本版2015 年8月7日)

原文はこちら。以下ことわりのない限り日本語訳記事をもとにひとことだけ書く。

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もう更地のままでいいんじゃないか

なんだかもめにもめている国立競技場建て替え問題だが、設計者との契約解除みたいな話まで出ているらしい。

新国立設計ザハ氏と契約解除へ…文科省など検討」(スポーツ報知2015年6月6日)
ザハ・ハディド・アーキテクツ側と設計を変更するよう交渉を行い、不調に終わった場合、契約を解除する方針だ。

元のデザインからずいぶん変わっちゃった状況じゃそれもしかたないんだろうが、「で、このあとどうすんの」という点は残る。下の記事とかも含め、議論百出のさまを見れば見るほど迷走感しか感じない。

建築家ら、新国立の抜本的見直し提言 開閉屋根なくす」(日本経済新聞2015年6月5日)

とはいえ、この件についてはもともと関心がない(前に書いたのはこれとかこれとか)ので、もはや悪乗り回路しか働かない。で、超適当に放言。何建てるかでそんなにもめるんなら、もう、更地のままでいいんじゃないだろうか。

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「学歴フィルター」を公表したらよい

ゆうちょ銀行が大学新卒採用においていわゆる「学歴フィルター」を設けているとして話題になっている件。

【炎上】ゆうちょ銀行が学歴フィルターを仕掛けていたことが判明!勇気ある学生が告発して大祭りに!!!!」(netgeek 2015年6月2日)
現在、就活まっただ中のSさんはずっとおかしいと思っていた。セミナーの予約が一向にできないのだ。そして学歴フィルターに引っかかっているのではないかと疑い、ある実験を行った結果、企業の卑怯すぎる採用手法が明らかになった。

要は、業界研究セミナーと称する事実上の採用活動イベントへの参加申し込み枠が、学生の在籍大学によって操作されており、「日東駒専」で登録したアカウントでは満席となっていたセミナーが「東京大学」で登録すると参加可能になっていた、ということらしい。

で、関心を惹きやすい話題だけに案の定いろいろと議論になっているようだが、少し話がずれているように思うので手短に。

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「江戸ビジネスしぐさ」を作って遊ぼう

数日前から「出されたお茶を飲むのは失礼」みたいなネタでネット上で出回っている。ネタ元はこれだろうか。

【悲報】新入社員、取引先で出されたお茶を飲む」(2ちゃんねる)
1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/12(火) 17:51:31.769 ID:kgA90QFt0.net
会社出てやったことの意味を教えたら青ざめてた
(中略)
137 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/05/12(火) 18:57:42.219 ID:wLGKj6Rld.net
>>133
相手の条件を全部飲む、という意味になる

こういうネタは誰でも乗っかれるのでバズりやすいが、そもそもマジレスするほどのものではない。そんなルールは少なくとも社会に定着したマナーとしては存在しない、でFAなんだが、それで終わっちゃ面白くない。

というわけで、ちょっとだけ悪乗りしてみる。こういうのを「江戸ビジネスしぐさ」とでも名付けてみてはどうか。

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「いい質問」などいらない

ネットで「いい質問ができる人は出世する」という文章を見かけた。曰く、スピーチなどに対して「いい質問」が出てくる会社は全体の2割程度しかなく、残り8割はまったく質問が出なかったり、白々しい感謝のことば(いわゆる「キチョハナカンシャ」というやつだ)が述べられたりする、と。

いわんとすることはわかるんだが、こういう言説はやや危険だなあと思ったので手短に。

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議会質問なんか業者に作ってもらえばいい

ごく手短に。最近はいろいろ便利なサービスがどんどん出てきて、私たちの暮らしはずいぶん便利になった。政治家さんたちもずいぶんその恩恵を受けているようで、最近は議会の質問まで作ってくれるサービスがあるらしい。

議員向けの有料サービス登場 議会質問「売ります」、地方議員「買います」」(産経新聞2015年4月3日)
ある地方議員のもとに昨年、こんな言葉の並んだダイレクトメールが届いた。送り主は、岡山県内の一般社団法人を名乗る団体。議会質問のサンプルを有料で提供するという内容で、年会費は定例会4回分で9万7200円としている。

この記事は、見出しでみてもわかるように、嘆かわしいという論調で書かれている。昨年話題になった号泣県議を引き合いに出して、「「議会質問は議員活動の根幹。こうしたサービスが現れること自体、議員のレベル低下を物語っている」と嘆く声も」としている。

気持ちはわかるんだが、そう嘆くばかりでもなかろうと思う。

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ジブリで振り返る20世紀日本

今はどうか知らないが、ちょっと前まで、暮れから正月というのは毎年、レンタルビデオ店が繁盛する時期だった。要するに、テレビ番組が面白くないというわけだ。実際のところ面白い番組もたくさんやっているとは思うが、少なくともふだんとちがう番組編成だから見慣れないという要素もあるのだろう。別にDVDやらを借りてこなくても、今は配信でいろいろ見られたりもするだろうから、テレビではない何かの動画を見ている、ということかもしれない。

個人的にはいろいろあってなかなか時間がとれないのだが、何か見るとしたらどうだろうと考えて、そういえばと思いついたものがあった。

ジブリアニメで20世紀の日本をふりかえってみる、というのはどうだろう。

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映画もネットに「流出」させてはどうか

ソニー・ピクチャーズが映画「ザ・インタビュー」の公開を見送った、と報じられた。

ソニー、北朝鮮映画「ザ・インタビュー」の公開中止を決定
(Reuters2014年12月18日)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)は17日、北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺を題材にしたコメディー映画「ザ・インタビュー」について、25日に予定されていた公開を中止すると発表した。

劇場がネット上でのテロ予告を受けて相次いで上映中止を決めたことを受けてのものだそうが、それ以前にソニー・ピクチャーズが受けたサイバー攻撃との関連もある。本当にやりかねん、という心配なのであろう。制作費に4200万ドル、P&Aでさらに数千万ドルかけた作品をお蔵入りにするのはソニー・ピクチャーズとしても断腸の思いだったろう。

そこであくまでネタとしての提案だが、お蔵入りした映画、ネットに「流出」させてみてはどうだろう。

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「白票」という政党もあったらいい

どうしようもなく盛り上がらない今回の衆議院選挙でちょっと面白く思っているのは、「支持政党なし」という政治団体が出てきていることだ(あえてリンクははらないでおく)。別にこの団体を支持しているわけでもないしこの団体への投票を呼びかけたりするつもりもない(もちろん否定もしない。あくまでニュートラル)。シンプルにネタとして面白いのでわが内なる悪乗り回路が発動してしまったのだが、それだけでなく、ちょっと考えさせるものがあるようにも思うので手短に。あくまでもネタとして。

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産まない(  )が悪い

この件についてごく手短に。

「子ども産まないのが問題…麻生氏発言、また物議
(読売新聞2014年12月8日)
麻生氏は札幌市内での演説で「高齢者が悪いというイメージを作っている人はいっぱいいるけれども、子どもを産まないのが問題だ」と述べた。

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「合格力ランキング」の「欠陥」とその「欠陥」について

こんな記事を見かけた。

名物の「大学合格力」高校ランキングに致命的欠陥!
(inter-edu2014年9月5日)

週刊ダイヤモンドの2014年 10/2号臨時増刊「中高一貫校・高校全国ランキング2015年入試版」が示している、中高一貫校・高校の「卒業生一人あたりの国公立大学合格力」によるランキングに対してかみついている。こういうことらしい。

しかし、進学校に詳しい人たちがランキングを見てみると、違和感を覚えると思う。いわゆる有名進学校の影が薄く、地方勢が圧倒的に強いのだ。これについては記事の中で、「国公立大学上位100校に合格した生徒数によって合格力が出るため、地元大学に多くの生徒を送り出す高校が上位に来る傾向にある」と断り書きがある。だが、このランキングのロジックには、その断り書きでは説明しきれていない致命的な欠陥がある。

これはこの記事の著者の方が書いた書籍の内容を抜粋して紹介するものだそうなので、これだけ読んで何かいうのはあまりよくないのだろうが、読んでいて違うなあと思うところがあるので、手短に書いておく。

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女性閣僚増えてよかったね

内閣改造が行われたとかで、新しい顔ぶれが発表された。

政権安定を優先 第2次安倍改造内閣が発足 主要閣僚留任、役員に重鎮
(朝日新聞2014年9月4日)
安倍晋三首相(自民党総裁)は3日、党役員人事と内閣改造を実施し、自民、公明両党による第2次安倍改造内閣を発足させた。幹事長に前自民党総裁の谷垣禎一氏をあてるなど党4役を一新する一方、主要閣僚は軒並み留任させた。

どう評するかはともかく、重要閣僚の多くを留任させ、重要ポストに重鎮を据えているっぽいのはわかる。一方、今回の改造の「目玉」(政治的にはそういうものが必要なんだろう)は女性閣僚の増加、であるらしい。過去最多の5名が入閣した。基本的にはよかったねという話なのだろうが、あまりよく評価していない向きもある。

女性閣僚5人、数は前進 「でも言動は…」不安の声も
(朝日新聞2014年9月4日)
安倍改造内閣に過去最多の5人の女性が入閣した。女性の社会進出にとっては「一歩前進」。しかし過去には、男女共同参画や選択的夫婦別姓制度に反対していた顔ぶれも見える。「女性活躍」という看板は本物か。

まあ政権批判をしたい人にはどんなものでも批判の種でしかないので割り引いてみておくにしても、確かに入閣した面々の過去の発言などをみていると、これはどうなのかというものがけっこうある。とはいえ、けなしてばかりというのもどうかと思うので、「女性閣僚増えてよかったね」という話をしてみる。

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終戦翌日の原爆と原子力に関する報道

古い新聞記事のデータベースをぱらぱらと見ていてちょっと興味深かったのでメモ的に書いとく。

見つけたのは原爆に関する1945年8月16日の記事。いうまでもなく玉音放送の次の日だ。日本の無条件降伏の翌日というわけで、さぞかし新聞記事も書きにくかったろうと思うが、この日にけっこう原爆の記事が出ている。で、興味深かったのはその取り上げ方。別に政治っぽい話をしようというのではなくて、当時の空気感みたいなものを感じたという話。

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慰安婦問題は女性の人権問題ととらえるべきではないか

旧日本軍の従軍慰安婦問題に関する朝日新聞の報道とその後の対応が波紋を呼んでいる。韓国人女性に対する強制連行があったとするずいぶん前の朝日新聞の報道について根拠がないのではないかという疑義がかねてからあったわけだが、それを今年になって朝日新聞が検証し、なかったとして記事を撤回したものの、その撤回のしかたがよろしくないと批判を浴びている、という話だ。

慰安婦問題とは
(朝日新聞2014年8月5日)

この問題に関しては、世に詳しい方々がたくさんいらっしゃるので、私ごときが何かためになる知見を示せるというものでもないとは思うのだが、とはいえ関心がまったくないというわけでもないので、ちょっとだけ、調べたこと、考えたことを書いてみる。専門家の方々には「何をいまさら」な話かもしれないし、「何を寝ぼけたことを」かもしれないが。

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丸橋透・松嶋隆弘編著『景品・表示法の法実務』

丸橋透・松嶋隆弘編著『景品・表示法の法実務』(三協法規出版、2014年)

タイトル通り、景品表示法に関する実務の解説本だ。帯によると、

実務上重要な観点を法令、ガイドライン、行政処分事例に沿い詳解
実務家と研究者の執筆による「実務と理論の架橋」として類書と一線を画す
消費者庁設置後の法執行・法改正動向に焦点を合わせ、課徴金導入等、景品・表示の最新潮流も注視

とある。

この中の第5編「業界としての取組み」の第5章「口コミマーケティング業界における自主規制」という部分を書いている。内容は、WOMJのガイドラインに関する簡単な解説と、自主規制がなぜ重要かといったあたりについて。WOMJに関わっている関係で依頼されたものかと思う。というわけで、勝手ながら宣伝。

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「ネトウヨ」より「ジジウヨ」がこわい

今日は69回目の終戦の日だ。政府主催の全国戦没者追悼式のほか、各地でいろいろなイベントが開かれただろう。この暑さは式典の類に好適とはいいがたいが、この夏の真っ盛り、盆休みに合わせたかのようなこのタイミングは、日本人の季節感に妙にマッチしているようにも思う。というわけで、最近思うことをつらつらと書いてみる。

以下はきちんとしたデータや理論で裏付けた話ではない。この種のテーマはタッチーなのでことばの定義とかめんどくさいが、そのあたりも割とふわっとしたままでいく。高齢者層、もう少し広げて中高年層の間に勇ましげな論調がめだつなあ、みたいな印象論、という前提でご理解願いたい。

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個人的に抹茶が来てる話

個人的に抹茶ブームが到来している。直接のきっかけは先日参加した「綾鷹茶会」というブロガーイベントなんだが、それ以外にもたぶんいろいろ影響を受けたものはあるような気がする。とにかく、何かの拍子にふと「そうだ抹茶だ」と思い当たった、ということだ。

子どものころ大阪万博の松下館で抹茶を飲まされて「苦いー」となって以来抹茶にトラウマがあったり、正座が苦手だったりした関係で避けてきたんだが、通りがかった東京駅近くの一保堂で抹茶をいただいて、「ん、これはいけるかも」となって以来、ほぼ毎日の習慣のようになっている。茶道をきちんとやった人のようにはならないが、万事適当な性格なので、無理せず自由にやればいいや、と割り切ることにした。

というわけで、面白そうな茶碗をヤフオクであさったりしていたんだが、抹茶を自分で作って淹れられるシャープの『ヘルシオお茶プレッソ』がもらえるブロガーイベントがあるというのを聞きつけて、これは逃すまじと申し込んだ次第。

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かつ江さんに加勢致し候

鳥取城籠城戦のマスコットキャラクターとして鳥取市教委が公開した「かつ江さん」が、危機に陥っている。批判のメールが寄せられたなどの理由で、急遽公開が中止された由。

鳥取城キャラ・かつ江さん公開中止 「悲劇をネタ」の声
(朝日新聞2014年7月10日)

籠城戦の当時鳥取城にいた吉川経家は毛利家家臣であり、私のご先祖様の敵方にあたるのだが、ゆるキャラ諸氏の行く末に関しては以前から懸念を抱いてきた私としては、この事態を座視するわけにはいかない。公開中止という「兵糧攻め」に再び苦しむ「かつ江さん」に加勢致すべく、ここに弱小ながら援軍を差し向ける所存にて候。

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悪意の連鎖はやめよう

ちょっと前にブログでも取り上げた、東京都議会でのセクハラヤジの件、党本部にいわれたからなのか、あるいは声紋分析されたら逃れられないと観念したのか、1人、議員が名乗りでた。

ヤジ再三否定の果て 都議「真実話す機会逸した」釈明
(朝日新聞2014年6月24日)
なぜ、すぐに名乗らなかったのか。記者会見では「私が発した『早く結婚した方がいいんじゃないか』という発言と、『産めないのか』という発言が一緒になって取り上げられた」と釈明。45分間の会見で15回も、「真実を話す機会を逸した」などと硬い表情で繰り返した。

報道等で見聞する限り、この都議の釈明はいただけない。「誹謗するつもりはなかった」(誹謗でないヤジがあるとでもいうのか)、「早く結婚してほしいと軽い思いで発した」(だとしても議場で言うべきことじゃないだろう)など、およそ本気で謝ってるとは少なくとも私には思えないが、とにかくヤジを投げかけられた女性都議に対して頭を下げたのは事実だ。

そのせいもあるのかどうか知らないが、一方、今度は名乗りでた都議の方に、批判が集まっている。中にはひどいことばを投げつける者もいるらしく、事務所に生卵をぶつける輩まで出てきて、ネット炎上どころか集団リンチの様相を呈している。

ヤジ認めた都議事務所、大量の生卵投げつけられる
(朝日新聞2014年6月24日)

そういうのはよくない。議場で心ないヤジを投げつけた都議に対してであっても、心ない暴言を吐いていいという話にはならない。それでは同じことをやっているだけではないか。そんな悪意の連鎖でものごとがよくなることはない。

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ショートパンツにすればよかったのに

少し前に話題になった、スカイマークの客室乗務員の制服がミニのワンピースになったという件だが、実際には丈が少し長くなったらしい。

スカイマークが「ちょいミニスカ」に
(日刊スポーツ2014年6月14日)
この日から半年間、宣伝のために着るミニスカートは「保安業務に支障が出る」「セクハラ行為を招く」と物議を醸し、膝上25センチだったスカートの裾を10センチ伸ばした。西久保慎一社長は「話題を呼ぶ役割は果たしたので『超ミニスカ』から『ちょいミニスカ』にした」と話している。

「役割は果たした」っていうのは何かを撤回する際のお約束の言い訳だ。要するに批判が殺到したってことだろう。この件、別のところに書いたものがあったので、少し書き足してこちらにも載せてみる。

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都議会全議員が謝るべき

2014年6月18日に行われた東京都議会の一般質問で、女性議員が子育て支援策について質問を行った際、男性議員から「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとヤジが飛んだ件、大きな話題となっていて、数多く報道されていた。

都議会で女性議員にセクハラやじ」(NHK NEWSWEB2014年6月19日)
18日行われた都議会の一般質問で、みんなの党の塩村文夏議員(35)が妊娠や出産などに関する子育て支援策について都の取り組みをただした際、ほかの議員から「自分が早く結婚したほうがいいんじゃないか」、「産めないのか」などとやじを受けました。

動画を見た限りでは、「産めないのか」は確認できなかったが、「早く結婚したほうが」ははっきり聞こえた。それ自体典型的なセクハラ発言で、場を考えれば即、東京都議会会議規則第105条(秩序及び品位の尊重)及び第108条(議事妨害禁止)違反で懲戒になってもおかしくないんじゃないかと思うが、都議会自民党の人たちは不問に付すつもりらしい。さもありなんな対応ではある。

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憲法解釈はどんどん変更したらよい、という話

集団的自衛権をめぐる与党協議が続いている。慎重姿勢だった公明党が折れる気配をみせていて、まあ遠からず適当なところで手打ちとなりそうな気配、というふうに傍からはみえる。

「武力行使の3要件」新たに示す 集団的自衛権自公協議
(朝日新聞2014年6月13日)
高村氏がこの日示した見直し案は「武力の行使」の3要件と位置づけられた。特に①については72年の政府見解を直接引く形で、日本に加えて他国に対する武力行使も前提に「我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるおそれがある」ことを新たな要件とした。「他国に対する武力攻撃」を加えた点が、集団的自衛権の行使を認めることにあたる。

この手のものはたいてい解釈の余地を残す玉虫色の合意をしておいてお互いがそれぞれ都合よく解釈して「自分たちの主張を通した」と宣言して終わる。公明党も政権にい続けることの方が優先だろうから、振り上げたこぶしの降ろし先があれば乗るにちがいない。このあと法律を変えなければならないにしても、今の国会ならそれほど問題なく通るだろう。

というわけで、解釈変更で戦後日本が守り続けてきたものをあっさり捨てる瞬間が近づいている。よく日本国憲法を改正手続きが厳しい「硬性憲法」などと称するが、こうやって政権の解釈ひとつで根幹に近い部分をあっさり変えられるというなら、これはむしろ世界でも最高水準の軟性憲法とみるべきであろう。

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就活は社会経験に入りますか?

個人的に実感はあまりないが、世間では景気がよくなってきたらしい。大学生の就職が以前よりは厳しくなくなってきたという感じはしなくもないので、それ自体は大変けっこうな話ではある。

とはいえ、一方でこんな動きもあって、喜んでばかりもいられないのでごく手短に。

大学3年、就活もう号砲 大手サイトが6月登録
(日本経済新聞2014年5月30日)
2016年卒となる大学3年生の就職活動が早くもスタートする。大手就活サイトが6月1日から登録受け付けを開始。景気回復を受けて人材確保を焦る企業は例年以上に夏からのインターンシップを重視する見通しで、すでに説明会も始まった。16年卒は学業への配慮から採用選考の開始時期を従来より4カ月遅らせることになったはず。だが、就活はむしろ長期化しそうだ。

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ビットコインのイベントに出たら来場者に途中退席された話

先日、ビットコイン関連のイベントに呼ばれて出た。「ビットコインは電気羊の夢を見るか〜評価経済とデジタル通貨で築く未来〜」というタイトル。主催者はリンクデザイン株式会社代表でギークオフィス主催者の福岡秀幸さん。福岡さんがモデレータを務められ、登壇したのは慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)かつ一般社団法人アカデミーキャンプ代表理事の斉藤賢爾さんと私。斉藤さんは近々ビットコインに関する本を出版される予定とかで、当日は先行販売が行われていた。私がしゃべったのは、以前シノドスに書いたものとほぼ同趣旨。スライドはこれ。

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もうほっとけばいい

STAP細胞の件については分野ちがいだし、正直あまり関心がないので、ここで取り上げるつもりはなかったのだが、思うところがあってごく手短に書いておくことにした。基本的な考え方は当初から変わっていない。これは当該分野の専門家の扱うべき問題であり、そうした人々のコミュニティでの議論に任せるべきだ。他の分野の専門家やマスメディアも含め、外野が騒いでいいことは、少なくとも今はもうないと思う。という前提で、ちょっとだけ。

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「綾鷹茶会」というのに行ってきた

綾鷹、というお茶のブランドがある。私はこれを日本コカ・コーラ㈱が展開するペットボトル緑茶のブランドとして知っていたわけだが、もともと「綾鷹」というお茶があったらしい、というのを、先日参加したブロガーイベントで知った。AMNで募集していた「綾鷹茶会」というやつ。ふだんは実に貧しい食生活をしているわけだが、実はひそかにおしゃれなグルメブロガーになりたいという野望を抱いているせいで、こういうイベントにはついふらふらと迷い込んでしまう。毎回あえなく撃沈してるんだけど(前回の撃沈はこれ)。

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「消費税増税」について

ハフィントンポストの中の人から「消費税増税」について何か書いてくれといわれたので何か書こうと思っているうちに4月になってしまった。「しまった」というのは、今年のエープリルフールネタは消費税関係だろうなあとぼんやり考えていたからで、要はタイミングを逃してしまったわけだ。まあハフィントンポストで嘘ネタをかますというのもアレなので、それでよかったということかもしれないが。

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諷刺マンガに萌え絵を

小ネタ。一部界隈で話題になった、ウクライナのクリミア自治共和国の検事総長に就任されたナタリア・ポクロンスカヤ氏に関するこの件。

ナタリア・ポクロンスカヤ検事総長、日本で萌えキャラ化されて困惑【クリミア情勢】」(ハフィントンポスト日本版2014年3月24日)
クリミアのナタリア・ポクロンスカヤ検事総長が、日本で美少女キャラクターとして描かれて人気になっていることに困惑している。「私には全く関係ありません。仕事の成果を評価してください」と話していると、ロシアのメディア企業「コムソモリスカヤ・プラウダ」が3月22日に報じた。

まあ当然といえば当然の回答ではある。ご当人は人気商売ではない専門職であり、かつ困難な時期に危険と目されるポストに就いて奮闘しているところであろうから、いかに褒められているとはいえ、失礼と思われてもしかたない話ではあろう。

以上をふまえてだが、ここで終わっては面白くないので、少しここから考えをふくらませてみる。

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「くるまえび と よばれて」電子書籍顛末

ちょっと前にこのブログに書いた「くるまえび と よばれて」が電子書籍になった件については、これもブログにてご報告した通りだが、著者取り分をフィリピンで昨年大きな被害をもたらした台風30号の被災者に寄付するという話があったので、その顛末を手短に書いておく。

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大学入試、親の付き添いはいつから?

大学入試がらみでちょっと話題になったこの件。

東北大2次試験、バス満員受験生乗れず 同行の親増加で」(朝日新聞2014年2月26日)
東北大などによると、午前10時から外国語の試験を予定していたが、午前9時半ごろになっても、仙台駅では300人ほどの学生らが東北大行きのバスを待っている状況だったという。東北大は試験開始に間に合わないと判断し、開始を30分遅らせた。
市バスを運行する仙台市交通局によると、仙台駅から東北大に向かう臨時バスが大混雑。受験生と同乗する父母が例年よりも目立った。やはり東北大と結ぶ定期運行のバスに父母を誘導したが、そちらも満員になってしまったという。

何やらテレビのワイドショーネタにぴったりだったようで、名前をよく覚えてないが朝の情報番組でキャスターの人が「いまどきの親は」「学生は」ってさんざんにこきおろして楽しそうだった。

お楽しみのところ申し訳ないんだが、少なくとも「いまどき」に限った話じゃないんだよということぐらいはいわせてもらおうと思う。

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みすず学苑広告:ヤマトタケルにいったい何が!?

このところ毎年この時期に取り上げているみすず学苑の広告。個人的には、京大の折田先生像とともにこの季節の風物詩のように思っている。

で、今年もやってきたわけだ。ああそんな季節かあと毎回しみじみする。毎年、それなりに新しく、それなりにいつも通りであるわけだが、あにはからんや、今年のはなんつうか、ひと味ちがうのだよ。

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オウム事件から学ぶべきこと

昨日、2年ぶりにオウム真理教関連の裁判が開かれた。1995年2月の目黒公証役場監禁致死事件に関連してオウム元幹部平田信被告が逮捕監禁などの罪に問われているものだ。

「平田被告、拉致共謀を一部否認 2年ぶりオウム裁判」(朝日新聞2014年1月16日)

オウム関連裁判では初めての裁判員裁判であること、死刑囚が証人として出廷することなど、さまざまな意味で大きな注目が集まる裁判だが、2008年に始まった被害者参加制度により、被害者の長男にあたる男性が裁判に参加することも注目点の1つらしい。

父の最期、知りたい 拉致された仮谷さんの長男、法廷に」(朝日新聞2014年1月16日)

この件を報じていたテレ朝系「報道ステーション」をちら見してたら、「オウム事件を忘れるな、向き合え」みたいなことを言っていたので、では何を忘れてはならないのか、何に向き合わなければならないのか、少しだけ考えてみた。

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「荒れる成人式」はいつごろからあったのだろう

今日は成人の日であるらしい。この3連休は各地でいろいろイベントが開かれているのであろうが、最近、成人式というと、何かやらかす人が出てきてよくニュースになっている。今年だとこんな話があった。後の方の記事は今日何かやるという予告(?)だから何か起きてるのかもしれない。

成人式「侍」逮捕 羽織で模造刀」(日刊スポーツ2014年1月13日)
「成人の日」前日の12日、各地で成人式が行われた。静岡県富士宮市では、会場に模造刀を持ち込んだとして、銃刀法違反の疑いで建設作業員赤池由稀也容疑者(20)が現行犯逮捕される騒動も起きた。会場前で刀をさやから抜き、友人たちに見せていたという。
ツイッターで襲撃予告 成人式で「千葉市長ぶんなぐってやるからよ!」」(スポーツ報知2014年1月13日)
千葉県在住とみられる男性が千葉市の熊谷俊人市長(35)に対し、ツイッターで「千葉市長 てめえなんてぶんなぐってやるからよ! 今年の俺らをなめちゃ、だめだぜ?」などと暴行を予告する投稿をしていたことが12日、分かった。

こういう話が出ると、すぐに「最近の若い者は」ってなって、そうすると「いやいやこんなのは前から」みたいな反論が出てきて、というテンプレートのような論争になるからやや辟易しているのだが、いやしかし待てよ、と思い直した。ほんとに最近のことなのか、ほんとに前からあったのか。というわけで、ちょっとだけ(ほんとにちょっとだけ)調べてみた。

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標識は英語ではなくひらがなで

ちょっと前にちょっとだけ話題になった、街中の標識の英語表記を改善するっていう件。オリンピックも決まったということもあってか、本格的に進められるらしい。

標識の英語表記改善、22地域が年度内に着手」(日本経済新聞2013年12月27日)
49地域は、地元自治体の意向も考慮し、優先的に外国人の受け入れ環境を整備するため国が指定。標識の改善は道路を管理する国や自治体が協力して進める。国交省は、地域内の主要駅周辺などは約2年以内に取り換える方針で「年度内には全地域で着手するよう促したい」としている。

大半の人には「へえそうなの」以上の感想もない話だろうが、地味に反対する声があったりする。

道路標識の英語化は「おもてなし」にならない」(ニューズウィーク日本版2013年12月2日)
先日の新聞に、国土交通省が東京五輪に向けて、道路案内標識のアルファベットをローマ字表記から英語表記に変えようとしているという記事が載った。ただし、記事の書き手はひどく混乱していた。英語表記の新標識も、英語圏の人間には理解できないと主張する外国人居住者に出会ったからだ。

私も実はあんまりいい考えだと思わないので、少し書いてみる。


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冬の電車は暖房いらないんじゃないか

小ネタ。電車の冷暖房に対する考えというのは人によってだいぶちがうだろうから、別に自分が絶対正しいとか主張するものでもないが、共感してくれる人はそこそこいるんじゃないかと思うので書いてみる。

冬の電車って、暖房いらないんじゃないか?

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いま、アニメ『ゴルゴ13』を見るべき13の理由

仕事柄(?)、学生さんたちから「今期のアニメどれ見てんすか」みたいに聞かれることがよくある(そういう仕事なのだ)。で、まあそのときどきで適当にいろいろ答えるわけだが、「今期」に含めていいのかわからないものの、今わりと楽しんで見ているアニメがある。MXTVで放映している『ゴルゴ13』だ(東京以外の方申し訳ない)。

いやこれが面白いんだいろんな意味で。

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映画泥棒はなぜ男なのか

もう誰か指摘しているかもしれないが、最近ある人からいわれて「あっ」と思ったことがあったので書いておく。まずこの映像を見ていただきたい。

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軍歌の「効用」

小ネタ。マイブームというのは世間のはやりとまったく関係なく訪れるものだが、最近なぜかマイブームになっているのが日本の軍歌だ。こういうとすごく警戒感を持たれそうだが、別にそっち方面の方々にありがちな憂国の士を気取るとかいう話ではなくて、作業しながら横目でYouTubeの動画を見ていたら関連動画のつながりでそこらへんにたどりついてしまったというだけのことだ。昔溜め込んだmp3ファイルをiPodに放り込んで、主に移動中に聴いている。

別にそういう自分を正当化しようというわけではないが、たまには軍歌を聴くのも悪くないなあ、と思ったので、その「効用」についてひとくさり書いてみる。

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体罰に関する個人的な話

小ネタ。先日シノドスに、スポーツ指導の際の体罰に関する文章を書いた。

「体罰は許されない」では解決しない理由」(SYNODOS 2013年10月7日)

その際、ちょい話がずれるし長くなるし個人的な経験だし、ということでカットしたネタにちょいちょいと足したものをここにおいとく。

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自分が「凡庸な悪人」かもしれないという自覚について

手短に。2013年9月21日付朝日新聞「耕論」欄に「不良図書と呼ばれて」というのが出ていた。最近話題になった「はだしのゲン」問題について、デザイナーの高橋ヨシキさん、精神科医の斎藤環さんが論じているのだが、この中で「「臭いものにフタ」よほど有害」というタイトルがついた高橋ヨシキさんの主張が面白かった。

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東北なら全面支持なのだが

ハフィントンポスト編集部からお題(お代ではない)をいただいたので、オリンピック招致について考えるところをつらつらと書いてみる。

2020年オリンピックの開催都市が、2013年9月7日からブエノスアイレスで開催されるIOC総会で決定されるらしい(決定は日本時間で8日早朝あたりとか)。候補として名乗りを上げている東京、イスタンブール、マドリードの3都市がこれまで繰り広げてきた招致レースもいよいよゴールを迎えるわけだ。ブックメーカーなどでの予想では、東京が44%、マドリードが29%、イスタンブールが24%。つまり東京が最有力なのだそうで、「関係者」の皆さんのテンションが上がるのも無理からぬところだろう。

Tokyo Olympic Bid Wins Odds Makers’ Favor to Host 2020 Games(Bloomberg 2013/09/03)
Tokyo is the odds-on favorite to host the 2020 Olympic Games in the days before the winning city is announced, according to bookmakers.

では私自身はどうかというと、正直なところ、軽く憂鬱な気分になっている。

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Remember "September 12"

戦争が始まろうとしている。

米国のオバマ大統領は、シリアでの武力行使への承認を議会に求めた。そうすることによって軍事行動を開始することの責任を「分担」しようとしたのだろう。これは彼自身が戦争にはあまり乗り気でないことを示すものかもしれないが、戦争のリスクが大幅に高まったことに変わりはない。

ホワイトハウスはシリアの化学兵器使用を抑止するための限定的な武力行使を考えているのだろうが、攻撃は報復を生む。シリアが米国にとってもうひとつのイラクないしアフガニスタンにならないという保証はない。

シリア攻撃を支持する方々―日本の方々も含めて―にはぜひ、『Septermber 12』を思い出していただきたい。念のため書いておくが、『September 11』ではない。

A war is about to begin.

Barack Obama, the President of the United States, asked lawmakers for approval to use military force in Syria. By doing so, he probably tried to share the responsibility to launch military actions. This may be because he himself is somewhat reluctant to commit a war, but the risk of war is significantly rising.

The White House considers limited military action to "deter, disrupt, prevent and degrade" Syria's ability to use chemical weapons. But an attack will cause retaliatory actions. There is no guarantee that Syria would not become another Iraq or Afganistan to the US.

Those who support the plan to attack Syria, including those in Japan, should remember "September 12." Not September 11.

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「男の日傘」について

小ネタ。男の日傘なるものがはやっているらしい。

男の日傘:クールに決める…熱中症対策、売れ行き好調」(毎日新聞 2013年08月07日)
男も日傘、急伸する「男性用日傘」売り上げの秘密は“美白”と“健康”へのこだわり}(産経新聞2013年8月11日)
男性用日傘・釧路・ネットスーパー…猛暑特需も」(読売新聞 2013年8月15日)
男性用日傘、コンビニ揚げ物 猛暑でヒット」(朝日新聞2013年8月16日)

そういう割には街中で見かけたことがほとんどない(こないだ一度だけ見かけた)から、「しかけ」なのかなあと思っていたんだが、まあ記事をよく読めば「人気」「ヒット」「売れ行き好調」とは書いてあるけど「みんな持ってる」とは書いてない。そのあたり、うまいものだと思う。もちろん、女性の間では、そこそこ使われている。一時あまり使われなくなっていたように思うが、最近はそのころと比べて増えているかもしれない。みんなというわけではないが、ちょくちょく見かける。

で、たまに「男の日傘、どうすか」といわれることもあるわけだが、今のところ、自分で使おうという気にはなっていない。

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「日本しぐさ」とでも呼べばいい

「江戸しぐさ」、ということばがある。NPO法人江戸しぐさ、なる団体があって、そこが商標権を有しているらしい(追記参照)ので、うかつに使ったら怒られちゃうかもしれないんだが、まあブログで書くぐらいは大丈夫だろう。「江戸商人のリーダーたちが築き上げた、上に立つ者の行動哲学」である、と当該法人のウェブサイトには書いてある。何だかわかったようなわからないような説明だが、2006年に公共広告機構のCMでも使われた(これ。その前年、地下鉄の電飾などの平面媒体やウェブでも実施されたらしい)。

この「江戸しぐさ」に関して、批判の声があるらしい。簡単にいえば、証拠がない、江戸時代にそんな概念はなかった、歴史を捏造している、といった批判のようだ。少し前に話題になって、やはり批判された「水からの伝言」と同じ構図だと指摘する人もいる。「いいこと」をいうためとはいえうそをついてはいけない、という趣旨かと思う。

事情をよく知っているわけではないのであまり深入りするつもりはないが、言いたいことがないわけでもないので、個人的な経験も交えて少しだけ書いてみる。

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誰かに「死ねばいい」と思われること

最近、アマゾンの電子書籍を買うことがめっきり増えてきた。もともとKindleDXとiPadで英語版のKindle本を買っていたのだが、iPod touchで日本語の本を買うようにした(本当はアカウントを統合したかったのだがなぜかうまくいかないので業を煮やしてiPod touchを使うことにした、というのが正しい)。

画面が小さいせいもあって、今のところ、買っているのはマンガが中心だ。というか、かつてないペースでマンガを買うようになってしまって正直大丈夫なのかと思うくらいだが、置き場所に困らないというのがこんなに本を買うハードルを下げるのかとびっくりしている。

ともあれ、そういうわけで、どんどこ買ってるわけだが、最近買ったのがこれ。

こうの史代『この世界の片隅に』(上)(中)(下)

以下、感想文。

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『風立ちぬ』を見てきた

遅ればせながら、『風立ちぬ』を見てきた。以下、感想文。えらそうに評論などするつもりはないので、あくまで感想。あと、連想と妄想をちょっとずつ。手短にしようと思ったがちょっと長めになっちゃった。

最初に書いとくが、この作品、好きか嫌いかといえば、好き。かなーり、好き。ネットでの評価はいろいろあるらしいけど、当然ながら賛否どちらにせよ、話題にしてる時点で、手のひらの上、ということだ。もちろん、この文章も手のひらの上。むしろ嬉々として手のひらの上。

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タクシーの空車表示はもっとわかりやすくならないのか

小ネタ。たまに「大人になったと思うのはどんなときか」と聞かれることがある。昔は「なった気がしない」みたいに答えていたんだが、最近は変わってきた。自分で「大人になったなあ」と自覚することがある。タクシーに向かって躊躇なく手を挙げられるようになったことだ。

子供のころの私にとって、タクシーというのは、めったに乗る機会のない特別な乗り物だった。もちろん大人と一緒のときだけ。自分が大人になっても、根が貧乏性なものだから、どんどん上がってく料金メーターを眺めるのが苦痛で、めったに乗ることはなかった。バブル期も、一部の業界のようにタクシー券が景気よく配られるような職場ではなかったから、満員電車に乗って過ごした。自分が利用する交通機関の選択肢の1つとしてタクシーが頭に浮かぶようになったのは、本当にここしばらくのことなのだ。

というわけで、最近は便利に利用しているわけだが、そうなればなったで、気になることが出てくる。

空車表示だ。あれはもう少し見やすくならないものだろうか。

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鯨と日本人について (On Japanese people and whales)

オーストラリアが南極海での日本の調査捕鯨の差し止めを求め提訴した国際司法裁判所の裁判が最近、結審した。半年後、つまり冬には判決が出るらしい。

調査捕鯨:日本「条約順守」…訴訟が結審 国際司法裁判所」(毎日新聞2013年7月16日)
日本は豪州の提訴は「裁判所に管轄権がない」と主張、訴えを却下するよう求めた。豪州は「調査捕鯨はクジラを殺すのが目的」などと動物保護の世論を意識し、日本に攻撃的な議論を仕掛けたが、日本は「条約を順守している」と法律論で応じた。

グーグルでの検索結果などから見る限り、この件については、係争国である日本とオーストラリア以外のメディアでもほとんど話題になっていないように思われる。それ自体はまあしかたないだろうが、少なくとも、英語で見るとオーストラリアからの発信がほとんどで、日本のメディアからの発信がほとんどみられないのは、よろしくないと思う。

捕鯨については、一見、科学的な議論が行われているようにみえるが、実はその裏に、どちらの側も、歴史的、文化的、あるいは感情的なものに動かされた議論が大きな要素を占めているように思う。

というわけで、4年ほど前にこのブログで書いた記事をちょこっと修正して再掲してみることにする。これは鯨と捕鯨、及び日本の文化についての、私自身の考えである。このときはがんばって、なんちゃって英語でも書いてみたので(変な文章もあると思う。まちがってたらぜひご指摘を)、できればハフィントンポストとかで拾ってもらえるといいなあ、と。

The public hearings in the case concerning whaling in the Antarctic at the International Court of Justice were concluded yesterday. The Court will now begin its deliberation (Press release). The Court Judgment will be issued by this winter.

Google search result says, the trial has not attract enough attention from public, except medias of Japan and Australia, the parties in dispute. It is OK, but what seemes to be problematic is that Japanese medias have not reported so much on this issue in English.

At first glance, discussions on whaling look like something scientific, but it seems to me that the large part of the arguments of both sides are rather motivated to a greater extent by historic, cultural, and emotional reasons.

In this context, let me re-publish the blog post that I wrote four years ago, with slight modifications. This is my personal view on whales and whaling, and the Japanese culture.

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どんな「日本を、取り戻す」のか

ちょっと前に出た最新の選挙情勢調査によると、与党の優勢は堅いらしい。自公で過半数は確保し安定多数も濃厚、といった論調のものが多い。このところ内閣支持率はじりじりと低下傾向にあるようにも見えるが、依然として高い水準にあるし、代わりに政権を託したい政党があるというわけでもないから、この情勢のまま選挙に突入するんだろう。

「参院選:自民、70議席うかがう…序盤情勢・本社総合調査」(毎日新聞2013年7月6日)
自民党は選挙区と比例代表を合わせて改選34議席から倍増の70議席前後を確保する勢い。公明党も改選10議席を維持する見通しで、与党が非改選を含めて参院で過半数を確保するのはほぼ確実な情勢だ。
自公、安定多数70議席確実 民主は半減も」(産経新聞2013年7月6日)
自民、公明両党は過半数(122)に必要な63議席を大きく上回り、すべての常任委員長ポストを独占できる「安定多数」に必要な70議席の獲得が確実な情勢だ。

となれば、今回の選挙は実質的に、安倍政権に対する信任投票的な位置づけになる。つまり、争点は、「安倍政権をどの程度評価するか」であるというわけだ。

どこで評価するかは当然、人によってちがうはずだ。さまざまな争点、論点がありうるわけで、せっかくネットで政治のことが書きやすくなったんだし、私なりの争点なり論点なりを少しだけ書いてみることにする。個人的には、とっかかりとして、自民党が掲げているキャッチフレーズに注目している。例の、「日本を、取り戻す。」っていうやつ(リンク)。

取り戻すって、いったいどんな「日本」なのか。日本の何を「取り戻す」というんだろうか。

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ネット選挙運動解禁が変えるのは選挙よりネット

参議院通常選挙が7月21日に迫った(参考)。

いよいよネット選挙運動解禁ということで、ネットまわりはいつもの選挙と比べて活気づいているようにみえる(関連)。この件については既に多くの人がいろいろなことを書かれていて、もう論点は概ね出尽くしているのではないかと思うが、遅ればせながら、少しだけ書いてみる。ごく手短に。

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週刊文春を責めても始まらない

有名女性スポーツ選手が出産していたと発表した上で、競技に復帰することを明らかにしたことをきっかけに、ちょっとした騒動が起きた。週刊文春がこれを支持するかしないかというウェブアンケートをしかけ、批判が集中してすぐに撤回された件が報じられていた。

アンケートっていうのはこんな文面。

この突然の告白に対し、出産を祝福する声が上がると同時に、まだ結婚しておらず、父親が誰かも明かさないことへの疑問や、子育ても競技も中途半端になるのではないかなどの批判もあります。そこで、下記アンケートへのご協力をお願いいたします。

で、「出産を支持しますか?」、及び「子育てをしながら五輪を目指すことに賛成ですか?」の2点を聞いている。赤の他人の出産を支持するもしないもないっていうのが常識だろうと個人的には思うが、どうもこの人たちはそう考えなかったらしい。で、案の定(なんで想像できなかったのか実に不思議だ)、批判が殺到して、アンケートは中止に追い込まれたというわけだ。

とはいえ、週刊文春を責めておしまい、というだけではあまり意味がないようにも思うので、少しだけ書いてみる。以下、件のスポーツ選手の個人名は議論に必要ないと思うので伏せる。

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教育を本気で「再生」したいのなら

この記事。

参院議員・山谷えり子 大学再生に向けた提言への思い」(産経新聞2013年6月8日)
日本の国際競争力は、1990年の世界1位から、今や24位となった。わが国の潜在力発揮のためにも、大学院・大学などの高等教育の再生は急務である。現在、日本には大学が783校ある。語呂合わせでは、ナ・ヤ・ミとなるが、各大学が課題を直視し、国際競争力や地域貢献力を高めるなど特色に応じた教育が進むよう後押しが必要である。
政府の教育再生実行会議は、5月28日に「これからの大学教育等の在り方について」と題する報告書をまとめ、グローバル化への対応、教養教育の充実、地域活性化の取り組みなどを示した。

報告書というのはこれだろうか。記事には、この動きに呼応して自民党の教育再生実行本部が提言をまとめた中で、「大学・入試の抜本改革」部会の主査を務めた山谷えり子参院議員の意見が書かれている。

言いたいことはわからなくもないのだが、少なくともこの記事でみる限り、どうも根本からずれているとしか言いようがない。時間がないので手短に殴り書き。誤字などあったらご容赦。

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嫌いな表現を守るということ

自由民主党・公明党・日本維新の会が児童ポルノ規制法の改正案を今国会中に提出する方向、と報じられている。

自公が児童ポルノ禁止法改正案 わいせつ画像「所持」禁止」(産経新聞2013年5月21日)
自民、公明両党は21日、子供のわいせつな画像や写真の「所持」を禁止するための児童ポルノ禁止法改正案を議員立法として来週中に提出することを決めた。日本維新の会を含む3党の共同提案となる見通しで、今国会中の成立を目指す。

この件についてメディアの扱いは総じて小さく、あまり関心を持たれていないようだ。しかし、この改正案には憲法にも関わる重大な問題があり、憲法改正が選挙の争点となりつつある現時点で、決して軽視すべき問題ではない。

子どもを守るという目的自体には何の異存もないが、この改正案は、その目的を達するには不十分であるばかりでなく、深刻な権利侵害のおそれを含むという弊害があり、反対せざるを得ない。

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「フリクションボール」への不満

小ネタ。胸ポケットに挿してペンを持ち歩くようになってからけっこう長い。この件についてはずっと前にちょっとした文章を書いたことがあるが、要はメモ用ということだ。これまで、ボールペン2色とシャープペンがセットになった3色(?)のものを使っていたんだが、今回思うところがあって、パイロットの「フリクションボール」というやつにしてみた。こういうやつ。

で、一応使った上でひとこといいたくなったので、少しだけ書く。

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結局芸能人にしか興味ないんだね

芸能人が広告塔になったということで昨年大きな騒動となったペニーオークション詐欺の件、そろそろ判決が出るらしい。

ペニオク詐欺で主犯の男に懲役3年求刑 京都地検」(産経新聞2013年5月14日)
「ペニーオークション」と呼ばれるネットオークションで手数料をだまし取ったなどとして、詐欺と不正指令電磁的記録保管・同供用の罪に問われた大阪市福島区の元会社役員、鈴木隆介被告(30)に対する論告求刑公判が14日、京都地裁(宮端謙一裁判官)で開かれた。検察側は懲役3年を求刑し、結審した。判決は24日に言い渡される。

報道で見聞きする範囲ではこれはどうみても犯罪なので、これ自体には特段の感想はない。ただ、当時あれだけ大騒ぎした事件なのに、判決となるとあまり注目されている気配がないという点についてはひとこと言いたい。

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ハフィントンポスト日本版の「天気晴朗ナレドモ波高シ」

2013年5月7日、ハフィントンポスト日本版がスタートした。通過儀礼なのか、さっそくあちこちから叩かれまくっているが、同時に期待する声も少なからずあるようだ。当面の注目は、政治家なども含む有名人からの寄稿ということになりそうな気がする。

有名人ではないが、私もブロガーとして参加することになった(最初の記事はこれ。要はこの記事の転載だ)。どれどれと思って、7日に六本木ヒルズで開かれたローンチ発表会なる豪勢なイベントに参加してきたわけだが、印象としては、「天気晴朗ナレドモ波高シ」といったところだろうか。

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ならば便乗値上げも禁止したらいい

来年4月に予定される消費税率引き上げに関連して、政府が「消費税還元セール」を禁止する法律を作ろうとしている、と報じられて話題を呼んでいる。3月の閣議決定を経て、正式に「消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法案」として国会に提出された

消費税転嫁対策法案を閣議決定 還元セール禁止 悩む小売業」(産経新聞2013年3月22日)
政府は22日、消費税率の引き上げの際に、企業が増税分を商品やサービス価格に円滑に転嫁できるようにする特別措置法案を閣議決定した。

気持ちはわからなくもないが、なんとも筋悪な話だと思う。

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問題は就活解禁日ではない

大学生の就職活動解禁日を4年生の4月からにするという報道があった。これまで3年生の12月だったので、実現すれば4か月繰り下げることとなる。

就活「4年生から」現実味 経団連が容認姿勢」(日本経済新聞2013年4月8日)
大学生の就職活動の解禁時期を大学3年生の12月から、大学4年生の4月に繰り下げる動きが現実味を帯びてきた。経団連の米倉弘昌会長は8日の記者会見で、政府から正式な要請があれば繰り下げを容認する考えを示した。

経団連会員企業の「採用選考に関する企業の倫理憲章」を改訂するのだそうだ。大学側の要請に対しこれまで対応を渋ってきた企業側が踏み切ったという意味で一歩前進、ということなのだろうか。

・・・とはどうも思えない。とはいえ、文句ばかりいうのも何なので、個人的な意見として「対案」めいたものをちょっとだけ書いてみる。

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「アニメミライ」と「リトル ウィッチ アカデミア」

なんとか時間を作って、「アニメミライ2013」を見てきた。文化庁平成24年度若手アニメーター等人材育成事業、と正式名称で書いた方がイメージがわきやすいかもしれない。公募で選ばれた4つの会社が30分ものの作品を作る、というわけだ。もう3月2日から劇場公開されていて、そろそろ終わりに近いと思うのだが、朝早い映画館はけっこうな入りだった。短めの映画をたてつづけに見る感じは子どものころ行った「東映まんがまつり」を思い出したりもする。

この中で特に注目していたのは、トリガーの「リトル ウィッチ アカデミア」だった。劇場公開日の夕方に、トリガーの吉成監督や堤プロデューサー、舛本プロデューサーにお話をお伺いして撮ったインタビュー動画を流しながらニコ生をやったのだが、それはもともとゼミ生からの希望があったためだ。作品を見ないまま(30秒のPVは見たけどさ)話を聞くというのはそれなりに難しくて難儀したのだが、せっかく作り手のお話を聞いた以上はぜひ作品を見なきゃというわけで、どうにかこうにか劇場にたどりつくことができた次第。

というわけで、取材御礼も兼ねて(ことさらにヨイショとかはしないけど)、ちょっとだけ感想文みたいな感じで。


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「よりよく忘れる」ということ

東日本大震災から2年が経過した。

この間、さまざまなものが変わり、さまざまなものが変わらなかった。被災地のようすもさまざまで、まだら模様といったところだろうか。復興に向けた歩みをすすめるところもあり、復興どころかがれき処理さえまだまだといったところもある。

「復興に遅れ」半数…被災地42首長アンケート
(読売新聞2013年3月6日)
東日本大震災から2年を前に、読売新聞が岩手、宮城、福島県の津波被災地や東京電力福島第一原発周辺の42市町村長にアンケートを行ったところ、復旧・復興の進展状況について、「予定より遅れている」「全く進んでいない」と答えたのは約半数の22人だった。

しかし、被災地以外の場所では、状況は概ね似通っているのではないだろうか。すなわち、直接大きな被害を受けなかった人々にとって、2年前の大地震は、少なくとも意識の上で、次第に「過去のできごと」になりつつある、ということだ。

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みすず学苑、今年は「食」と「虫」

このところ毎年取り上げているみすず学苑の広告だが。

みすず学苑、7つのなぞ
みすず学苑の広告が「進化」している件
さらに進化するみすず学苑!宇宙へ・・
みすず学苑、オカルトへ走る
みすず学苑、今年はアートの世界へ

今年はとうとう人間界を飛び出してしまった。

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WOMJ事例共有セミナー(20130225)資料

WOMJの会員向けイベントで「事例共有セミナー」というのがあって、今日行われるそのイベントでガイドラインの話をすることになったのでスライドを出しておく。別に内容は外向けと変わらないし、スライドもほとんどが使い回しだけど。

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家では寝袋

小ネタ。前にこんな記事を書いた。

家では厚着

なんか今読み返すと我ながらやや嫌味ったらしい文章だ。エコ目的で夏場に冷房の設定温度を高くしようみたいな話が数年前からあって、それに対するある意味意趣返し的な意図があったんだろう。これを書いたのは震災よりずっと前だが、冷暖房のための電力消費を減らそうっていう話は、震災以降の電力不足で一層重要なテーマになってきている。

実際、自分の家ではエアコンはほぼ使っていない(追記:寝室用にはパネルヒータがあって夜間だけ使う)。第一、自分の部屋のエアコンは一昨年から壊れたままだ。というわけで、実際に「家では厚着」を実践していたわけだが、この冬は「新兵器」を導入してさらに快適に過ごしている。

寝袋だ。

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東証を日光江戸村にしたらいい

新年の仕事始めの時期の風物詩の1つとして、東京証券取引所の大発会の模様がよく伝えられる。特に今年は、1月1日付で大阪証券取引所は合併して持株会社「日本取引所グループ(JPX)」が発足するという記念すべき年だ。安倍政権誕生で株高への期待もあるんだろうが、いつもより華やいだ雰囲気になったようだ。

東証上昇スタート 大発会 日本取引所船出」(東京新聞2013年1月4日)
今年最初の取引となる大発会を迎えた四日の東京株式市場は、東京外国為替市場の円相場が約二年五カ月ぶりの円安水準となったことなどを好感し、日経平均株価(225種)は大幅に上昇。上げ幅は一時、前年末比で三〇〇円を超え、一万〇七〇〇円台を付けた。取引時間中としては東日本大震災前の二〇一一年三月四日以来、約一年十カ月ぶりの高値水準となった。

で、この大発会の「名物」的存在になっているのが、晴れ着姿の女性たちだ。詳しくは知らないが、確か職員だったと思う(外部の人もいる、という情報もあったが未確認)。いわゆる「華を添える」演出の1つではあるんだろうが、一方で、女性職員に着物着用を強制するのは男女差別ではないか、という意見も昔からある。で、最近も論争が起きたようだ。

大発会で女性職員が晴れ着を着るのは差別」(Togetter)

こうした主張自体にそれほど違和感はない。まあ常識的に考えればそうなる。とはいえ、ここで晴れ着の女性を出してることの意図というのを考えると、もう少し別の考え方があるのではないか、と思った。もちろん「前向き」に、だ(ここで悪乗り回路起動)。ツイッターでいろいろアイデアもいただいたので、それらをまとめてひとくさり。

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ステマというより芸能人詐欺広告塔事件だろうこれは

水曜あたりからあちこちで騒ぎが起きているこの件。

お笑い芸人も“やらせ広告塔” 業界騒然、タレントら対応大わらわ」(産経新聞2012年12月14日)
ペニーオークション詐欺でサイト運営者の男らが京都、大阪両府警に逮捕された事件を受け、別のオークションサイトで格安で商品を落札したと自身のブログで紹介していた人気お笑いコンビの男性芸人(35)が「実際には落札していなかった。5万円の報酬をもらって書き込んだ」と所属事務所に認めていたことが13日、分かった。

水曜、木曜は授業とかゼミとかでばたばたしてたのでちらちらとネットを眺めているだけだったんだが、木曜午後になって読売新聞の記者の方から大学に電話がかかってきて、夜になって取材を受けた。「ステマの件で」、と。ブログの記事を見て私を知ったらしい。急に騒ぎが大きくなったのはもちろん、この詐欺サイトをブログなどで推奨する記事を書いていたのが芸能人たちだったからだろう。「ステマ」騒動再び、というわけだ。一応、自分がWOMJ個人会員(訂正。学識会員というカテゴリだった)でガイドライン委員会に所属していることも説明はしたが、基本的に個人としての意見をということだったので、個人としての意見を述べた。

ただ、今朝までの同紙の報道をみる限り、ボツになったらしい。私の意見はどうもお気に召さなかったようだ。

タレント利用「ステマ」横行、被害の危険性も」(読売新聞2012年12月14日)
人気タレントだと数万人が閲覧し、影響力も大きい芸能人ブログ。特定の商品を称賛する書き込みは多く、以前から「ステマ」の横行は指摘されていた。
閲覧者の錯覚を誘うだけでなく、事件に巻き込まれる危険性も今回明らかになり、識者からは厳しい対応を求める声も上がっている。

せっかくなので、少々補足しながら本件について考えてることを書いておく。

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誤報検証で取材すべき先は

iPS細胞の世界初の臨床応用例だとして読売新聞等が報じた件(元記事は既に削除されているようだ)は、その後一転して誤報騒ぎとなった。件の人物は、今やスキャンダルの主としてマスメディアの注目を一身に集める存在となっている。

iPS移植、5件「ウソ」…森口氏が記者会見」(読売新聞2012年10月12日)

京都大学山中教授がノーベル賞を受賞してなんだかおめでたい気分だったのに、一気に水をさされたような状況だが、あちこちのメディアの取り上げ方がどうも気になる。

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過去がうらやましい、という人がいたので

はてな匿名ダイアリー、通称「増田」にこんな投稿があって、ツイッターの私のタイムライン上でこれに関するちょっとしたやりとりがあった。

高校1年だけどコンピュータ、インターネット創成期が羨ましい」(2012年10月12日)

ごく短い文章で、あの頃は「資本がなくても大富豪になるチャンスがあった」らしいからという理由だ。まあ非常にわかる気持ちではある。あまり深く考えず気楽にそのときの気分を書いたということなら別に気にしないが、どうもそうでもないかもしれないという気がしたので、少しだけ書いてみる。高校1年とあるので、できるだけかみくだいて書くよう努める。

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意識の高いゆるキャラ諸氏のためのサバイバル5ヶ条

熊本県のゆるキャラ「くまモン」が何やら怒られたらしい。

「くまモン、式典では礼儀を」 熊本県議からカミナリ」(朝日新聞2012年9月28日)
この日の特別委員会で自民の山本秀久議員は、くまモンが県のPRキャラクターとして成長していることに理解を示す一方で、「正式の式典でふざけていると感じる場面がある。礼儀をきちんとさせないとだめだ」と「しつけ」の必要があると指摘した。

一見なんともくだらんニュースだが、バカにしてはいけない。私の目(悪乗りフィルタ装着)にはむしろこの記事、ある重大な問題を提起しているものと映る。

それは何か。

ゆるキャラにも今やサバイバル術が必要ということだ。

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ソーシャルメディアでリーチできない人々

先日、修士のころの同級生たちと会う機会があったのだが、そこでちょっと考えさせられることがあった。

ふと思い立って、その場にいた面々に、フェースブックを使っているかどうか聞いてみたのだが、ほとんどの人がノーと答えたのだ。じゃあツイッターはと聞いたら全員がノー。いわゆるソーシャルメディアの類は使っていない、ということだった。


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アンドロイド端末を買ってアップル製品の優秀さを知った件

ちょっと前に、アンドロイド端末を買った。アンドロイド系の端末はこれが初めてなんだが、買ってみて改めて、アップル製iOS系機器の優秀さを思い知らされた、という話。たいした内容でもないので手短に。たぶん他のところで詳しい方がいろいろレビューしてるんだろうが、別に目新しいことを書こうというわけじゃないし気にしない。あくまで一素人の感想だからそこんとこよろしく。

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いじめ問題とネットについてご質問をいただいたので

先日このブログでいじめ問題について少し書いたのだが、おそらくそれを読んだのか、高校生からメールで質問を受けた。回答をゼミブログ「こち駒」の方で書いたので、ここにもリンクを置いとく。

「こち駒」で記事を読む

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終戦の日に新聞が書くべきこと

2012年8月15日の朝日新聞夕刊「素粒子」欄にこんな文章が出ていた。

67年前、この日まで神話に浸っていた。多くの命を犠牲にしない道はあったはず。そして戦後また神話にすがり。

まるで他人事だ。戦後の話はともかく、当時その「神話」を広め、世論を煽り立てたのは誰だったのか。まさか知らないってことはなかろう。こういう短文コラムですべての要素をカバーするのはもとより無理だし、何か書くたびに自省の文言を入れてこられてもうざいとは思うが、こういう日だからこそ書いてるんだろうから、当時「本土決戦、一億の肩に懸る 挙国全戦力投入も可能」みたいな記事を書いた新聞ならではの、こういう日だからこその自省のことばが少しくらい入っていてもバチはあたるまい。というか、そういうのなしにしれっと「神話に浸っていた」とか書かれても説得力ないよね。

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赤勝て白勝て・・なんて言ってる場合じゃない!

なんだか産経と毎日がケンカしてるみたいな状況が起きてる。産経の「産経抄」と毎日の「憂楽帳」。テーマは脱原発と節電について。2012年7月16日に開かれた脱原発の集会での坂本龍一氏の発言を槍玉に上げた「産経抄」に、「憂楽帳」がかみついた形だ。

産経抄(産経新聞2012年7月21日)
▼彼は、「たかが電気のために、この美しい日本の未来である子供の命を危険にさらすべきではない」とのたまった。確かに、たかが電気である。命には代えられない、と思わずうなずきたくなる甘いささやきではあるが、「たかが電気」がどれだけ多くの命を救ってきたことか。
憂楽帳:「矛盾」してていい(毎日新聞2012年7月23日)
それを「矛盾」ととるなら、矛盾でいい。いくら電力を使いまくっても、脱原発は主張できる。原発関係の企業や省庁に勤めていても同じだ。問われているのは、福島のような放射線汚染は未来永劫(えいごう)二度と起きないと言えるのか、ということだからだ。あるいは、最終処分場も決めず、見知らぬ未来の人々に核廃棄物を託してもいいのか、ということだ。エネルギー論というより個人の倫理が問われている。

やじうま的には赤勝て白勝てどっちもがんばれな状況なんだが、そんなこと言ってる場合じゃなかろうと思うのでそういう趣旨でごく手短にひとくさり。

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やや暴論:いじめ「根絶」をめざしてはいけない

いじめ問題がまた「ブーム」になっている。「ブーム」というのはもちろん皮肉で、いじめの実態そのものというより、社会問題として大きく取り上げられる時期が何年かに一度やってくる、といった意味だ。今もあちこちで、さまざまな立場の大人の皆さんがいろいろな呼びかけを行なっている。いずれも真摯な思いから出ているものであろう。解決策を提案している人たちも多い。適否はともかく、これも「なんとかしたい」と考えた結果だろう。もちろん現場では、日々悪戦苦闘し、悩んだり苦しんだりしてる大人たちがいるわけだ。

そういう取り組みは貴重なものと思うが、それはそれとして、うーんちょっと、と思う部分もなくはないので、少しだけ書いてみる。たまにやる「暴論」シリーズ。

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ノマドとノマドワークに関するいまさらながらのあたりまえの話

ブロガーの習性として新しいネタにとびつくというのがあるのだが、最近諸般の事情でなかなかそれができず、内心くやしい思いをしている。その中の1つがちょっと前に主にネット界隈ではやった「ノマド論」で、いろいろな人がいろいろなことを書いていた。書こうと思ってあんまり人のものを読まないでいたのだが、最近あまり見かけないところをみると、もう話題としてはひとしきり通り過ぎた感が漂ってるようだ。

なのでほんとにいまさらなのだが、書かないままなのもいやなのでごく簡単に書き付けておく。

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1億総犯罪者予備軍、もしくはエアチェック復権の時代について

私的違法ダウンロード刑罰化を含む著作権法改正案が衆参両院で可決成立し、施行されることとなった(関連記事)。違法ダウンロード刑罰化が含まれる修正案(こちらに実際の条文が出ている)に限っていえば、6月15日の提出から5日間で成立した計算になる。あれよあれよという間に、という印象が強いが、もちろんしかける側からすれば長年の悲願だったはずで、まんまと、という方が適切なのだろう。

違法ダウンロードに罰則、DVDリッピングも違法化」(2012年6月21日)
インターネット上で違法に配信されていると知りながら音楽や映像をダウンロードする行為(私的違法ダウンロード)に罰則を設ける条文を含む「著作権法の一部を改正する法律案」が2012年6月20日、参議院本会議において可決、成立した。市販DVDなどに施されているアクセスコントロール技術を回避してDVDをコピーする行為も違法となる。10月1日から施行される。

もともとの内閣提出の改正案には入っていなかったものを、修正案として後から議員立法でしれっと付け加えるという荒っぽいやり方もひどかったが、この修正案がまたかなり乱暴なものだ。反対する声は少なくはなかったと思うが、少なくとも国会を動かすほどのものにはならなかった。MIAUの方々の奮闘は今回も特筆すべきだったが、支持が今一つ広がらなかったことについては、強い利害に動機づけられた企業セクターやその代弁者たちに対して、弱い利害の他には善意しかない人々が長い期間にわたって対抗し続けることの難しさを改めて感じさせる。私自身も一応MIAUの会員なのだが、時間の都合等もあって今回は何もできなかった。何かしたとしてもさして役に立つわけではなかったろうが、やはり悔やまれるところだ。

したがって「なにをいまさら」な話であることは承知の上で、今つらつら思っていることを少しだけ…といいながら毎度の通りけっこう長くなっちゃったけど。

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WOM Marketing Summit 2012に出たので

WOMJのイベントである「WOM Marketing Summit 2012」というのが昨日あって、ガイドライン委員会の活動報告セッションに登壇したので、その際使ったスライドを公開しておく。

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夏の電力ピーク時にテレビ放送を休止してはどうか

先日、シノドスジャーナルに「この夏を乗り切るために私たちがすべき10のこと」と題して、節電しよう、みたいな文章を書いたのだが、昨日「報道ステーション」で、家庭やオフィスの具体的な節電提案をしていて、そうそうこれこれ、と思った。単に節電が必要、じゃなくて、視聴者に自分たちの問題ととらえさせようとしている姿勢は好感がもてる。

脱原発をアツく語り続けている同番組がやるべきなのは、電力が足りてる足りてるとぶちあげて危ない橋を渡らせることじゃなくて、圧倒的な節電でおもいっきり電力余らせて「なんだこれなら原発ほんとにいらないじゃん」とみんなに思わせるための具体的な提言だろう。根拠なくいうが、世の再稼働容認派の大半は原発が好きなんじゃなくて電力不足の影響がイヤなだけなので、産業界に無理をさせずにそういう状況を作れるなら、世論は一気に固まる。

でも、せっかくなら、テレビにはまだできることがあるはずだ。もっと直接的に。いうまでもない。それは、夏の電力需要のピーク時間帯に、テレビ放送を休止することだ。似たようなことを言ってる人は前にもいたと思うが、繰り返しになってもかまわないと思うので、手短にひとくさり。

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「痛みを分かち合う」について

先日、野田首相が大学生向けのイベントで、来年度の国家公務員新規採用数を7割削減するという件について「痛みを分かち合おう」と説いたという報道があった。それについてはゼミのブログ「こち駒」の方にネタ的に書いたのだが、あちらはやや若い人向けに書いている部分があるので、書き足りなかったことをここにちょっとだけ吐き出しておく。

「こち駒」の記事を見る

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「ぞっとした」にぞっとした話

最初に目にしたときから、何か違和感があった。

福島第一原発の事故に関する民間事故調(正式には「東京電力福島第一原発事故に関する独立検証委員会」というらしい)の報告書が公表されたとするニュースについての話だ。たとえばこれ。

菅首相が介入、原発事故の混乱拡大…民間事故調」(読売新聞2012年2月28日)
東京電力福島第一原発事故に関する独立検証委員会(民間事故調、委員長=北沢宏一・前科学技術振興機構理事長)は27日、菅前首相ら政府首脳による現場への介入が、無用の混乱と危険の拡大を招いた可能性があるとする報告書を公表した。
報告書によると、同原発が津波で電源を喪失したとの連絡を受けた官邸は昨年3月11日夜、まず電源車四十数台を手配したが、菅前首相は到着状況などを自ら管理し、秘書官が「警察にやらせますから」と述べても、取り合わなかった。
バッテリーが必要と判明した際も、自ら携帯電話で担当者に連絡し、「必要なバッテリーの大きさは? 縦横何メートル?」と問うた。その場に同席した1人はヒアリングで「首相がそんな細かいことを聞くのは、国としてどうなのかとゾッとした」と証言したという。

違和感を感じたのは、この「ゾッとした」というくだり。変だ変だと思っていたら、その理由がやっとわかったので、できるだけ手短に。

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出番ですよ厚労大臣閣下

先日、岩波書店の社員募集要項に対してくだらないいちゃもんをつけて名を挙げた厚生労働大臣だが、またまたご出動を賜りたい事態が生じているようだ。米国企業の採用募集であるが、日本語を含む数カ国語で書いてあるということは、それらの言語でアクセスできる人材を募集しているということだから、日本人も当然対象になっているのであろう。

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嫌韓ねらーの皆さんのためのたったひとつのさえたやり方・・?

かなりどうでもいい小ネタ。マスメディアの韓国押しがどうとかいう話はまだ続いてるらしくて、ちょっと前も「MORE」の記事が変とかいう話が出てた。

女性ファッション誌「MORE」の“不自然な韓国推し”がネットで話題に

「ネットで話題に」というのは要は2ちゃんねるで叩かれてるという話なわけだが、もちろんツイッターその他のあちこちにも飛び火はしていよう。見る限り確かに不自然な感じはするので、ステルスマーケティング的な意図があるのかもと思わなくもないが、確かめようもない。

とはいえ、2ちゃんねらーさんたちの反応があまりにもテンプレ化してるような感じがするのはちょっと残念な気もするので、煽るつもりはないが、たとえばこんなやり方もあるかも、ぐらいの思いつきを書いとく。

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取り調べの瑕疵化

小沢一郎氏の裁判で、東京地裁が、検事調書の大半を証拠不採用とした件で、これで小沢氏が有利になった、との報道が流れてる。

弁護側「有罪の証拠消えた」 指定弁護士は「立証は十分可能」(産経新聞2012年2月18日)
石川知裕衆院議員(38)=1審有罪、控訴中=らの捜査段階の検察官調書がことごとく却下された17日の東京地裁決定に、弁護側は「証拠は消えた」と「無罪」への自信を深める一方、検察官役の指定弁護士側も「意外感なし」と強気の姿勢を崩さなかった。

正直、裁判自体の行方にはさほど興味はない。これで政局がどうなるとかの話にはさらに興味がない。いやもちろんまったく興味がないわけじゃなくて、それなりに重要な問題とは思うが、あくまでそれなりに、であって、少なくとも現段階で、マスメディアの人たちが今騒いでるほどの意義はないんじゃないかと思うだけの話。

この件で最も興味があるのは、これが取り調べの全面可視化への議論につながっていかないだろうかということだ。

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「朝9時から仕事」について

昨日あたりから、ツイッターのTL上で「朝9時始業なら8時半に来るのが当たり前」だとか「そんなのおかしい」とか、そういった関連の話題がけっこう上がっていて、何だろうと思っていた。確信はないが、ひょっとしたらこれの関係なのかもしれない。

この方、大阪市城東区の区長さんらしい。今注目の大阪市だが、この方が件の市長さんとどういう関係なのかは知らない。ともあれ、一応私も民間企業経験者だし、少し思うところはあるので、ちょっとだけ書いてみる。

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マクドナルドのラスベガスバーガーを食べに行ってきた件

先日、AMNで募集してるやつで、マクドナルドが期間限定で販売してるBig Americaシリーズの新商品、ラスベガスバーガーのブロガーイベントがあったので、参加してみた。バーガーが食べ放題になるとかいう話にまんまと乗せられたわけだが。

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他にやることがあるだろう

岩波書店が「縁故採用」をするという方針を出してるとかで、一部で騒ぎになってた。なんでも厚生労働大臣が調査すると言ったとか言わないとかで、えらくおおごとになってる。

小宮山厚労相:岩波書店の縁故採用に言及」(毎日新聞2012年2月3日)
小宮山洋子厚生労働相は3日の閣議後の記者会見で、岩波書店が13年度の定期採用で同書店の出版物の著者や社員の紹介を応募資格にしたことについて「公正な採用・選考に弊害があるという指摘かと思うので、早急に事実関係を把握したい」と述べた。

厚労大臣というのはそんなにヒマなのか。

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秋入学導入なら就活は卒業後に

大学を秋入学にしてはどうかという話が急に盛り上がってきた。そういう意見は以前からあったが、東大の検討会が方針を打ち出したことで、一気に各大学が動き出す気配を見せ始めている。さすがに東大としても単独でやる気はないようで、京大や早稲田大、慶応大など11校にも「共闘」を呼びかけている由。これら「名門」校が一致して動けば、社会にも大きなインパクトがあるし、「上」を見て動きを決める傾向の強いそれ以外の諸大学にも追随するところが少なからずでてくるのではないか。

という前提でちょっとだけ。この機会に、就活を卒業後にする、という流れを作れないものか、などと思ったのでひとくさり。

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iPad2を買った件

とうとうiPad2を買った。「とうとう」というのは、けっこう長いこと悩んでいたからだが、そろそろ潮時かな、という雰囲気がだんだん自分の中に形成されてきて、別に誰にいわれたからでもないが、自分的には「やむなく」という感じ。まあ、街中でけっこう見かけるようになってきたから、というのもある。

以下、超個人的な話なのであらかじめ念のため。A社信者の皆さんをdisるつもりとかまったくないので、そこんとこぜひよろしく。

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ガストで新しいカレーのメニューが出たので食べてみた話

私を知ってる人は知ってるかもしれないが、私は3食カレーが続いても気にならない程度にはカレーが好きだ(1ヶ月までは試したことがある)。そういう身からすると、6月1日にAMN関連で開催された、ガストが新しくだしたカレー4種を一気に試食できるイベントみたいなものは、まさにネコにマタタビと形容せざるを得ないわけで、まあ一も二もなく参加してきたという話。AMNの記事はこちら。参加された他の方々のレポートはこちら。

このイベントでは、帰りにガストのお食事券的なものをくれたので、後日学生たちを連れて行ってみた。そちらはそちらで別途記事を上げるようなので、出てきたらリンクを設置する予定。

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「今こそ読むべき本」(リスク関連)を補足しておく

今売られている(のかな?)「日経ビジネスAssocie」2011年5月5日・17日号に「今こそ読むべき本」という特集が出ているのだが、この中で「リスク」に関する本を紹介する短い文章を書いている。この文章、なんだかんだで当初の案より短くなってしまって、よく伝わらないかもなあと思ったので、補足という意味もこめて、もともと書いた文章をここに載せちゃえというリサイクル企画。

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足なんて飾りです

ほんとにいまさらな小ネタ。朝日新聞2011年4月19日夕刊「素粒子」欄で、原発事故現場に投入された米国の遠隔操作ロボットをとりあげていたのだが、ちょっとあれはひどかったと思うので、少しだけ書く。

以下、どちらかというと私憤に近いので、あまりおおげさに受け取らないでいただけると。

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暴論:デマの「根絶」をめざしてはいけない7つの理由

たまにやる「暴論」シリーズ。シノドス・ジャーナルに書いた、風評被害問題とリスクコミュニケーションについてちょっとした(つまり妙に長い)文章のおまけみたいなもの。ちょっと「大胆」なのであちらにはちょっと書きづらかったあたりをこっちで。

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「組織は人」だが「組織」は「人」ではない、という話

「組織は人」とよくいう。組織はもとより人の集まりだから当然といえば当然だが、人が組織のパフォーマンスを決める要であり、優れた経営者は人を重視する、ぐらいのニュアンスで使われることが多いだろうか。武田信玄の「人は城」は後世の創作だそうだが、ともあれ古くからある考え方だし、いろいろな人がいろいろなことばで語ってるから、いちいち繰り返すまでもあるまい。

以上はいわば「枕」で、ここからが本題。手短に。

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エアロバイク発電が本格導入されるらしい

今のところ計画停電は実施されない日がけっこう多くて安心している人もいるかもしれないが、電力需要のピークはいうまでもなく夏だ。ネット界で話題の「ヤシマ作戦」とやらも本番は夏のはずで、今からいろいろ考えておかないといけない。

で、某筋からの情報なのだが、夏、特にピーク時の電力需要に応えるため、政府では、節電や計画停電と並行して、フィットネスクラブなどにあるエアロバイクを使った発電の本格導入が検討されているらしい。

発電機能のあるエアロバイクは商品として既に存在していて、現在販売されているものだと約240Wの発電能力がある。最近の一般的な家庭用エアコンでは冷房時に300~400W前後を消費するから、1~2人でこげば充分まかなえる計算になるわけだ。余った電力は電力会社が買いあげる方向で検討されているらしい。エアロバイクをこげば健康になるということもあって、エアロバイク発電機の購入には補助金もつくとか。今年の夏は「発電ダイエット」が流行することになるんだろう。

もちろん業務用も例外ではない。すでに、電力会社を管轄する経済産業省では、職員の事務用椅子をすべて発電型エアロバイクに入れ替える方針を今日付けで決定したらしい。考えてみれば、机に向かって働いている最中、足は何もしていないわけで、エアロバイクをこぐぐらいのことは何の支障もない。発電量に応じて空調の運転が行われるので、発電エアロバイクをこいでもこがなくても暑さはさして変わらない、というしかけだ。他省庁も追随の方向だが、国会への導入については高齢の議員を中心に反発があるとかないとか。

エアロバイク発電で電力需要をまかない、併せて国民の健康も増進されるというこのプラン、ぜひ成功してほしいものだ。

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サマータイムよりシエスタだろう普通

原発事故に起因する電力不足への対策として、サマータイム導入が検討されている、というニュースが流れていたのだが。

蓮舫氏、サマータイム導入検討…電力不足に備え」(読売新聞2011年3月22日)
蓮舫氏は、「サマータイム、フレックスタイム(時差勤務)に誘導していく税制や電気料金のどういう組み合わせが考えられるか、(東日本巨大地震を)抜本的に見直すきっかけとしたい」と述べた。

記事を読んでみると、別にサマータイムに限った話ではなくて、要するにこれまで以上に踏み込んだ対策を検討しよう、というぐらいの話のように思われる。固まってる話でもなさそうだし、ならばごく手短にちょっとした意見を書いてみようかと思う。といっても、誰でも考えつくような当たり前の意見だが。

ここはサマータイムよりシエスタだろう普通

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地震関連情報を載せとく

他のところにでてると思うのだが、何かの拍子に見る人もいるかもしれないので、一応出しとく。

東北地方太平洋沖地震に関する情報まとめが各サイトに出ている。
Google
Yahoo
goo

Googleマップを使った避難場所情報


損害保険各社の連絡先
契約者向け。損保大手各社はウェブサイトなどで、被災した契約者向けに保険金支払受付などに対応する連絡先を告知している。(朝日新聞2011年3月12日)

東京海上日動火災保険
 0120-119110 24時間365日対応
損保ジャパン
 自動車保険 0120-256110 24時間365日対応
 火災保険、地震保険など自動車保険以外 0120-727110
  平日午前9時~午後5時、土日祝日24時間対応
三井住友海上火災保険
 0120-258189 24時間365日対応
あいおいニッセイ同和損害保険
 0120-024024 365日24時間対応
日本興亜損害保険
 0120-258110 365日24時間対応

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例の入試問題ネット投稿事件についてちょっとだけ書いてみた

マスメディアで話題沸騰の、大学入試問題ネット投稿事件について、社会派ブロガーをきどるわけではないが、まあ同業界のことでもあるので、少し考えて「こち駒」の方に書いてみた。当然、例の4コママンガつき。まあマンガの方はともかく、文章は少しまじめに書いたので、もしよろしければご覧いただきたく。

続きを「こち駒」で読む

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「経産省 第5回 新世代IT政策尖端研究会~世界にはばたけ!日本のIT~」補足

2011年2月28日に開催された「経産省 第5回 新世代IT政策尖端研究会~世界にはばたけ!日本のIT~」で使った「Hot Japan戦略」と「墓&仏壇2.0」に関する資料を上げておく。あとTogetterまとめも作ったのでそれも。

あと補足をちょっと。

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みすず学苑、オカルトへ走る

毎年恒例のみすず学苑広告シリーズ(過去の記事はこれとかこれとかこれとか)。今年の新聞広告の写真はこれ。朝日新聞2011年2月19日朝刊から。

Img_0808

テレビCMもやってるそうだが、見たことがないのでわからない。ウェブサイトの方はまだ昨年のままのようだ。もう少し鮮明な写真で見たいなあ。

一応念のため書いておくが、「オカルトへ走る」という記事タイトルは、広告のことを言ってるんだからね?ちゃんと「オ」をつけたからね?そこらへんくれぐれもまちがえないでもらいたい。

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衆議院のネット中継画像が削除されなくなっていた

衆議院のネット中継画像が1年程度で削除されるという件について2006年ごろにこのブログで書いたことがあるんだが、それが2011年1月から削除されないことになったらしい。朝日新聞2011年2月19日朝刊に出ていた。

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スポーツとして、伝統芸能として

大相撲の八百長問題についてはいろいろな人がもういろいろなところで書いているのでみんな食傷気味なのではないかと思うのだが、これまで別のところで少しずつ出したりしてたので一応ちょっとだけ殴り書き。しょせんこの分野には素人なので、あくまで素人意見ということでひとつ。

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こち駒やだニュース005:性犯罪前歴者にGPS携帯義務付けで波紋

最近話題の、宮城県の例の条例に関する件で、ひとくさり「こち駒」に書いてみた。

続きを「こち駒」で読む

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就活早期化とその是正策について

最近、日本経団連が就活早期化是正のための方策を打ち出したのだが、やはりあんまり受けがよくないらしい。この件に関してはちょっと思うことがあるので、例の4コママンガといっしょに「こち駒」の方にちょっとだけ書いてみた。

続きを「こち駒」で読む

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暴論:国民皆教制を導入すべきである

確かめたわけじゃないが、世間には、学校教員は社会経験がないから非常識で世間知らずで、だから日本の教育はだめなんだみたいな議論をする人がけっこういるらしい。少なくとも、文科省はだいぶ前から「教員の長期社会体験研修」なんてものをやってるし、ちょっと前にやってた「熟議カケアイ」でもこれはけっこう大きな話題になってた。あと、全然根拠にはならないが、こちらのページによると、「某太田総理を見ていたら「社会経験を10年以上積んだ奴だけが教師になれる法案」というのをやっていた」とあるから、まあ世間的に共感を呼ぶ主張、ということになるんだろう。

以下はそういう前提で、思考実験的にある意味極端な暴論をぶってみようという話なので、まあその程度に受け取っていただけると助かる。タイトルに「暴論」とあるのはそういう意味なので、実現性がとかそういう話をされても困る。

要するに、教員に社会経験を積ませるべきだみたいな議論に対して、逆を主張してみようということだ。教員を社会に送り出すんじゃなくて、社会の側から学校現場に人を送り込んだらどうかという話。しかも一部じゃなくて、全員。で、国民皆兵ならぬ「国民皆教制」とでも仮に名付けてみる。

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東京国際アニメフェア2011で都条例問題を議論するシンポジウムを開いてはどうか

東京都青少年健全育成条例改正問題をめぐって、東京国際アニメフェア2011の開催が危ぶまれる状況になっている。講談社や集英社等のコミック10社会の参加ボイコット表明に続き、日本動画協会も反対声明を出した。このままでは実質的に実行不可能になる、という懸念を表明している。

アニメフェア参加を拒否 出版10社、都条例案に抗議」(産経新聞2010年12月11日)
「アニメフェア、実行不可能な事態に」 動画協会、都条例に反対声明」(ITmedia News2010年12月21日)

これに対して主催者にあたる東京都の石原都知事はいつもの「石原節」で、とりつくしまもないといった状況だ。
都職員の説得活動奏功 育成条例改正 アニメフェアは「来る連中だけでやる」と石原知事」(ITmediaNews2010年12月16日)

私の意見は前に書いたので長々とは繰り返さないが、要するに、本来別次元の問題だった表現の自由の保護と青少年健全育成が衝突しているように見えるのは、ある種どっちもどっちではあるものの、結果としていろいろ残念であることはまちがいない。とにかく、このままではよくない。

で、建設的提案。東京国際アニメフェア2011で都条例問題を議論するシンポジウムを開いてはどうだろうか。

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「優秀な人材」と「優秀な企業」

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経済産業省の補助をもとに「中小企業採用力強化事業」を手掛ける
日本商工会議所から、(株)リクルートが委託を受け運営している
ドリームマッチプロジェクトとのタイアップ記事です。
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現職に就く前、20年ほどを会社員として過ごした。自分自身が就職活動をしたのはバブルの最初期にあたる。だいぶ前だし、当時の就職活動は今とは比較にならないほど楽だったので、就活生としての自分の経験は、今の人たちの参考にはほとんどならないだろう。ただ、その後OBリクルーターとして、あるいは一次、二次面接者として、応募学生の面接をほぼ毎年担当していたし、教員になってからは学生に日々接している(今年度は諸般の事情によりやや例外だが)ので、その意味では就職戦線の「風」を感じられる場所に身を起き続けてきたことにはなるかと思う。

そんな事情もあって、今回、タイアップ案件で、経済産業省の「DREAM-MATCH PROJECT」を応援する記事を書くという企画に乗っかってみることにした。記事の上に出てる注意書きみたいな文章がその証。WOMJ的にいうところの「関係性の明示」ってやつだ。頼まれごとだからといって、自分の考えを曲げるつもりがないのはいつもの通り。加えて、元がひねくれた性格であるという事情もあるので、以下が応援になっているかどうかちょっと不安だが、本人としては本気で応援したいと思って書いているので誤解なきよう。

立場上、就職活動をする学生に接する機会は少なからずある。だからこれまでブログで、主に学生に向けたメッセージめいたものを書いたことはあった。

「ナンバーワン」でも「オンリーワン」でもない学生の皆さんへ伝えたい3つのこと
「好き」を仕事にするために知っておくべき5つのこと

今回は、採用する側である企業の方々向け。

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CEROというやり方

東京都の青少年健全育成条例改正問題で、出版社が東京国際アニメフェアをボイコットするという流れになっているらしい。採決がどうなるのかについては情報が錯綜しているようでもあって、少なくとも私にはよくわからないのだが、いろいろ迷いがあるらしい事情はわからなくもない。本来この問題は、両派全面対決、というスジの話ではなく、みんなでよりよいやり方を考えていこう、という方向性であるべきと思うのだが、どうにもお互いにそういう雰囲気にない感じなのは残念に思う。

私の意見は前の記事に書いたとおりで、このままの改正には反対なんだが、業界として区分して販売できるように努力すべきだとは思う。で、多少参考になるかと思うので、CEROについて少しだけメモしておく。

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例の「非実在犯罪規制」についてひとことだけ

現在東京都議会に再提出され、審議中の「東京都青少年の健全な育成に関する条例」改正案について、あちこちで反発の声が上がってる。賛成派の声はネットでは比較的静かなようにみえるのは、わざと騒がないようにしてるのかいなと思わなくもないが、まあそれはおいといて。

私の考えは、基本的に前回の案に対するものと基本的には変わってないのだが、改めて、「ひとことだけ」というほど短くはないが、できるだけ手短に書いておく。対象としてるのは例の「非実在犯罪」規制と呼ばれてる、マンガやアニメなんかのいわゆる「二次元」に関する規制の方についての方。ちなみに、いわゆる児童ポルノ、つまり実在の青少年の映像等を使ったものについての規制には基本的に賛成。あと、ネット関係はMIAUが意見書を出してて、これに賛成、とひとことだけ。

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「流出ビデオ」の対立軸

尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関するビデオ流出事件については、いろいろな意見があるらしい。「識者」の皆さんがあちこちでコメントやら議論やらしておられるのでそれを見比べるのは勉強になるが、じゃあ自分ならどう考えるかね?と問いかけてみるのも悪くないと思って、ちょっとだけ考えてみた。

といいつつ無駄に長いのはいつもどおりの芸風。

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「正解は『殺す』」の何が不適切なのか

この手のニュースはなぜか忘れたころになると出てきて、なんでこういつも忘れたころに思い出させるようなちょうどいいタイミングで出てくるんだろうと不思議な気もするんだが、まあ今回もそんな感じで出てきた印象。

正解は「妹を殺す」 教諭、小3の授業でクイズ 杉並
東京都杉並区立浜田山小学校の女性教諭(23)が、授業中に自殺や殺人を題材にしたクイズを出題していたことがわかった。同校は23日に臨時保護者会を開き、岩崎義宣校長が「不適切な指導だった」と謝罪した。
(朝日新聞2010年10月23日)

またかという話だが、同時に違和感もあるのでちょっとだけ書いとく。

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分譲マンション業界、大変そうだねえ

ツイッターの140字ですむくらいの小ネタだがごく手短にこちらで書いとく。最近、都内のマンション市況は回復の兆し、みたいな記事をたまに見かけるんだが(たとえばこれ)、なんか見かける風景がとてもそうは思えないなあ、という話を。

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なぜ「紙か電子か」なんだろうか

電子書籍に関する話題が盛り上がっている。アマゾンのKindleやアップルのiPadに遅れじと、国内各社も相次いで端末を発売するとぶちあげたり、事業参入(とか再参入とか)を発表したり。とはいえ業界人の皆さんの中には、編集者の役割はどうなる、街の書店はどうなる、みたいに戦々恐々だったりするようにみえる。紙の本は滅ぶのか、いいや紙には電子書籍にないよさが、文化を守るのだ、とか鼻息荒く主張する方もたくさんいて、賑やかといえば賑やか。

まあここまでは枕。個人的に違和感が、っていう話を以下ひとくさり。

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事件報道の役割についてちょっとだけ考えてみる

大阪地検の押収資料改竄事件で特捜検事が逮捕された件。マスメディアの皆さんが快調に捜査の進捗状況を報道しておられる。いまや捜査の焦点は大阪地検の前特捜部長に移ってきているらしい。いくつか拾ってみる。

特捜部長「自分が説明する」 隠ぺい積極主導か」(47news2010/09/30)
前部長「改ざんの可能性伝えた」…検事正は否定」(読売新聞2010年9月30日)
前特捜部長「処理、過失で」と発言 捜査資料改ざん」(日本経済新聞2010/09/30)
「故意の改ざんを報告」=前田容疑者、特捜部長らに-検事証拠隠滅事件」(時事通信2010/09/30)

やっぱり上司も知っていたんだ!逮捕すべきだ!みたいな路線だろうか。しかしまあよくいかにもな情報がどんどん出てくるものだ。なんだかとても既視感がある。何かと考えたら、この件の「発端」ともいうべき、厚生労働省の郵便不正事件。検察が暴走したとされる、あの件だ。あのときも、「暴走」の片棒を担いだのはマスメディアだった。今おきていることは、それと同じではないか。

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「最小不幸社会」で何が悪い?

小ネタ。菅首相がマニフェストで掲げた「最小不幸社会」については当初からあまりいい評判を聞かなかったんだが、国連総会の演説でも言及したそうで、ご本人のこだわりなんだろう。私としては、「最小不幸社会」っていう考え方自体はそんなに悪くないじゃんと思ってたので、なんでそんなに評判悪いんだろうと疑問だったんだが、ひょんなことからマニフェストの本文を読んでみて(選挙のときはマニフェストの本文を読んでなかったもので)、少しだけわかった気がしたので、手短に書いとく。それにしてもほんとに「なにをいまさら」だねこれ。

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にもかかわらず「ネット世論」に注目すべき3つの理由

2010年9月17日付の朝日新聞の「耕論」欄が「ネットと民意」という特集をしていて、人事コンサルタントの城繁幸さん、東京大学特任准教授の菅原琢さん、評論家の宇野常寛さんが意見を書かれていた。ちょうどSYNODOS Journalに書いた「世論調査をめぐる3つの「幻想」」という文章が公開された直後だったのだが、そういえばネット世論そのものについては書かなかったなあと思ったので、こちらで少しだけ書いてみる。最近は「ネット世論だめじゃん」みたいな議論が多いので、あえてというか何というか、「でもやっぱり注目はしとくべきなんじゃないか」という方向で。例によって「3つある原則」にしたがい3点で。

ちなみに、以前にネット世論について何書いたっけと思って自分でぐぐったらこんなことを書いてるのよろしければご参照。一応、おおまかにはこれらと矛盾してないつもりだが、矛盾してたらご容赦。
ボットはネット世論の夢を見るか?
ネットにもサイレントマジョリティはある
民主党代表選に関する世論調査について

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あえてホメオパシーとの「共生」を考える

どういう経緯か詳しくは知らないが、ここしばらく、ホメオパシーへの批判があちこちで盛り上がっている。日本学術会議やら日本医師会やらがこぞって「根拠がない」との見解を表明している。SYNODOS BLOGの菊池誠さんの記事を見ると、きっかけになったのは、昨年10月に助産師が行ったホメオパシーに関連して乳児が死亡した件あたりだろうか。

こういう風潮の中でこういうことを書くのは若干勇気がいるが、ここではあえて、ホメオパシーとの「共生」を考えるべきではないか、と主張したい。

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社会保障に関する議論がいつもぐちゃぐちゃになる件について考えてたらぐちゃぐちゃになって

社会保障に関する議論っていつもぐちゃぐちゃになって収拾がつかないなあと思う。こういう問題だとみんなつい感情的になりがちだということもあるけど、それを除いても、やはり対立点は残る。つらつら考えるに、おそらくだが、人によって見てるところがちがうからではないか。で、そのことをわざとかもしれないが放っておいて議論するからじゃないか、などと思ったりしたので、手短にメモしとこうと思ったら自分でもぐちゃぐちゃになってしまってへこんだのだが、途中経過として記録しとこうと思うので書いとく。そういう前提でお読みいただければ。

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8月12日はスキヤキの日にしてはどうかと思う

日本記念日協会」なる団体?がある。正直性格がよくわからなくて、あるいは個人なのかもしれないが、ともあれこの「協会」は、「記念日登録制度」なるものを運用していて、いくばくかのお金を払うと、記念日を協会公認として「登録」してくれる。よく「○○の日」みたいななぜあるんだかわかんない記念日というのがあるが、その中には、ここで「登録」してもらった記念日もまじっているだろう。ちなみに協会のサイトで検索してみると、今日、8月12日はアルプスの少女ハイジの日、配布の日、ハイチュウの日(ここまでは協会公認の記念日。どれも語呂合わせだね)、太平洋横断記念日(こちらは堀江謙一さんによるヨットで太平洋横断したことにちなむもの)であるのだそうだ。

自分自身で登録するまでとは考えていないが、もしここにもう1つ記念日を付け加えるとしたら、「スキヤキの日」としてはどうかと思う。

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「駒東大学山口教授」が伝えたかったこと

2010年8月7日、「スイッチオン・プロジェクト」の記者体験プログラムに参加してきた(参考1参考2参考3参考4参考5)。今年は現実のテーマについて取材するのではなく、架空の設定で「村人」を演じるアクターに取材する、という形式。アクターとして参加した私が割り当てられたのは「駒東大学山口教授」という役柄。本当は経営学の研究者だがいきがかりで環境学に首をつっこんでて、調査のため村に滞在しているという設定になっていた。設定が微妙に現実とかぶる部分もあるのでやりやすいんだかやりにくいんだかわからないが、なかなか面白い経験で楽しめた。

とはいえ、素人役者なりに考えていたことがあって、それがうまく学生記者諸氏の取材で充分にはしゃべれなかったのが若干食い足りない感じではある。というわけでここにひとくさり吐きだしておこうかと。プログラム参加者向けに書いてる部分があるので、わかりにくい部分があったら申し訳ない。

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ドコモN-08Bのモニターをさせてもらえるらしい

AMNがドコモN-08Bのモニター募集をしていたので申し込んだら当ったとかで、モニターをさせてもらえるらしい。3回イベントに参加しなきゃいけないという条件つきだったのだが、まあいいやと思って第1回のイベントに参加してみた。

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「海原雄山の憂鬱」とコンテンツビジネスに関するちょっとした考えごと

以下の文章は、情報技術の発達によって、社会のいろいろな分野で変化が起きてきているわけだが、その起き方には共通の要素がみられることがよくあるよね、というよくある類の話だ。似たようなことをいっている人も少なからずいるだろうし、自分としても以前からあちこちでしたことのある話であって、ひょっとしたらこのブログにも似たテーマで書いたことがあるかもしれないから、いろんな意味で新味はない。海原雄山を引き合いに出したのはまあ新しいといえば新しいが、これは一種のネタだ。あらかじめ念のため。

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もう日本語は守ってくれない

手短に。他の場所だとどうなのかよくわからないが、都内でコンビニに入ると、店員の中にたいてい1人は外国人がいるようになってきた。名札から察するに、中国、韓国、ベトナム、インドネシア、等々出身はさまざま。単なる主観だが、完全に「定着」したような印象がある。当然そういう場所では日本語を使うわけで、ちょっとたどたどしく聞こえる場合もあるが、たいていの場合は問題なく通じる。

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ネット選挙運動の「事実上」

期待されたネット選挙運動解禁はいろいろあって成立しなかったわけだが、ここ数回の国勢選挙において、ネットが一定の役割を果たしてきていることは否定できまい。実際、今回もいろいろなことが行われている。何が合法で何がだめなのかについては、最終的には裁判になってみないとわからない部分があったりするので確たることはいえないのだが、いろいろな人がいろいろなことをやってる中で、これは割と平気っぽいのかなと思われるようなものがいくつかあるようなので、もちろん保証はまったくないが、メモしておこうと思う。

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新聞は話したことの一部しか載せてくれないので

サッカーのワールドカップ、日本=パラグアイ戦でPKをはずした駒野選手のお母様に対して、「朝ズバ」司会のみのもんたさんが謝罪をさせたとかしないとかいう話が、2010年6月30日朝、ネット上で一瞬流れて消えたという話がある。その件に関して2010年7月3日付の朝日新聞が「駒野選手の母に謝らせた…誤情報炎上、批判殺到すぐ修正」という記事で書いていて、そこに私のコメントがひとこと出ている。

当然だが、こういう際には、このひとことだけじゃなくて、もっといろいろ話している。でも記事に使われるのはほんの一部。これは当然といえば当然で、あとは発言の趣旨を汲んでくれるかどうかの話。今回は割ときちんと出していただいた方だと思うが、それでも言い足りない部分がないわけではないので、そのとき話した内容を、覚えてる限りでメモしておく。

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日証協にパブコメを出してみた

日本証券業協会が、「有価証券の引受け等に関する規則」を改正するとかでパブリックコメントを募集していたので、出してみた。一部で話題になっていた、個人投資家から出資を受けていると新規公開できなくなるっていうやつ。聞けば否定的なコメントが殺到して(当たり前だ)、改正の方針を撤回する方向らしいが、現時点でまだ発表されてはいない。

短時間でえいやっと書いたので、あんまりいいできではない(というか読み返してみるとうひゃあ!となるレベル)と思うが、一応。読むなら、磯崎さんのコメント(とかこれとか)がお勧め。

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ラリー・キングが引退するらしい

CNNの看板トーク番組「Larry King Live」の司会者、ラリー・キング氏が今秋で同番組を引退するらしい。

ラリー・キング氏が降板へ 米CNNの看板番組 「子供の試合を見に行く」

降板の理由として挙げたのが「妻と一緒に子供のリトルリーグの試合を見に行くため」というので思いだしたのがこれ。

この方、現在76歳。奥さんは50歳で、7人目の妻だとか。で、子供がリトルリーグね。お元気なことでたいへんけっこう。セサミストリートに出たのがいつごろなのかは知らないが、けっこうノリノリで「W氏」とかけあいをやってるのがおちゃめな感じでよろしい。ともあれお疲れさま、である。

長く続いたトーク番組っていうと、日本だとあれ、だろうか。ずいぶん印象はちがうけど、こちらのほうはまだ大丈夫なのかな。

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もうそろそろ「ネット文化」みたいな区分けはやめてもいいんじゃないか

何度も似たことを書いてるような気がするんだが、まあ人間継続は力なりってことで、この記事。

【キブンの時代】第3部 世論はどこに(5) 議論より“ルーピー”」(2010年6月23日付産経新聞)

ネットにあらわれる言論が気分に流されてる、みたいな論調の記事なんだけど。

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日本の国技、日本の伝統を守れ!

今、日本の国技が危機に瀕している。

野球賭博問題について日本相撲協会は、7月4日開催の臨時理事会で、名古屋場所開催の是非も含めた対応を協議するらしい。これまで野球賭博に関わったことを認めた力士や親方はも29人、その他花札や賭けマージャンなどへの関与を認めた者も36人いるらしい。警察も動いているようだから、立件されるケースも出てくるんだろう。なんたることか。外国人横綱を事実上追放したのも、日本の国技の伝統、品位を守ろうとしたゆえではなかったか。
 
 
 
 
 

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DSJ2010をのぞいてきたのでメモ

2010年6月9~11日に幕張でやってた「デジタルサイネージジャパン2010」というのを見に行ってきた。「Interop Tokyo 2010」「IMC Tokyo 2010」「Mobile & Wireless Tokyo 2010」といっしょにやってたやつ。まじめなレポートはあちこちにあると思うし、もう終わっちゃったし、なんだかんだと出せないものもあるので、ここでは撮った写真やら動画やらで出せるやつをおいとくってことで。

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AMNがアンケートをやっているらしくて

AMNが「第4回AMNブログ読者アンケート」なるものをやっているらしいのだが、告知に協力してほしいと頼まれたのでリンクをはっておく。おひまな方はぜひ。

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ネット選挙「解禁」に寄せて

いわゆる「ネット選挙」の解禁について、今日方向性が与野党協議で決まったらしい(強行採決のあおりで暗雲が立ち込めてたのが何とか合意したようだ)。このタイミングで考えを整理しておくためにちょっと書いてみる。急いで書いたので変なところがあるかもしれないが、自分用メモということでひとつ。

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第26回産業構造審議会情報経済分科会を見に行く件

今日は午後4時から第26回産業構造審議会情報経済分科会が開催されるので見に行くことにする。ネット中継はニコニコ動画が公式生中継をやるらしいので、そちらでご覧いただくのがよろしかろうが、テストも兼ねて、iPhoneぐらいは持っていってUstreamで中継してみようかと思う。あと、傍聴しながらtwitterで書き込んだりはするのかなと。

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日本型キャラクラシーについて

手短に。「キャラクラシー」という考え方を濱野智史さんが提唱しておられるのを初めて聞いたのは昨年のウェブ学会だった。「初音ミク」を出馬させよう、という「釣り」はともかく、発想はもちろんまじめな話。間接民主制が民意を受けた代表者による政治であるとするなら、その民意を受ける客体が自然人である必要はない、という発想で、民主主義のあり方についての議論の1つなわけだ。キャラクターを採用するのは、その方が支持が集めやすかろう、ということかとおおざっぱに解釈している。

荒唐無稽な、と思う人がいるかもしれないが、実際のところ、日本にはこれにやや近い状況がすでに実現しているのではないかと思う。

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独法事業仕分けの公式中継に関するコメントをリサイクルしておこうっと

手元にある2010年4月24日付朝日新聞に「仕分けネット中継 沸騰 視聴者 ツイッターで同時議論」という記事が出ているが、この中に私のコメントが出ている。ネットでみると「ネット5社、仕分け生中継 反応殺到「読みきれない!」という見出しになってる。

この件、社会グループ(いわゆる「社会部」のこと?)の記者さんからメールでコメントを求められてメールで返したらそのうち一部が使われた、というもの。こういうとき、マスメディアが勝手に趣旨を改変するという話がよくあって、実際私も過去に経験があるが、今回はうまく拾っていただいたように思う。とはいえ、書いたことの大半は使われなかったわけで、この「エコ」の時代に文章の無駄遣いも何だから、リサイクルの意味もこめてここにおいとく。

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「ソトコト」がシー・シェパードの特集をしている件

「ソトコト」といえば、自ら謳うキャッチフレーズ「ロハスピープルのための快適生活マガジン」のとおり、「エコ」な人々の雑誌なわけだが、2010年5月号で「世界を緑と愛で満たす グリーンファイター100!」という特集を組んでいる。そのメインになっているのが、表紙にも登場しているシー・シェパード。なんだか強力に応援しておられるご様子。

考えてみればこの人たちについてはよく知らないことも多い。いい機会なのでちょっと読んでみることにした。

世の中にはまとまった文章を読まずに反応する人がけっこういるようなので最初に念のため書いとく。以下の文章は、シー・シェパード擁護を意図するものではなく、また日本の立場を全面的に擁護するものでもない。捕鯨に関する私の基本的な考え方は部分的にだが前に書いたことがあるので、どうしても知りたい方はそちらもご参照(下の方に日本語も出てる)。この種の主張は国内よりむしろ国外に向けるべきだと考えるので、今回の文章の趣旨も、手が空いたら英語で書き直したいと思う。

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「マクドナルドの日本の味」が出るらしい件

アメリカの州の名前を使ったハンバーガーで好評を博した「Big America」シリーズに続いて、マクドナルドがまた新たな期間限定メニューを出すのだが、それにあたってブロガーイベントが開かれたので行ってみた。これもAMN関連。こんどは「マクドナルドの日本の味」ということらしい。今回もハンバーガー3つ一気食い、というおそろしい企画。いや別に全部食べなくても持ち帰ってもいいんだが、そこはほら。

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むしろ「健全」なものをこそ隔離すべきではないか

東京都青少年の健全な育成に関する条例改正案をきっかけに、児童ポルノ規制の是非に関する議論が再び活発になってきている。継続審議にはなったが(記事)、廃案になったわけではないので、また出すつもりなんだろう。この条例、フィルタリングの話とかいろいろ入っているんだが、今の話題は例の「非実在青少年」云々に集まっているようだ。なんとも不可思議な規制で何をどう考えるとこういう発想が出てくるのか作った人たちにぜひ聞いてみたいものだが、それはそれとして、賛成している人たちの発想の中にはもちろん理解できるものもある。

この件、書きかけで放っておいたら条例案が継続審議になっちゃったという意味でほんとに「なにをいまさら」ではあるんだが、賞味期限が完全に切れたということでもないと思うので出してみる。この件については何人もの専門の方々が発言されているので、そちらを併せてご覧いただくのがいいと思う。たとえば宮台真司さんとか弁護士の山口貴士さんとか。条例案に直接関係はないが白田秀彰さん東浩紀さんの論考なんかも参考になると思う。

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「鳩山政権の一〇〇日評価」を評価してみる

言論NPOという団体がある。正式には「認定特定非営利活動法人言論NPO」というらしいのだが、それはともかく、その言論NPOから冊子をいただいた。「言論ブログ・ブックレット 鳩山政権の一〇〇日評価」工藤泰志編、とある。本当はもうちょっと前にいただいていたのだが、あれやこれやの間に時間が経過してしまった。もはや賞味期限切れなのかもしれないが、ブログで論評してくれるなら送るという条件でこちらから頼んで送ってもらったものでもあるわけで、必ずしも義務ということではないのかもしれないがやはりやっときたい。まあ100日が180日になったからといって話が大きく変わるというもんでもなさそうだし、ご勘弁を。

というわけで、ひとくさり。しつこいようだが世間的には無駄に長い文章が芸風とされているらしい(本人はそうは思ってないが)ので、あらかじめ念のため。

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小さな英雄を必要とする社会は小さく不幸である、という話

「英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ」ということばがある。この手のものにはうといのだが、ドイツの劇作家ベルトルト・ブレヒトの作品「ガリレイの生涯」中の台詞らしい。1939年の作品だそうで、事情は知らないが時代背景を考えるとさもありなんという感じはする。

そんなことをふと思い出したりした一件。ずっと小さなレベルでだが、私たちにとってはそれなりに意味があると思うので。できるだけ手短にいきたいのだが無駄に長い文章を書く芸風らしいのでそこは仕様ということでひとつ。

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日本には100万人の「スイーツ女子」がいるらしい

「スイーツ(笑)」という表現は最近、かつてほどは聞かなくなった。このことばは「ネット流行語大賞2007」で銀賞に選ばれたらしいから、そのころが「旬」だったということになろうか。そろそろ「賞味期限」が終わりつつあるのかもしれない。

自然発生的に生まれた流行語だから、このことばが意味するところは必ずしも明確ではない。Wikipediaでみるとこのあたりの話が異様に詳しく出ていて、よほどのこだわりがある人が書いたにちがいないと思うが、まあそれはさておき、おおざっぱにいって日本には「スイーツ女子」が100万人くらいはいるらしい。

といってももちろんネタ。雑誌「Sweet」が100万部くらい売れてるらしい、というだけの話なんだが。というわけで「雑誌目次をみる」シリーズ。

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さらに進化するみすず学苑!宇宙へ・・

以前から注目してきた学習塾「みすず学苑」の広告だが、さらなる進化を遂げていることに最近気づいたのでメモ。

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皆さん「ダダ漏れ」についてちょっと思い違いをしてはいないか?

「ダダ漏れ」という言葉があちこちで見られるようになった。いうまでもなく、「ケツダンポトフ」の「そらの」さんの活躍によるものだ。事業仕分けやウェブ学会など、名だたるイベントに乗り込んで起きていることをノーカットで中継するスタイルは、マスメディアによる編集された情報に慣れた目には新鮮に映る。「あれはジャーナリズムじゃない」という批判も、もはや無視できない影響力を持っていることの裏返しだ。

とはいえ、もちろん全員とはいわないが、どうも世間の少なからぬ人々の間に、「ダダ漏れ」に関連してある種の誤解があるように思われるのでひとことだけ。ちょっと釣りっぽいタイトルだが、実際若干挑発的でもあり、でも一応割とまじめで、かつ前向きのつもりだったりもする。ちょっと長文。

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事務次官制度をどうにかする10の方法

2010年1月30日付朝日新聞に、事務次官制度改革の話が出ていた。現政権が事務次官会議を廃止したのは知っていたが、公務員制度改革の中で、事務方を束ねるトップの存在自体をなくすことで政治主導を実現しようということらしい。ふむ。確かに次官がいれば下の人たちは大臣ではなく次官を見て仕事をするようになるというのは道理だ。記事によれば、具体的には「次官ポストを事実上、「格下げ」し、筆頭局長のような取り扱いにする」案が検討されているようだ。次官になれば「上がり」というわけではなく、また「局長」に戻る、と。しかしこの改革、官僚たちから強烈な反発を受けているらしい。

これはいかん。なんとかしなければ。官僚の強固な抵抗を排し、事務次官制度をどうにかするために、2~3分ほど知恵を絞ってみた。という体で久々にネタ100%の小ネタ。

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そういえばTwilogに登録していたんだった

Twitterの発言はどんどん流れていってしまうので、自分が何を書いたかも記憶に残りにくい。なんてことを思ってたのだが、いやそういえばTwilogに登録しておいたということを忘れていたのだった。というわけで忘れないようにメモ。

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ネット献金とネット募金とネットビジネスと

少し前に、楽天カードを入手した。目的は例のネット献金を試してみるため。他にも手段はあるのかもしれないが、まあ楽天で買い物することもあるだろうしいいかな、というわけだ。で、先日、試しにやってみた。与党の人と野党の人を1人ずつ選んで、最低限度の1000円ずつ。世の中で話題に出る企業献金やら裏献金やらの金額には桁がいくつも足りないが、企業・団体献金ってどうよと思ってる自分としては、自分で献金しないというのは気分が悪いし。

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世界10大リスクの第5位は「日本」

2010年1月11日朝日新聞に「鳩山政権 危険度5位 米コンサル「世界10大リスク」」という記事があったので、元情報を見てみた。Eurasia Groupのサイトにある「Top Risks of 2010」というページ。まだトップ10に取り上げてもらえる影響力があってよかったね、とのんきに言ってられる状況でもなさそう。

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ICPF・IME共同シンポジウム「ネットと政治活動」に参加してみた

2009年12月18日、丸ビルのコンファレンススクエアで「ICPF・IME共同シンポジウム「ネットと政治活動」」なるイベントが開かれていたので参加してみた。

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政治問題としてのUFO及び宇宙人に関するメモ

もうずいぶん前のことになるので、まごうことなき「なにをいまさら」な話なんだが、政治家が公式の場でいわゆる「UFO」や「宇宙人」について発言するのを面白く思ったので、いつかまとめておこうと思っていた。政権も変わっちゃったしもう消費期限切れかなとも思うんだが、考えてみればいまの首相は「宇宙人」だそうだし、首相夫人はUFOに載ったのかどうか知らないが金星に行ったこともあるそうだから、まあまだ意味はあるかな。というわけで、書きかけのままおいといたものをここで出してみる。当初「議事録つまみ食い」シリーズのつもりだったんだけど、なんだかいろいろ付け加わって長くなっちゃった。

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今日は世界エイズデーなので

12月1日は世界エイズデーだそうだ。何ができるというほどのこともないのだが、このレッドリボンは「エイズに対する理解と支援の象徴」なのだそうで、とりあえず貼ってみる。

Redribbon11

立場上、「ハイリスク・グループ」である若年層の皆さんに訴えたいところ。とりあえずこのページの資料くらいは読んでみよう。大人の方はAIDS REPORTとか募金とか。その他いろいろな情報がAPI-Netに出てるので適宜ご参照。あ、あと、予防には必需品の合成樹脂製品なんかは、アマゾンでも買えるので、店頭で買うのがいやな向きはそちらで。


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事業仕分けについてつらつらと

今年の流行語大賞の有力候補に一躍躍り出た(と個人的に思っている)「事業仕分け」が昨日で終わった。「何の権限があって」「横暴だ」「何も知らない素人が」「人民裁判だ」「結局財務省主導じゃないか」といった批判も強い。科学技術関連予算もばっさり「仕分け」されちゃって偉い先生たちがすこぶるご立腹だったりして、その他にもご不満の方も数多くいらっしゃるだろうが、一方で、それなりに立場のある人たちも含め、けっこう支持を得ているようでもある。「人民裁判だ」と書いてたこの方も後で「言いすぎだった」と意見を変えてるみたいだし。「必殺仕分け人」たちが官僚たちをばっさばっさと「斬り捨てて」いくさまがネット中継されて溜飲の下がる思い、という時代劇的部分ももちろんあろうが、やはりこうした作業をやっておいたほうがいいと考える人は少なくなかったのだろう。今は野党となった元与党のこの方もさかんに「うらやましい」と語った由。

終わった後で書くのも後だしじゃんけんみたいだが、「なにをいまさら」を承知でつらつらと書いてみる。

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せっかくだから行政刷新会議のネット中継を貼っとく

いまや「報道ステーション」でも取り上げられ、一部では一躍「時の人」になったそらのさんによる「ケツダンポトフ」のネット中継。今日も元気に行政刷新会議第3ワーキンググループの議論を生中継しているので、応援の意味もこめてリンクを貼っとく。別画面で見たい方はこちらへ。

Video streaming by Ustream

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「非営利が営利より上」なんて誰が決めた

「清貧」を重んじる思想というのは、もともと日本では古くから幅広く見られたものだと思うが、今でも定期的に注目を浴びることがある。典型的には、利を追う風潮が行き過ぎた後の反省としてあらわれたりするわけで、今はちょうどその時期ということになろうか。とはいえ、「金は天下の回り物」である以上、利益を求める活動がすべてだめだということにはならない。「清貧」の定義にもよるが、誰かが儲けてくれなくては、清貧でいたい人もそうできない結果になってしまったりする。

などという話を「メディア・サボール」に書いてみた。

本文を「メディア・サボール」で読む

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総持寺がいろいろとがんばってるらしい件

私の職場は「仏教の教義並びに曹洞宗立宗の精神に則り学校教育を行うこと」を建学の理念としていて、私自身は別に頭を剃っているわけでも毎日座禅を組んでいるわけでもないが、世間一般の方々より仏教を身近に感じることのできる環境にいることはまちがいないと思う。とはいえ、実際に深く接しているわけでもないので、よく知らないことのほうが多い。そんな「素人」の目からみて、仏教界の人たちというのはどうも新しいことにあまり積極的とはいえない印象があった。伝統を重んずること自体を否定はしないが、一方で今の社会や今生きる人たちとともにあるべき存在でもあるわけで、その意味では「もっといろいろやってみたらいいのに」と思ったりしていた。しかしこれは少々不勉強だったことを認めざるをえない。けっこうがんばってる人たちがいたのを知ってびっくりしたので取り上げてみる。

べ、別に、ポジショントークとか、よいしょとかじゃ、ないんだからねっ

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いつから結婚詐欺はネット犯罪になったのだ

こういう話は前からよくあってほんとに「なにをいまさら」な感じがする。しかしなんというか、こういうのは「Gの字」のように、ほっとくといつのまにか跋扈するようになったりするから、めんどくさいが出てくるたびにしつこく叩いておくべきだと思う。というわけでひとことだけ。

福島瑞穂消費者・少子化担当相は31日、宮崎市内で記者会見し、「結婚詐欺などのネット犯罪が話題になっている。消費者問題として、ネット犯罪をどう防げるのか検討したい」と指摘した。(毎日新聞2009年11月1日

いつから結婚詐欺はネット犯罪になったのだ。

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自治体をSNS的に運営する、という話

2009年10月24日の「朝まで生テレビ」での東浩紀氏の主張が一部で反響を呼んでいる。簡単にいえば「インターネットを使えば小規模自治体はSNS的なかたちで直接民主制として運営でき、政治家はいらなくなる」といったもの。J-CASTニュースでもあまりこなれてない文章で報道されているが、ブログやtwitterなどのあちこちで議論がわいているようだ。

それなりに「過激」な発言ではあるわけで、当然批判も呼ぶ。あくまで印象論だが、「そんなことできるわけないじゃん」みたいな意見は、むしろネットサービスを熟知した人々からの方が強いのかもしれない。いわんとするところはわかる。とはいえ、意味のない主張だとも思わないので、少し考えてみる。

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「人間らしい」ということ

よく使われてて一見当たり前っぽいのだが、よく考えるとあれ?なことばというのがよくある。そういうものについひっかかっちゃう性分なもので、人と話がかみ合わなくなってしまって困ることがけっこうよくある。もっと頭のいい人はもうとっくに理解しきっちゃってるのだろうが、こっちは残念ながらそうではないもので、そういうことが頭をよぎるたびに、あれこれ考えをめぐらせたりするはめになる。

で、今回もそういうことが頭をよぎったわけだ。よく考えると「あれ?」なことばの最たる例の1つ。「人間らしい」について。

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世界は(おおむね)「バカ」と「暇人」でできている

ちょっと前に、「ウェブはバカと暇人のもの」という本が注目を集めた、らしい。読んでいないのでよく知らないのだが、ネットでレビューなどをちら見した限りでは、まあタイトル通りの本なのだそうだ。

著者はインターネットのニュースサイトの編集者だとか。自分の「顧客」を罵倒するのはさぞかし勇気がいるだろう、と思っていたが、別のところで、ご本人がべろべろに酔っぱらったあげくにtwitterに架空アカウントを作ってエロいことをさんざん書きまくったとかいう本人談が出ていて(どうでもいい話だが、私は「べろべろに酔っぱらって」という言い訳が好きではない。20歳で初めて飲みましたとかいうなら別だが、いい大人が自分の適量を知らないのもどうかと思うし、べろべろに酔っぱらうと変なことをする性質ならそもそもべろべろになるまで飲むべきではない。べろべろに酔ったあげくに車で人をはねてしまいましたという言い訳が通用しないのと同じだ。そもそもこの件、「べろべろに酔った」を愚行の口実に使うこと自体潔くない)、ああなんだご自分も含めての話なのかと妙に納得した。かくいう私ももちろん同じ「バカ」で「暇人」の一味(とはいえ私はべろべろに酔っぱらって捨てアカウントにエロいことを書きまくったりはしないよ。そこまで落ちちゃいない)だから、別にこの人を貶めたいわけではない。あ、もちろんこの本の書評を書くつもりもない(読んでないし)のであらかじめ。

というかさ、そもそも世の中ってそういうもんじゃなかったっけ?という、別に珍しい話でもないよなあとも思いながら書いてみる話をひとくさり。読み返してみるとカッコばっかりで実に読みにくい文章だが、今は推敲する気力がないので殴り書きのままおいとく。

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まさか「旗」を下ろすのではあるまいね

2009年10月2日にコペンハーゲンで開かれたIOC総会において、2016年のオリンピックはブラジルのリオデジャネイロで開催されることが決まった。それ自体はまあ下馬評通りでもあり、意外性はない。東京は選ばれず、推進派の皆さんには残念な結果となったわけだが、そう落胆するばかりでもあるまい。5つの大陸をあらわすという五輪旗の精神からいえば、これまで開催国が出ていない南米大陸の国が選ばれるのがむしろ自然であろうし、国威発揚と開発事業の口実としてのオリンピックという側面でも、そういうものはエマージング・エコノミーに譲るのが大国の見識というものであろう。その意味ではむしろ「いい仕事」をした、と「前向き」にとらえたい。最大の「貢献者」はやはり都知事であろう。彼が先頭に立ったからこそ、国内の支持が一定以上に広がらずにすみ、ひいては皇室を引っ張り出して恥をかかせる失態も避けられた、何よりこれでよけいな開発工事をしなくてすんだといえるのではないか。

問題は、さてこの結果を受けて今後どうするか、だ。

あ、例によって半分以上ネタなのでご注意。

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教育機関として生き残るという方法はないだろうか

マスメディアのビジネスモデルが成り立ちにくくなってることをもってジャーナリズムの危機と唱えてる人が多くいる。いいたいことはもちろんわかるんだが、ジャーナリズムはマスメディアでしか成り立たないのかというある意味本質的な問いも一方であるわけで。そういうわけで、じゃあどんなモデルが考えられるのか、というあたりはいろいろな人がいろいろ提唱していらっしゃって参考になる。ならば私も1つ案を出してみよう、という思いつき。といってもおおざっぱな、ちょっとした思考実験程度の話なので、そこんとこよろしく。

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せっかくアニメの殿堂を中止したのなら

公共事業を問題視するというのは、政府の役割の拡大自体を警戒するという意味もあるだろうし、官需によるクラウディングアウトとか産業構造のゆがみとか金利上昇とかみたいなものをいやがるという意味もあるだろうが、おそらく一番多いのは、無駄な支出やそれによって維持される利権の構造への反感といったものではなかろうかと思う。とはいえどの領域でも、「どうみても無駄」という合意が成り立つものも少なからずあるだろうが、そういうものばかりではない。何が無駄かについて主張が分かれるのがふつうだろう。

中止された「アニメの殿堂」については、いわゆるハコモノ投資への批判が強かったものの、関連業界への支援策がなんらか必要という考え方自体はそれなりに支持があったと考えていいのではないか。文化庁も支援策を実施するそうだが(参考)、こんなのはどうかという話を「メディア・サボール」に書いてみた。

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新党結成をめざす皆さんに党名のご提案を10ほど

やや出遅れ気味だが賞味期限切れとも思えないので書いとく。「みんなの党」結成はまさに衝撃だった。いや政治的な意味合いとかもいろいろあるんだろうが、なんといってもこの党名だ。党名というと主義主張を党名につけるのが「常道」かと思っていたところに、この党は「みんな」ときた。結党宣言を見ると、

我々は、特定の業界や労働組合に依存することなく、一人ひとりの国民に根ざした政党、「みんなの党」を結成することとした。この、しがらみのない立場から国民本位の政治、改革を断行し、真の「国民政党」たらんと決意している。

とあって、これ自体はまあわかる。とはいえ、ひらがなでしかも「みんな」という柔らかいことばを使ったことは実に新鮮だ。親しみやすいし、呼びやすい。しかし、この党名でさらに注目すべきは「の」だろう。ええと文法はよく覚えていないのだが、「の」は助詞、にあたるのだろうか。助詞の入った党名というのは、寡聞にしてこれまで聞いたことがない(その昔、「ベ平連」という団体があって、正式名称は「ベトナムに平和を!市民連合」だった。名称のつけ方としてはまあこれと少し似てるな。ただ、「ベ平連」は長すぎて正式名称で呼ばれることがあまりないだろうが、「みんなの党」は略すのが難しいからこのまま呼ばれることになるんだろう)。仮に自由民主党が「自由」で「民主」的な社会をめざす党だとしても、「自由民主の党」ではなく「自由民主党」であるわけで、その意味でこの党名はまさに画期的なものといわざるを得ない。

この「革新」は、政党名というニッチな世界に新たな可能性を開いた。ひらがなでいいんだ、「の」をつけていいんだ!となれば、政党名の可能性は一気に広がる。というわけで、今後新党を結成したい政治家や政治家志望者の方のために、政党名を例によって10ほど考えてみることにする。もちろん、いつもどおりの「ネタ」なので真に受けないように。

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もうちょっと細かくしてもいいと思うんだが

手短に。グーグルのストリートビューについては前にも書いたことがあるが、撮影中のエリアに関する情報を出しているというニュースが出ていたので、どれどれと見に行ったらこんな感じ。2009年9月6日12時30分ごろはこんな情報が出てる。

都道府県 エリア
東京都 23区東部
    23区西部
神奈川県 横浜・川崎
京都府 南部
大阪府 北部
    中部
兵庫県 中部

稼動中の撮影車が7台ってことなのかな。でもこれじゃあ広すぎてあんまり参考にならないよなあ。前日に「明日はこのあたり」という情報ならまだいいんだが。せっかく自動車なんだし、GPSつけといて居場所を1分おきぐらいに更新するぐらいのことはしてもばちはあたらないぞ。

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最高裁裁判官の国民審査がリコール並みだったらいいのに

衆議院総選挙と同日に行われた最高裁裁判官の国民審査だが、いつも通り、対象となった9人全員が信任された。有効票に対して罷免を求める票の率(罷免率)は6.00~7.73%だったそうだ(参考)。ほぼ前回並みとか。

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ええとtwitter前議員の皆さんは・・

衆議院総選挙が終わった。結果についてのさまざまなコメントはいろいろな方がしているので私ごときが参戦する余地はなかろう。終わったことより、これからのことを考えたほうがいいと思う。今はまだ、政権にとどまることだけでまとまっていた政党から政権に就くことだけでまとまっていた政党に変わったという段階なわけで。

で、そういえばと思い出した。注目を浴びていたtwitter議員、もとい前議員の皆さんはどうなっただろう。

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そういえば最高裁裁判官の国民審査もあるんだね

2009年7月30日は、衆議院総選挙の日でもあるが、同時に最高裁裁判官の国民審査も行われる。今回対象になるのは全15名中9名。「一人一票実現国民会議」っていう団体があって、今朝も朝日新聞に意見広告を出していたと思う。いろいろ論点はあるんだろうが、いわゆる「一票の格差」ってやつに焦点をあててる人たち。日本民主法律家協会っていう団体もあって、こちらの情報源が便利、と津田さんがtwitterでつぶやいていたのでこちらもリンクをおいとく。前者のサイトより詳しく載ってる。

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いわゆる「二大政党制」に関する雑感、あるいは2つの「餅は餅屋」という話

「雑感」とか書くとなんだか「極東ブログ」みたいだが、別にまねして自分を実際より大きく見せようとかそういうことではなく、本当に雑感。いわゆる「二大政党制」のメリットについてはいろいろな人がいろいろなところで語ってるが、日本の文脈からすると、第二党の勢力が増して政権交代が可能となる、とい部分が強調されているかもしれない。で、政権交代の意義については政策の転換、というあたりが一番注目されてるようなのだがちがうだろうか。別にそういう論点を必ずしも否定はしないんだが、ちょっとどうかな、と思う部分もある、というわけで雑感。あくまで手短に。

もともと「何をいまさら」話なので、あらかじめ念のため。ちがう主張の人もいるだろうが、まあこういう考え方もある、ということでひとつ。

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たまには営業トークをしてみる、という話

多くの他の大学もそうだろうが、夏はオープンキャンパスの季節。2009年8月21、22日の両日は駒澤大学でも開かれる。21日に模擬授業をやることになっているので、暑い時期にたいへんだねぇ、などと他人事のように言っているわけにもいかない。いい機会なので、久々に「営業」向けのポジショントークをしてみようというわけで、ゼミ公式ブログ「こち駒」に、受験生向けのメッセージ的なものを書いてみた。無駄に長いといういつもの癖は抜けないが、読み手を意識してできるだけかみくだいて、かつちょっと挑発ぎみに書いてみたりしている。肉体的あるいは精神的にすれっから、もとい成熟した皆さん向けではないので、そういう方は、何かいいたいことがあれば、こちらのほうにコメントなどいただければ。

あ、ちなみにだが、上記の模擬授業は、ニコニコ動画で生中継する予定。

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10万円借りて30日後に返したら

電車に乗ったら、車内にアコムの広告が出ていたのだが、これがちょっと面白かった。タモリが出てるやつ。写真を撮り損ねた(今は公式サイトのトップにも似た内容のものが出ているからご参照)のだがこんな文章。

例えば、10万円借りて30日後に返したら、利息は1500円で足ります。
アコムはこれ以上いただきません。

おお安い。じゃあ借りようか、なんて人が出てくるのだろうかこれで。

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「何で伝えるか」より「何を伝えるか」、そして「どう伝えるか」

なんであれ、新しいものが出てくると、とりあえず飛びつく、とりあえず反発する、とりあえず静観するといったぐあいに、いろいろな反応があるが、どうも反応のしかたにはある程度の法則性があるような気がする。新しいもの好きな人はなんであれとりあえず飛びついてみる方向、新しいもの嫌いな人はなんであれとりあえず反発する方向、というあたりはまあ当然として、それ以外にも、自分のなじんだものと似た新しいものには反発する方向、そもそも関心がない場合はなんであれ静観する方向、なんてのもある。

最近だと身の回りではTwitterがけっこう騒がれてるわけだが、全体からみればまだごく一部。あちこちで「あれがいい」「これがすごい」と盛り上がっているが、一部では「何が面白い」みたいな意見もあって、でも大半は「何それ?」のまま。ちなみに自分はどうなんだろう?というとちょっと自分でもよくわからないが、総合すると、どちらかといえば「とりあえず飛びつく」派に近い、のかもしれない。このブログの左サイドバーにもTwitterのブログパーツを貼ったりしてるし。でも、とりあえず反発する人の気持ちも、静観する人の気持ちも、少しはわかる。で、まあ、自分ではどう考えるかな、というあたりをひとくさり「メディア・サボール」に書いてみた次第。

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アニメにおける鳩山由紀夫を比べてみた話

手短に。自民党の作った動画に民主党の鳩山代表が出てるという話が一部で話題になってる。これ。

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ネットにもサイレントマジョリティはある

「ネット世論」ということばがある。「世論」というのは「世間一般の意見や考え」というぐらいの意味だろうから、それに「ネット」がくっつくと、「ネットの中で一般的な意見や考え」くらいになるだろうか。わざわざ「ネット」とつけるということは、「ネット世論」は「世論」とはちがうという含みがあるのかな。いまや全国民の7割だかがネットユーザーであるわけで、ネット世論が全体の世論とちがうというのもなんだか妙な気がするわけだが、ユーザー層は必ずしも国民一般の縮図とはなっていないのも事実だし、実感にもそこそこ合っているような気がするにはする。

それはいいとしても、「ネット世論」も「世論」の一種なわけで。となると、アレだなアレ。

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第18回産業用バーチャルリアリティ展からいくつか

2009年6月26日、東京ビッグサイトで開催中の第18回産業用バーチャルリアリティ展にて見たいくつか。時間的制約の中、個人的興味に基づいてピックアップしたもので、他意はない。

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司法制度のタイプIエラーとタイプIIエラー

やや手短に。刑事司法の手続きにおいて、被疑者取調べの過程を可視化すべきかという議論がある。要するに、取調べのようすを撮影しておくかどうか、といった問題だ。一部については実現しているが、全てを記録しなければ意味がないという有力な主張がある。これに対して、警察や検察などは、「信頼関係を損なう」というわけのわからない理由で反対している。

どうもこういう、論点をはぐらかすような議論というのは、傍から見ていて居心地が悪い。わかりにくいじゃんはっきりいえばいいのに、とか思う。まあたぶん、当事者としての立場上、いいにくいのだと思う。ならば無関係のところからというわけで、こういうことなのかな?というあたりをひとくさり書いてみる。

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「tsudaる」議員たち

ごく手短に。Twitterでそのときの状態を刻々と書いていくことを、日本では「tsudaる」というらしい(参考)。津田大介さんがネタ元(参考)。ご本人がどう思っているかは知らないが、まあ不名誉な使い方ではないし、たぶん大丈夫だろうと思うのでそのまま使ってみる。

「tsudaる」人々はいまやあちこちにいるわけだが、ちょっと面白いのが、永田町の住人さんたち。全体でどのくらいいるのか知らないが、現在フォロー中なのはこの方この方。それぞれ、出席中の会議なんかを「tsudaって」くれてる(出席中の会議ではない場合もあるらしいので注意。審議中の議員がその最中に、というのは議論の余地もあるだろうし、「瞬間沸騰」する前にぜひご自身でお確かめいただきたく。個人的にはやったらいいと思うけど)。内心の突っ込みみたいなのも見えていい。同じ会議をそれぞれの立場から「tsudaる」機会とかないかな。

まだ少数派だけど、ヤジとかの代わりにみんなでこうしてくれたらいいのに、なんて思ったりもする。あ、それで書く内容がヤジと変わんなかったら情けないが、それはそれでその人のダメさが明らかになるだけだし。

前にも書いたような気がするんだが、議員全員の机の前にwebカメラとか置いて、その議員のしゃべってることを全部伝えてくれたらいい。ヤジも含めて。で、twitterの書き込みもどんどん流すと。ライブで見たければ見て、録画で見たければ見て。こういうところも「可視化」したらいいんじゃないかな。

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「常識」の差:専門家の責任をめぐる組織と個人の関係について

最近、「専門家の責任」に関して考えさせられるケースによく出くわす。最近では、例の足利事件。前にも書いたこのテーマでもう一度書こうと思ったのは、責任の問われ方が分野によってちがうなぁ、ということを改めて意識させられたからだ。ひとことで「責任」といっても、いろいろなものがあるわけで。

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「ビッグ・ブラザー」って私たち自身のことだったんだ

ジョージ・オーウェルの小説「1984年」に登場する「ビッグ・ブラザー」は、物語の舞台となっている「オセアニア」の政治指導者だが、現在私たちが「ビッグ・ブラザー」的なるものをイメージする際には、「人々の生活のすみずみにわたるまでを事細かに監視する者」「単一の思想ややり方を強制し、それに従わない人たちを強制的に排除したり罰を与えたりする者」というニュアンスを持つことが多いように思う。管理社会、監視社会のシンボル的存在。どちらかというと、個人というよりは組織やシステムとしてイメージされているのではないか。

現在の私たちの社会にこうした存在はあるのだろうか?と考えると、これはまちがいなく存在する。問題は、それがいったい誰か、ということだ。

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東尋坊を「明るいイメージ」にする10の対案

福井県の有名な観光地、東尋坊で、バンジージャンプの施設を作る計画があって、それが物議を醸しているらしい。

東尋坊バンジーに賛否 自殺抑制狙う観光企画
自殺に悩む観光地では、対策を兼ねた「体験型企画」に行政や観光関係者が注目する。提言に対し「いいアイデア」との声が上がる一方、自殺者の遺族からは「非常識だ」との強い反発もある。

バンジージャンプ、ねぇ。必ずしも「非常識」とは思わないが、ギリギリ感というか破れかぶれ感というか、そういった印象は若干ある。他にアイデアはないのだろうか、と思って、例によって10ほど考えてみた。ネタといえばネタなので多少「冒険」している部分もあるが、それなりに真面目に考えてはみた結果ではあるので、「不謹慎」とは思っていない。ただ、気になる方にはお勧めしないのであらかじめ念のため。

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制服で生徒を集めたけりゃ

小ネタ。今はどうだか知らないが、私の通った高校には、当時制服はなかった。標準服なるものがあったが誰も着ず、基本的には自由。制服は「自由を奪い、自主性を損なうもの」として嫌われていた。そういう目から見ると、昨今の風潮というのは、年寄りじみた感想とも思うが、やはり違和感がある。

「自由過ぎて」私服不人気…千葉県立小金高、制服再導入へ

学園紛争があった1960~70年代を中心に、「自由」を求める気風から、全国的に私服を認める高校が増えたが、近年は「制服回帰」が進んでいるとされる。中学・高校の事情に詳しい出版社「声の教育社」によると、「私立などで制服をモデルチェンジすると受験者が増える傾向があり、制服が学校選びに影響を与えている。首都圏では高校の90%以上が制服で、増加傾向にある」という。

なんだかな、と思うのだが、まあ「昔はよかった」と嘆いているだけでは面白くないので、発想を切り替えてみる。学校の先生たちはよく、制服の意義は規律の重要さとか連帯感とか、そういう立派なことをおっしゃるわけだが、なーんだ結局人気とりなのか。だったらいい方法がある。

・・・99%ネタだからね。念のため書いとくけど。

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読もうと思えば読めるんだろうけど

ちょっと前になるが、なぜか読める文章、みたいなのが一部で話題になった。文字の順番を入れ替えてもなぜか読める、というやつ。実際にそういう研究があるのかどうかは知らない。素人的に考えれば、ふだんから私たちは、誤字脱字があってもそれを頭で補って読んでいるわけで、多少順番が変わったくらいで読めなくなることはない、くらいのことはわかっているはず。という意味で「なにをいまさら」な感じなのだが、本当に順番を入れ替えても読めるのか?読めなくなる文章は書けないのか?と思って、ちょっとやってみた。

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薬事法パブコメを出してみた

薬事法改正に関するパブリックコメント、正確にいうと、「薬事法施行規則等の一部を改正する省令の一部を改正する省令案」に対するパブリックコメントを出してみた。ややこしいね。要するに、「薬事法施行規則等の一部を改正する省令」(平成21年厚生労働省令第10号)っていうのがすでに出ていて、これをさらに改正しようというわけだ。締め切りが18日なのでぎりぎり。少しでも他に出される方の参考になれば。

意見募集中案件詳細
パブリックコメント受付

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眠る幸せ、寝ない楽しみ

小ネタ。楠さんが、機内で何を読むかについて書いている。

雑種路線でいこう:さて帰りの機内で何を読むか

飛行機の中で何をするか、というのはまあ罪も毒もない話題ではあるね。どれどれ。

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国立のマンガ喫茶、けっこうではないか

今日衆議院を通過した平成21年度補正予算案に、アニメや映画等、「日本ブランド」の振興のため、「国立メディア芸術総合センター」を建設する計画が含まれている。アニメ、漫画、映画等、いわゆるメディア芸術の作品を展示し、来場者数の目標は年間60万人。お台場が候補地で、建設費は117億円とか。当然ながら賛否両論のようで、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「国立の漫画喫茶だ。大変な浪費で、ばかばかしい」と語った由(参考)。自身のウェブサイトで長いこと謎なFlashアニメを流してたお方とは思えない発言だが、議論の余地があるのはまちがいないだろう。

どれどれと思って、少しだけ中身を見てみる。

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「地デジカ」のプロフィールを勝手に深読みししたり補完したりしてみる

あまりの痛さに愛着がわくキャラクターというのがたまにあるが、最近のヒットはやはり「地デジカ」であろう。作った方々はおかんむりのようだが、キャラクターはいじられてなんぼ。あれだけ突っ込みどころ満載だと、もはや「狙ってるのではないか」と考えるほうが自然といった気すらする。「ファン」たちが膨大かつ多様な二次創作につぎこんだ時間と情熱は、「地デジカ」自体の創造につぎこまれたそれをはるかにしのぐものであるにちがいない。

で、先ほど「地デジカ」の公式プロフィールを初めて見てみたら、ゆるキャラにありがちなことではあるが、あまりちゃんと設定されてるふうでもなくて、なんか物足りない。そこで、勝手に深読みしたり、足りないところは勝手に補完したりしてみる。

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経済論議がダイエット論議と似ている10の理由

小学生のころ、クラスで先生が、家で毎日どのくらいテレビを見ているか、と聞いたことがあった。皆が自分の答えを言ったか書いたかしたのだが、記憶が正しければ、私はクラスの中で、ダントツに視聴時間が長かった。昔風にいうと「テレビっ子」というやつだ。もちろんずっとテレビにかじりついているというよりは、テレビをつけっぱなしでおいとくといった体のものだったが(これまた昔風にいうと「ながら族」か)、子ども番組から大人向けの番組まで、いろいろな番組を見た。

その点ではたぶん、「三つ子の魂百まで」なんだろう。最近はあまりテレビを見なくなったが、音声だけはラジオで聴いたりする。画面を見ることはおそらく1日30分もないかもしれないが、音声は最低でも2~3時間ぐらい聴いてるのではなかろうか。ほとんどはニュースか報道系のバラエティ番組。後者のほうには、アナウンサーだけではなくて、いろいろなタレントやら評論家やらが登場するわけだが、そういうのを聞いていて、いつも「何かに似てるなぁ」と思っていた。それに関して最近、「あ、これか」と思い当たることがあったので、「メディア・サボール」に書いてみた。

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「お祈り」する人、される人

小ネタ。私は最近やっと知ったのだが、就職活動中の学生たちはけっこう前から「お祈り」ということばを使っていたようだ。「これまで○社からお祈りされちゃった」なんて会話してる。意味はまあ、考えてみれば想像がつくが、「不採用」ということ。かなり普及してるようで、いまや「お祈り」でぐぐれば、この意味で使われた文章がたくさんヒットするはず。

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「Poken」を見ると「ラブゲッティ」(だったっけ?)を思い出す件

小ネタ。きっと他にも同じこと言ってる人がいると思うんだけど。最近一部ではやってるらしい「Poken」。「ヨーロッパで話題のデジタル名刺ガジェット」「ソーシャル名刺」というふれこみでユーザー数を伸ばしてるとか。ふむ。確かに名刺っていう道具はある意味前世紀の遺物的というか、このご時勢に紙ベースかよ的というか、まあそういったところはある。写真入れたりQRコード入れたりといった工夫もあるけど、まあその程度。自己表現手段だとかいう人もいるんだろうが、基本的には情報交換のツールなわけで、本来効率やら有用性やらがものをいう領域。手紙が電子メールに代わるのと同じ理由で、名刺が「Poken」に代わるのもむべなるかなと思ったあたりで急に頭がもやもやとし始めた。あれなんだっけこういうのあったよなぁ、と。しばーらく考えてああ、と思い出した。

「Poken」ってさ、ええと「ラブゲッティ」っていったっけ、あれとなんか少し似てるんじゃないか?

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「判例観光」より「行政観光」「政治観光」「司法観光」ではないかな

id:kanryoさんが「「判例観光」の時代が来る!」と書かれていて、これが面白い。有名判例の対象となる事件の現場なんかを見て回るという観光で、なんかすごく法マニアっぽいノリが個人的に好みだったりするんだが、いかんせんあんまり直接的に面白い感じがしないわけで。

じゃあ何がいいんだよ、というなら、アイデアはある。景気回復だけじゃない。日本をよくする観光。

それが、「三権観光」だ。
もちろん、ネタだ。

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「影」に注目できるという幸せ:「人肉捜索」をめぐる考察

ネットの技術は基本的に世界共通で、その発達の度合も地域によってそれほどちがうわけではないが、実際のあらわれかたとか、受け入れられ方というのは、けっこう差があるように思う。それは当然、社会やそれを構成する人間の考え方がちがうからで、お国柄が出てくるのはなかなか興味深い。

なんてことを、新聞記事を読みながら思って、「メディア・サボール」に書いてみた。日本語的にはなんだかおどろおどろしい「人肉捜索」について。

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世襲制限をかたちだけ実施するための方法なんていくらもあるだろうよ

自民党の割とえらい人が、国会議員の世襲制限を唱えているらしい(参考)。「2009年度補正予算案を成立させると同時に、自民党も身を切っていると思われないと選挙には勝てない」という理由だそうだ。確かこの手の案は野党も出していたはずで(参考)、合意できるなら成立するんだろうが、もちろんそう簡単にはいかない。そうなれば自分にも火の粉がふりかかるはずの一番えらい人も反対してるし(参考)。

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ならばさっさと売っぱらうがよかろ

報道してる人たちって、ほんとに理屈がわかって書いてるのか知らないけど。

鳩山邦夫総務相は7日の閣議後の記者会見で、日本郵政が保有する宿泊・保養施設「かんぽの宿」の鑑定評価額に関する総務省の独自調査結果を公表した。日本郵政が当初予定していた譲渡額に比べ1.7倍になったという。

はいはい上がった上がった。よかったね。だったらその値段でさっさと売り払ったらよかろ?いるんだよね?買い手。

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ニュースの「現場」

北朝鮮の「飛翔体」関連のニュースにすっかり隠れてしまった感があるが、昨日米ニューヨーク州で起きたベトナム系移民による銃乱射事件は、日本にとってもある意味他人事ではない事件だったのではないかと思う。取り急ぎ犠牲者、被害者の方々にはお悔やみ、お見舞い申し上げる。当然、多くのニュースが流れたわけだが、Googleニュースを見ていて、情報の錯綜がちょっと不謹慎ながら興味深かったので、記録しておく。

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私がバブル崩壊から学んだこと

あちこちで「不況対策に日本の教訓を」みたいな話があるんだが、「日本の教訓」が何かについて、必ずしも社会的合意があるようには見受けられない。極論するとこっち方向こっち方向があるように思うが、どちらかというと今はどうも後者のほうが「優勢」なんだろうか(参考)。もちろん個人的な意見はあるんだが、専門外なのであまり自信はないうえに、特にネット界隈で繰り広げられてるこの分野の口汚い舌戦に参加する気もないので、ここでは元企業人としての経験と実感を書いてみることにする。当時を知る人なら、共感いただける方が少なからずいるのではないかと思う。

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「仏子」といえばいいのだろうか

小ネタ。「鉄子」という言い方がある。いわゆる鉄道ヲタのうち女性をあらわす表現だが、一般に思われるより女性が多いらしいというあたりがポイントなんだろうか。男性だと「鉄男」、総称して「鉄の人」。こういうちょっとマニアックな趣味に注目が集まることがたまにあるように思う。比較的最近だと、「工場萌え」とか「武将萌え」とか。「工子」とか「武子」という表現はないようだが。

そうした観点からすると、ひとつまだあまり注目が集まってないように思うものがある。「仏子」(やはり「ぶつこ」と読むべきなんだろうな)。フランス、じゃなくて仏像。「鉄な人」にならえば「仏な人」か。仏教美術ファンというよりもう少し軽いノリ、というニュアンス。もちろんずーっと前からたくさんいる人たちだが、ことばとして聞くことは少ないように思う。女性が比較的少ないという印象が一般的なのでは、という点は「鉄」や「武将」と共通。一応ぐぐってみたら「仏オタ」「仏ヲタ」はけっこうヒットするが、「仏子」「仏な人」はそれらしいヒットがなかった。

本題からそれるんだが、個人的に「その気」がある関係で、最近@niftyで紹介されてるのを見て衝撃を受けたのが、以下の阿修羅ブログパーツ。マウスでいじれるのでお試しあれ。当然、2009年6月7日まで上野の国立博物館でやってる「阿修羅展」に合わせたものかと思う。日本でのフィギュア人気の源流を仏像に求める人がいるそうだが、まあ似てる要素もあるのは確かだ。これも食玩フィギュアっぽい造形がかわいい。もちろん仏像の食玩はすでにあるんだが、あれはもっとリアルなタイプ。こういデフォルメされたものはないのではないかと思う。欲しい。あれこれできばえを想像しちゃう。

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"Barack Obama is now following you on Twitter!"

medeia pubに、オバマ大統領が大統領就任後初めてTwitterに投稿して、経済政策に関する質問を募集している、という記事が出ていたので、どれどれと思って、作って以来放置していたTwitterのアカウントにアクセスして、"BarackObama"をフォローしてみた。そしたら、数十分ほどしたらメールが。タイトルは

"Barack Obama is now following you on Twitter!"

自動でやってるんだろうが、一瞬びっくりしちゃった。

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上級国家公務員は「派遣」にしたらどうだ

手短に。公務員制度改革に関連して、自民党行政改革推進本部の会合が開かれた、という2009年3月24日のニュース。自民党から異論が相次いだそうな。朝日新聞には、中川元幹事長が「これでは事実上幹部降任できない」として、こんなふうに語った、と出てる。

中川氏は(中略)ある程度自由に降格させられるよう幹部職を政治任用の特別職に変えたり、特別職に準じる新たな幹部職制度を作ったりする議員立法をめざす考えを示した。

ふむ。そうかまだ議論の余地があるのか。ではということで、いまさらながら。まあ9割ネタなんだが。

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「新聞は生き残れるか」みたいなのもうやめないか

ごく手短に。朝日新聞に、有識者100人に意見を聞いて集計する「100アンサーズ」というコーナーがあったのだが、それが2009年3月22日掲載分をもって終わった。最終回のテーマは「新聞の未来」。「現在の新聞は生き残れると思いますか。」「生き残るためには何が必要だと思いますか。」という2つの質問をしてる。回答にある内容は、まあだいたい予想の範囲内。「生き残れるか」に対して「生き残れる」62人、「生き残れない」8人、「その他」27人、「無回答」3人。

こういうのってほんとに「なにをいまさら」だと思うんだが、もうそろそろこの段階は終わりにして、次の段階に進んでいったほうがいいんじゃないかな。

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1個売るために5個試食させる話

デパートの地下によくある食品売り場などで、商品の試食をさせることがある。ふだんは通りすぎるんだが、何かの拍子に立ち止まってしまうと、立て続けにあれもこれも、ということはないだろうか。立ち止まった時点でマインドセットが変わっちゃうからなんだろうが、やってるうちにだんだん試食目当てだろうお前的な目で見られるようになってくるのは困りもの。

などという試食コーナーネタとはまったく別の、「試食」に関するお話を、「メディア・サボール」に書いてみた。試食をさせるというのはもちろんビジネスの一環としてやっているわけだが、ビジネスのやり方にもいろいろあるのではないかな、ということでもある。

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できの悪い詐欺メールが来た話

ごく手短に。この種のメールというのは誰のところにも来ていると思う。スパムフィルタではじかれるものも多いが、中にはくぐり抜けてくるものもある。以下に載せるのはたまたまフィルタにかからなくて、タイトルがバカっぽいので興味がわいて開いちゃったメール。中身のほうもそれに負けず、あまりにも出来が悪くて笑っちゃったので、転載する。一部「X」で伏字にしたところあり。送信者の名前とかメールアドレスとかはそれなりだろうからさらしとく。

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「対面」かどうかじゃないだろうに

薬事法の省令改正で医薬品の通信販売が禁止されるとかで、あちこちで大騒ぎになってる。楽天のユーザである私のところにも署名運動のメールが来たので賛同しておいたのだが、コメントをくれという依頼が来た。よくわからないが、写真もくれといわれたので、これに載せたいのかもしれない(※2009/3/3追記。掲載されてる)。私は天地神明に誓って自分が「各界を代表する方々」に属するとは考えていないが、思うところはあるので、せっかくいただいた機会ならば活かそうと思う。

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センのインタビューを「裏側」から読んでみる

2009年2月24日付朝日新聞に、アマーティア・セン米ハーバード大教授のインタビューが出ていた。見出しに「市場依存 危機生んだ」と。中見出しには「国家の役割 否定は誤り」「人間としての意識こそ重要」とある。この人はそっち方向の話をよくしてるから、インタビュアー的には、今の時期に語らせたい人、ということなんだろう。

とはいえだな。ちゃんと記事を読むと、「そっち方向」一辺倒の方々とは一線を画すこともちゃんと言ってる。このあたり、わかってる人はもちろんわかってる「なにをいまさら」話なんだが、イメージだけで見てる方のために、あえてこのインタビュー記事で、インタビュアーが力点を置いてないであろうポイントに注目してみる。別にインタビュー記事そのものを紹介する意図ではないので、そっちが気になる方は新聞のほうでお確かめを。

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私の説明書あれこれ

小ネタ、かつどうでもいいネタ。楠さんのところで「血液型 自分の説明書メーカー」というのをやってて(※追記。まちがう人はいないと思うけど、楠さんがこれを作ったわけじゃないからね。これを使った記事を書いてたからって意味なのでそこんとこよろしく)、まあよくあるジョークグッズみたいなもんだが、へえと思ったのでやってみた。

私の血液型を知っている人はどう思っているか知らないが、知らない人に当てさせると、みごとに意見が分かれる。A、B、O、ABどれもあって、「いやA型でしょ」「B型っぽいじゃん」「うーんO型にみえるけど」「えーAB型じゃないの?」と侃侃諤諤の大議論になったりする。というわけで、じゃあいろいろ試してみようと思った次第。このサービスを作った方にはリバースエンジっぽくて申し訳ないけど。

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「品格」を語ることの「品格」を語る、という話

いっとき流行って、その後忘れ去られたかと思ってた「品格」論だが、なんだかちがったところでまた出てきてるらしい。で、2009年2月15日付朝日新聞「耕論」欄に「『品格』ってなに?」というテーマの記事が出てる。識者3人のインタビュー。コラムニストの泉麻人氏、ジャーナリストの桜井よしこ氏、国語学者の金田一秀穂氏。これがなんか面白くて。

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責任は「足して100%」ではない― 再び

昔書いたネタを使いまわす、というわけでもないのだが、世の中も自分も、さして進歩してないなと思うことがけっこうある。なので再掲、一応コメントを加えて、という体の記事を「メディア・サボール」に書いてみた。

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餅の個別包装に警告メッセージが入っていない件

手短に、いろんな意味で「なにをいまさら」な件。最近、思い立って(というか、安売りしてたので)切り餅を買ったのだが、外装パッケージの袋には当然、警告メッセージが入っている。こんなふうに。

調理されたもちを「急いで」お召し上がりになると、手や口内を「やけど」したり、「喉につまらせ」たりしますので、ご注意ください。

赤い字で目立つように。でも調理方法など他の記載内容と同じ大きさの字で。ふうんまあこのくらいするよな。と思ったところであれ?と思い出したことがあって。

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前の席に座りたまえ

小ネタ。講義の際、どのあたりの席に座るかという問題がある。一般論的には、前の席に座る人のほうが後ろの席に座る人よりまじめに聞いている、みたいな話。後ろに座っている人を前に移らせるという教員もいる。私はそこまではしないが、感覚的にはまあ似たような印象を持っていることを否定しない。

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ルールは必要以上に厳しくかつこっそり破れる程度にゆるく、という話

小ネタ、かつしょうもないネタ。こういう記事をひっぱってくると、すぐに「その手」のトラックバックが山ほど来てうっとうしいんだが、つい。

女子高校生のスカートの長さをめぐり、新潟県で本格的な指導が始まる

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声優の声で案内するナビゲーション機器がどんどん出てきてる

ごく手短に。「声優の声で案内するカーナビ」については、前に書いたことがある。その時点、つまり2007年7月時点では(一応調べたんだけど)まだそういう製品は出てなかったはずなのだが、その後どんどん登場してるようで、最近も一部で話題になってるので、もういっぺん取り上げてみる。

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「配当を減らせ」ならまだわかるんだが

ごく手短に。雇用維持のために企業が「内部留保」を放出せよ、という議論をする人がいて、聞いてるとどうも剰余金のことを指していってるふうなんだけど、ちょっと待て。

こういうのは会計の専門家の人がもっとちゃんと正確に懇切丁寧に説明してあげるのがスジだと思うんだが。

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オバマ支持の皆さんに期待したいこと

写真とかないのが申し訳ないのだが。今サンフランシスコに来てて、フィッシャーマンズワーフの近辺を歩いていたら、大規模なデモに遭遇した。中絶反対のデモ。渡ろうとした道路をふさがれてしまったのだが、なんだかえらく人数が多くて(日本だとメーデーくらいでしか見かけないぜこんな大きなデモ)、待っても待っても終わらないのでとうとうデモのまんなかを突っ切ってきた。なんでまたこの時期に、と思ったらこういうことだったのね。

オバマ大統領、中絶支援団体への予算制限撤廃を発表

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愛と勇気と、サム・マネー

教員という立場上、若い世代の人たちにいろいろ話をする機会がある(当たり前だな)のだが、あまり正面切ってお説教めいたことをする機会は実際のところあまりない。理由はいろいろあるが、要するに人徳の不足に尽きる。世の中には立派な先生がいっぱいいるのだろうが、しょせん私ごときが金八先生になることはできないのだ。

とはいえ、言いたいことがないわけじゃない。何というかな、じれったいというかもったいないというか、すいか割りで「右!あっちがう左!」とか言ってる感じというか。別に自分が「正解」を知ってるわけじゃないが、それでも多少なりと伝えられることはあるのではないか、と思ったりしてしまうの経験は誰しもあると思う。

で、そういうとき、ゼミのブログ「こち駒」にこっそり書き込んだりするわけだ。これもそんな1つ。来年度の新ゼミ生が決まったので、ゼミの説明も兼ねて。

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入試でどうにかなるもんじゃなかろ?

「オッカムの剃刀」というのがあってだな、なんて古いことばを持ち出すまでもないのだろうが、内田樹さんのこちらの記事についてひとことだけ(追記:と思ったらけっこう長くなっちゃった)。「学校は序列化や選別のための装置ではない」というのはこの方の持論で、これ自体についてどうこういうつもりは(少なくともここでは)ないのだが、それを何にでもあてはめようとするというのはどうかと正直思う。

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私がのび太だったらドラえもんにやらせる仕事

ごく手短に。2009年1月17日付の朝日新聞に、タイのタクシン元首相のインタビューが載っていたのだが、なかなか面白いコメントがあって(見たい方は「ARTIFACT@ハテナ系」にも出ていたのでご参照)。こういうのってなんとも刺激を受けるね。このくだり。

――政治家になったことを後悔するか。
その通り。財産も失った。前世の業かもしれない。私がのび太だったらドラえもんにやらせる仕事だった。

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3つの「My Fair Lady」

小ネタ、かつ徹底的に個人的趣味に走った話。ミュージカル映画というジャンルの映画がある。今は実写ではほぼ滅んだような状態で、わずかにアメリカのアニメーション映画の一部に残るくらいではないかと思うが、かつてはさかんに作られた。登場人物がいきなり歌いだす非現実的な展開も、映画を「スクリーンで見る演劇」と考えればさほど違和感はない。

その中でも個人的にけっこう好きなのが「My Fair Lady」。説明不要の超有名な作品。あまりにメジャーなのでうっかり好きとかいうとこいつ素人だなと思われそうだが、もちろん素人なのでそんなのは平気。中間で休憩が入るところなんかも舞台っぽくて面白いのだが、それはさておき。たまたまYouTubeで歌ってる動画を見つけたので貼ってみるというだけの話。

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消費拡大が目的なら給付金を待つ必要などないぞ今からどんどん使いたまえ

ごく手短に。例の「定額給付金」をめぐって、閣僚が自分でもらうかどうかを一生懸命報道してるメディアの方々(参考)がいる。もらえば「さもしい」、もらわなければ「閣内不一致」といいたいのだろうが、不毛極まりないのでやめたほうがよい。本音はともかく、いまや口実は消費拡大に移ってるわけで、ならば聞くべきことがあるとしたら「あなたはいくら消費してくれるのか?」だろう。国会議員の歳費は月額130万円ほどあるらしい。副収入がある人だってたくさんいるはず。まさか定額給付金でもらう1人12000円ぽっちなどということはあるまい。毎日12000円ずつ無駄遣いしたって、月額「たったの」36万円だ。それだけ盛大に消費してれば、もはや定額給付金をもらうかどうかなんて問題にはならないだろう。もちろん、定額給付金の支給を待つ必要もない。さあ明日からでも、盛大に消費してもらおうではないか。メディアの皆さんは、「今日はどれだけよけいに消費しましたか?」と聞くといい。

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「子どもをたくさん作る女はカッコいい」とでもいっておこうか

いくら男性向けのコラムだからといって、簡単に「裏返し」できる理屈を持ち出して説得力があると思ってるんだろうか。問題意識そのものは不適切と思わないが。この方、前にも「舌禍」ならぬ「筆禍」を起こしたことがあったような記憶がある。最近も2ちゃんねるあたりで毎度おなじみの騒ぎが起きてるらしいが、この件に関しては、ねらーの皆さんに限らず、かちんときてる人は多いと思う。

別に燃料くべに行くつもりはないが、ひとことだけ。

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はてブのコメントを採点するという一人遊び

ネットサービスの1つでソーシャルブックマークというのがある。自分ではほとんど利用しないが、「はてなブックマーク」、通称「はてブ」は、自分の記事に対する反響を見るためにけっこうよくチェックしている。ブックマークをつけるときにひとことコメントみたいなのができるようになっていて、各ユーザーの画面からはブックマークをつけた記事についてのコメントになっているわけだが、記事のほうのページをみると、その記事をブックマークしたユーザーのIDとともにそのコメントが並んでいるから、ちょうどコメント欄のようになる。

ずらっと並んだコメントを見ていて、既視感を覚えることがよくあって、何だろう何だろうとずっと思っていたのだが、最近思い当たった。

小テストだ。

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博士今昔

「博士」という学位がある。一般的には「はかせ」と発音することが多いが、学位としての「博士」は「はくし」と読むのが正しい。このあたりまではWikipediaにも書いてあるものの、なぜそうなのかまでは知らなかったのだが、最近たまたま、1888年6月20日付朝日新聞の記事にその由来が出ていることを知った。

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ネットに「子どもの遊び場」を用意するということ

インターネットの中で、一般社会で受け入れられているルールが守られずに問題が起きる、という構図はよくある。たとえば著作権侵害の問題とか、プライバシー侵害の問題とか、犯行予告の問題とか、ネットいじめの問題とか、まあ他にもいろいろ。匿名性が問題なのだとかデジタル技術の特性だとか、教育がなっとらんとか法整備が必要だとか、いろいろなことがいわれていて、それぞれなるほどと思ったりそうかなーと思ったりいろいろあるが、とりあえずはおいとく。そういった「問題」の発生しているところを見ていて、つい連想する光景がある、という話から。

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なぜ「リアリティ」に餓えるのか

2008年12月31日付朝日新聞に、社会学者の見田宗介・東大名誉教授のエッセイが出ていた。「リアリティーに餓える人々」というタイトル。2008年6月に秋葉原で起きた無差別殺傷事件について、「この事件が、日本社会のどのような変化を表しているのだろうか」というのがテーマ。まあ年末恒例の世相読み解きものというわけだ。読んでいて「ん?」とひっかかっるものがあったのだが、いろいろ考えてみると触発されるものがあって面白かった。たぶん素人考えなんだろうけど。

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「メディアリテラシー」に新たな定義が必要かもしれない

「メディアリテラシー」ということばがある。Wikipediaには「情報メディアを主体的に読み解いて、必要な情報を引き出し、その真偽を見抜き、活用する能力」と定義してあって、そもそもWikipediaをソースとして使うこと自体がメディアリテラシーの観点からは問題になりうるのだろうが、この定義はよく見かけるものとさほどちがわないように思うので当面これを使っておく。他の定義もいろいろあって、最近は発信者としての個人に着目するものも少なくない(英語版のWikipediaはその色合いがより強い)が、まあそれはそれとして。

でも最近、もう1つ、新たな意味が必要なのではないかと思ったりすることがある。それは、「メディアの人たちのリテラシー」だ。

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もしストリートビュー撮影車のスケジュールがあらかじめわかっていたら

グーグルマップの新しい機能「ストリートビュー」に対して、主に肖像権やらプライバシー保護やらの観点からあちこちで議論が起きている。グーグル側は公道から撮影すると言ってるが私道にも入り込んでるし(私の家の前も私道だがしっかり撮影されてる。そもそもある道路が私道であるかどうかのチェックなんて本気でするとは思えない)、顔をぼかしたって服装やら場所やらで個人が特定できる場合は少なからずある。本来、公共の場所を撮影して公開する分には法的に問題ないし実際にも問題にならない場合が多かろうが、それを「点」ではなく「線」や「面」で全国的に行うと「量」ではなく「質」の問題となるから話は別という主張もあって、それなりに説得力がある。とはいえ、それ自体違法というわけでもなさそうだし(違法だという主張もあるようだが素人目にはあまり説得力を感じられない)、これによって恩恵を受ける場合もあるし、将来的に新たな可能性もあろうから、単に否定すればいいというものでもないと思う。

どうすりゃいいんだろうねなんてことをつらつらとない知恵絞って考えていたら、いつもの癖でつい不真面目な方向に妄想が。

もし、もしストリートビューの撮影車のスケジュールがあらかじめわかっていたら、どんなことが起きるだろうか。

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なあんだ「裁判員候補に選ばれちゃったらどうしよう」なんて悩まなくていいんだ

手短に。裁判員制度のスタートとなる2009年5月が次第に迫ってきているわけだが、国民の間では、期待というよりむしろ、不満や不安が高まってきているようにみえる。ある人がこの制度について「裁判を早く終わらせて裁判官の仕事を軽減するために、国民を人質にとるしくみ」と評していたが、それが適切な評価かどうかはともかく、正直なところ、「なんでそんなことしなきゃいけないの」というあたりが平均的な評価ではなかろうか。

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「テッパン男」になりたければ「テッパン男」など読むな

檀れみ著「テッパン男」、ヴィレッジブックス新書、2008年。

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「英語を英語で学ぶ」必要はあるのか

2008年12月22日、文部科学省が高校の新しい学習指導要領の案を公表したそうだ(関連記事としてこれとかこれとかこれとか)。いろいろポイントはあるんだろうが、なんだか「英語を英語で教える」という点が特に注目を集めている。主な関心は「教師の負担」であるらしい。ふうんと思うのだが、なんだか釈然としない。

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「終わりの始まり」から「始まりの終わり」へ

「終わりの始まり」という表現って、よく見かける。なんか深みがありそうだし、不安がよぎるしで、関心を呼びやすいからなのではないかと思うが、あまりによく使われるので、なんか手垢がついた印象だな、と思っていた。だったら「始まりの終わり」だってあるはずだよね?そもそもその語源からいったらさ、とか考えているところに、「メディア・サボール」から今年を振り返る文章を、とのリクエストを受けたので、じゃあ、と書いてみた。

本文を「メディア・サボール」で読む

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内定取り消しとただ働きについてひとことだけ

手短に。なんだか知らないが、「ただ働き」論議が盛り上がってるらしい。といってもいくつか見た、という程度なんだけど。どうも震源地はこちらの方らしいのだが、その中の「ただ働き」部分に対して小飼弾さんがかみついて、で、それをさらに楠正憲さんがあさっての方向に広げてて。いやそもそもこの議論はただ働きが主眼なんじゃなくて、内定切りをどう考えるかって話だったんだよね?

このお2人方が「ただ働き」にこれだけ反応したのは、「ある種」の仕事にはなんらかのかたちで「ただ働き」がそれなりに重要な役割を果たすからなんだろう。まあこのお2人はどちらもかなり「特殊」な例なので、一般の方にはあまり参考にならないだろうが、私程度の人間でもただ働きをすることはあって、それが重要な役割を果たすこともあったりするから、けっこう一般的なことかと思う。

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「Star Wars」シリーズを制作順にみる3つの理由

小ネタ。「スター・ウォーズ」シリーズの劇場用映画は全6作あるが、これを全部まとめて見ようという場合に、物語の設定上の年代順(123456)に見るか、それとも制作の順(456123)に見るかという論争がファンの間であるらしい。個人的な好みでいうと「制作順」派で、なぜかってあたりを少しだけ。もちろん、どちらが正しいというようなスジの話ではないので、単なる1つの意見。

いや、ほんとたいした話じゃないからね。あらかじめことわっとくけど。

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内定取り消しをした企業は社名を公表すべきではないか

ごく手短に。来春卒業予定の学生に対する内定取り消しが発生している旨伝えられている。この件に関しては、厚生労働省がハローワークを通じて11月25日時点での現状を確認していて、その概要を発表してる(PDF)んだが、業種しか書いてない。内定ってのは学生側に辞退する自由がある(嫌がられるけど)わけだが、最高裁判例によれば解約権留保・就労始期付労働契約の成立とみることができる場合があるそうで、企業側はそう勝手に取り消せるというものでもないらしい。事例のうち大企業がどのくらいあるのか知らないが、将来の就活生の「参考」として、少なくとも大企業の場合は、社名を公表してもいいのではないかと思うな。あちこちでそういう意見はもうたくさん出てるだろうけど。

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「ナンバーワン」でも「オンリーワン」でもない学生の皆さんへ伝えたい3つのこと

最近の大学生の就職活動は3年生の時点で始まるらしい。私の職場は新設3年目なので、最上級生が3年生。いまあちこちの就職セミナーやら説明会やらに飛び回っていて、欠席がけっこう目立ったりする。大きな転換点を前にすれば悩みがつきないのはしかたがないことで、せいぜい悩め若人よ、と笑い飛ばしたいところだが、そうもいっていられない。最もポピュラーなのは「自分の“売り”はどこか?」という点だ。思えば大学時代さしたることもなくすごしてしまった、何かすごい才能やら特技やらがあるわけでもない、これでは競争に勝てるはずなどないではないか、といった感じか。気持ちはよーくわかる。自分自身が今でもよく同じような気持ちになるからだが、とはいえ年の功というやつもあって、そういう焦りとの折り合いのつけ方も多少は学んだ。

そんなあたりを、奔走している学生の皆さんの気休めになるかどうかわからないが、ちょっとだけ書いてみる。似たようなことを前にも書いたような気がするのだが、まあ続編だとでも思っていただければ。

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ニコニコ動画「カトカン公式チャンネル」スタート!

「カトカン」こと加藤寛嘉悦大学学長がニコニコ動画に「降臨」した話は前に書いたんだが、その後かなり注目を集めたようで、とうとう公式チャンネル「嘉悦大学TV」の開設となった。開口一番「小沢一郎や麻生太郎より自分のほうがニコ動進出は先」と一発かましていて、相手がこの人じゃ両党首も苦笑いするしかなかろうが、とにかくセンセイますますノリノリなのである。「らきすた」まで言及するに至ってはなにをかいわんや。「ローゼン閣下」という呼び方にならえば、「らきすた先生」とでもお呼びするしかあるまい。ともあれ、引き続き突っ走っていただきたいものである。

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「ド」はシカの「ド」、しかもメス

思い切り小ネタ、かつけっこう有名な「なにをいまさらな」話なんだが、個人的に「へえ」だったので書いとく。「ドレミの歌」という歌がある。あの有名なやつ。あの中で「ド」は「ドーナツ」のドなわけだが、元の歌は「The Sound of Music」だから英語なんだろう。では英語の原曲では「ド」は何の「ド」だったのか?と思いたって調べてみた。

ま、ほんのちょっと調べりゃすぐわかる話なんだがね。

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「巨大な赤ん坊」の取り扱い方

「巨大な赤ん坊」というと、つい「千と千尋の神隠しに登場する「坊」を思い出してしまうのだが、ここで取り上げる「巨大な赤ん坊」は、あの「坊」のように、過保護な保護者に情報と行動を制約された不幸な外界知らずではない。むしろ、好き放題に暴れまわって問題を起こすとあわてて保護者の陰に隠れる、どうにも始末に困ったタイプだ。しかも反省するでもなく物陰でえらそうに講釈してみせたりするものだから腹立たしい。「保護者」としてもそろそろ考え直したほうがいいんじゃないかと思う、というあたりを「メディア・サボール」に書いてみた。

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いよいよ政界がニコ動公式チャンネルへ

知ってる人はとっくに知ってる何をいまさら話。ちょっと前に、各政党がどんどんYouTubeに進出してるという話を書いたが、その時点では、ニコニコ動画はなかなか難しいだろうなぁ、というのが常識的な見方だったと記憶している。ニコ動ではコメントが画面の上に表示され、かなりあらっぽいものも少なくないからだ。批判の集中砲火を浴びてはイメージダウンになりかねない、という懸念はそれなりに理解できる。

と思っていたら、いつの間にかどんどんニコニコ動画進出組が増えてきているではないか。

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こんにゃくゼリーを「安全」にするいくつかの方法についての提案

手短に。子どもがこんにゃくゼリーをのどに詰まらせる事故がまた発生した(参考1参考2)。事故が続くさまは痛ましい限りで、ご冥福をお祈りするしかない。

個人的には、これだけ事故があるのにどうして小さい子どもに与えたりするのだろうという思いを禁じえないのだが、人間誰しも魔が差すときはあるから、ついうっかりという場合はありうる。大人でいまだに知らない人がいるとは正直思えないが、世の中もののわかった人ばかりではないということもあるかもしれない。はっきり書いてある警告マークを読まない不注意や安全に配慮しない怠慢・無知が直接の原因であるとしても、フールプルーフという考え方もある。さしたる支障なく対策が可能であるなら、できることはすべきだ。

で、いくつか考えてみる。当該領域にはまったくの素人なので、単なる思考実験レベルであり、実現可能である保証はないのだが。

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2011年までにワンセグはどのくらい普及するだろうか

2011年に地上波放送がデジタルに移行する話はあちこちで盛り上がっていて、いろいろ読むと勉強になったりするのだが、不勉強のせいかワンセグの話と結びつけたものをあまり見かけない。皆さんが一般の地デジとワンセグは別の話と考えているのか、元から同じ仲間として話してるのかわからないが、地デジ受像機としてのワンセグ端末という論点はあってよいのではないかと思って、「メディア・サボール」に書いてみた。

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某与党はそんなに切羽詰っているのか

手短に。福田首相の「電撃」辞任は、巷の評を見聞する限りではそれほど衝撃というほどでもないらしい。「またか」というのが典型的かもしれないが、「ああやっぱり」という人もけっこういるようだし。まあ、考えてみれば、問題は首相本人の資質とか業績とかよりも「構造」というか「構成」というか、そういったものにあるわけだから、自ずと予想はできる、ということなのかもしれない。

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専門家の責任と期待のインフレーションについて

社会のあちこちで起きているさまざまなことの中に共通する要因がみてとれることがある。社会を動かす共通因子みたいなものがあるからなんだろうと思うのだが、そういうときはやはり横串にしてみる必要があるんだろう。そう思って、少しだけやってみた。

いわゆる「専門家」と呼ばれる人々に対する監視の目はかつてないほど高まっている。総体としてみれば悪い方向でないだろうが、弊害のほうが大きいのではないかと思うこともある。今回取り上げたのは、専門家が自らを守るために判断の誤りを認めない傾向があるのを逆手にとられて「専門家はまちがってはならない」と吹聴され、結果として自らの首を絞めている状況、とでも形容すべきものだ。まだ生煮えの議論だとは思うが、池に小石を投げてみたつもり。似たことを考えている人はたくさんいると思う。

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国民栄誉賞ってのはこういう人に授与したらいいのではなかろうか

ごく手短に。国民栄誉賞という賞がある。Wikipediaをみると「日本の内閣総理大臣表彰のひとつ。「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して、その栄誉を讃えることを目的とする」として福田赳夫内閣時代の1977年8月に創設された」というものらしい。「悪魔の辞典」ふうにいうと「時の政権が、国民的な人気者の栄誉のおこぼれに預かるために無理やり押し付ける」ぐらいになるんだろうが、授与する側はともかく受賞する方々はいずれも国民が誇りに思っていいような面々ではある。

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コンビニを閉めさせればすむ話なのか?

手短に。環境対策とやらで、コンビニエンスストア等に深夜・未明の時間帯の営業の規制を検討する自治体が相次いでいるとの報道がある(参考)。両者の主張があまりにもかみ合わない感じはむしろ面白いくらいなんだが、まあ面白がってばかりもいられない。

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同じ記事でも反応がちがうのは一体何がちがうんだろうか

小ネタ。Yahoo!ニュースに「みんなの感想」というサービスがあるのはご存知の方も多いと思う。ニュースの記事とかに対して、考えさせられる、役に立つ、興味深い、誰かに教えたい、びっくりした、の5つの基準で5点満点の評価をして、それを共有するという、まあいわゆるひとつの集合知モノだ。

このサービスについて以前からひょっとしたらと思っていたことがあって、ちょっと見てみたらなんか面白そうだったので、とりあえず書いておく。別に結論とかはない。

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人のふり見て我がふり直せ、という話

最近、いろいろなところで「反面教師」に事欠かない。人だけじゃなくて組織や団体、もっと大きな「集団」にも例はたくさんある。別に目新しくはないし、笑うのも簡単だが、それだけではもったいない。学んで活かさなければ。というわけで、以下は最近改めて学んだ、やったら恥ずかしいことのリスト。

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人身売買の話はさ、毎日を叩いてすむ問題じゃないんだよ

毎日新聞に味方する意図はない。

ただ、叩く先をまちがってるんじゃないの?と思うところがあるので、書いておく。「米州機構が公表した公式書類「日本への人身売買の報告書」で毎日の公式サイトに掲載されたあの記事をもとにしていることが発覚」と騒いでいる人たちがいるようなんだが、少なくともその点に関してはスジちがいだ。

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最も影響力の大きいメディアの影響が最も大きいと考えるのが自然ではないか

似たようなことを何度も書いてるんだがしつこくもう一度、手短に。凶悪な、あるいは陰惨な犯罪が起きるたびにゲームやらネットやらの影響をいう人がけっこういるのだが、リアルの世界での犯罪の原因の大半はリアルの世界の中にあると考えるほうが自然だと思う。過激な表現やそれを多く伝える媒体があるのは事実だが、そうしたものに触れた者の大半は犯罪を犯さないし、そうしたものに触れていないと思われる者も多く犯罪を犯している。表現や媒体を本気で問題にしたいなら、そのあたりきちんと、実験室だけではなく疫学的に検証を行ってからにすべきではなかろうか。

以上を前提として、もちろん表現や媒体にもなんらか影響力があるだろう、というのが本題。

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教員採用汚職問題に対する前向きで抜本的でスジの通った対策を考えてみた

小ネタ。大分県の教員採用汚職の件で、不正合格者の合格を取り消すという話が出ていて、これに対して「信頼を取り戻すためには当然」という声と「現場が混乱する」という声があるらしい。どちらの主張もそれなりに意図はわかる。過去ばっかり見るのは後ろ向きだと思うが、かといって不正が見逃されるのはスジが通らない。何より能力のない教員に子どもたちを任せたくはない。ややこしい話なわけだが、ちょっと考えてみると、解決策の案ってのはあるんじゃないか、と思う。「前向き」で「抜本的」で「スジの通った」対策ってやつが。もちろんネタとして、だけど。

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国会の審議とかって夜やったらいいんじゃないか

小ネタ。国会審議を生中継で見られなくて残念、という人がどのくらいいるのかは知らないが、まあたくさんいると仮定してみよう。あれだって、ちゃんと見ると、ばかばかしいところやら、とんでもないところやら、痛いところやらと、それなりに見所はいっぱいあって、それなりに楽しい。でも一番いい点は、「ああ国民がもっとしっかりしなきゃ」と思えるところだろう。ぜひ多くの方が見られるようになってもらいたい、と少なくとも私は思う。

しかし現状はそうではない。なぜか。それは簡単。時間帯が合わない。だらだらやってるのもあるが、基本的にはまず時間帯の問題だ。

ならば、対策はそれほど難しくないように思う。審議を昼ではなく夜やればいいんじゃないか。

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ネタとしての落書き対策

有名な建築物に落書きをするというのはどうも万国共通の悪癖らしい。フィレンツェの「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」への日本人の落書きが日本で物議を醸してるわけだが、日本人の落書きは全体の約1割なんだそうで、じゃあ9割は他の国の人ってことだ。そちらには抗議しないのだろうか。それに、落書きだって昔のものは消せとかいわないだろうなぁ、とも(関連)。

そんなこんなで、この件についてはなんかいまいちすっきりしない。日本でも同様の問題は当然あって、大阪名物の通天閣も落書きで悩んでるという記事が出ていた。監視の目が厳しいこの日本で、京都や奈良の名刹ならかなりの批判を浴びる行為(実際、法隆寺とかに落書きするのはぜひやめてほしい)も、この建物の場合、比較的新しいし、施設の性格もあって、なかなか歯止めが利かない状況らしい。

どうしたらいいだろう。そう思ったらもうだめだ。

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「好き」を仕事にするために知っておくべき5つのこと

大学ではそろそろ講義が終わって補講やら試験やらの時期に入るところがけっこうあると思う。3年生にはそろそろ就職を意識して、セミナーやらインターンシップやらへと動きだす人もいる。というわけで、学生さん向けの文章をゼミのブログ「こち駒」に書いてみた。フレッシュな学生さん向けの文章なので、すれっからした社会人の皆様の辛口なコメントは、「こち駒」ではなくこちらの方へいただきたく。

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ニコニコニュースメーカーを使ってみる

小ネタ。ニコニコ動画に「ニコニコニュースメーカー」というサービスがあることをちょっと前に知って、いつか使ってやろうと思っていたら、「霞が関官僚日記」に何やら面白い記事が出ていて、あちこちで話題になっていたので、これに便乗してみようと思い立った。凝ったことは何もできない初心者なので、動画の出来はしょせん素人芸。
※追記:というか、いきなりタイトルで誤字じゃん!絶句・・。

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タクシー問題をどうにかするための10のアイデア

個別の事情を知らないからいえることではあるんだが、年間100日もタクシー代を出してもらえるというのは、「多少」忙しいにしてもうらやましい身分だな。新聞なんかでみると、「接待」だの「キックバック」だのというあたりで騒いでるようだけど、この問題の最大のポイントは(道路運送法の問題はタクシー側の話だよね)「そんなにタクシー代使ってるのか」じゃないかと思うんだがちがうだろうか。

というわけで、タクシー料金でわれわれの税金が湯水のように使われていくという問題に絞って、どうしたらいいだろね?と10案ほど考えてみた。今回は10分27秒ぐらいかかった。といっても、世の中の他のところで普通に行われていることを応用するだけだからたいしたことないんだけど。いうまでもないがネタ。

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「テレビ名探偵」の出番ではない

たいていの人にとって、死は不本意なものだ。周辺の人にとってもそうだろう。とはいえ、それぞれのケースで不本意の「度合い」にも差があるのではないか。あまりにも突然、あまりにも不可解、あまりにも偶然、あまりにも若い、そのほかにもいろいろな「不本意」があると思う。合掌。

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政府の金で雇うべき人々

手短に。犯罪を犯した人が刑に服した後、社会に出てからまた犯罪を犯してしまうことがけっこうある。いわゆる再犯の問題だが、どうもその大きな要因の1つが、出所後の生活基盤の不安定さにあるらしい。平成19年版犯罪白書の第7編に「特集-再犯者の実態と対策」というのがあって、ぱらぱらと見ていたら、そんなくだりがあった。

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広告料モデルの浸透と物々交換経済の復権

世の中にどのくらいの広告があるのだろうか、と考えることがあるが、そりゃあたくさんあるんだろうよ、ぐらいしか思いつかない。広告料については電通が出してる資料があるが、たとえば私たちは1日にいったいどのくらいの時間、どのくらいの量の広告を目にしているのか、といった総合的な調査はあるんだろうか。ただ、例のチープ革命は広告にもあてはまるんだろうし、最近、R25への広告出稿が徐々に減ってきているらしいみたいな話もあるらしいし、きっと増えてるんだろう。とすると、広告の価値が下がるのも当然だよな、人が広告を見て買うものの量や額はたいして変わってないんだし、となるわけだが、するとあれ?それって一種のインフレーションじゃん、という連想に行き着く。そこから妄想が広がっていって、なんか今って物々交換経済が復権したみたい、というあたりに思い当たったので、そういう内容を「メディア・サボール」に書いてみた。個人的には、仮想経済の拡大と整合的につながったような気がするので、けっこう腑に落ちているつもりなんだが、どうだろうか。

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蒸し返すのもいいけどさ

「嵐の日」にわざわざ「外出」することはないとも思うのだが、手短に一言だけ。2008年5月24日付朝日新聞の「けいざいノート」に、RIETI上席研究員の小林慶一郎さんが、「高齢者の新医療制度」を「インセンティブの経済学を間違って理解した制度設計ではないか」と書いていた。で、これを25日のテレビ朝日系「サンデープロジェクト」の中で田原総一郎さんが引用して、舛添要一厚生労働大臣を「糾弾」していたのだが。

いやちょっと待て。もともと立場の差とかによって見解の相違が大きい問題だ。相手だって素人じゃないわけで、ちがう考えを「間違い」と斬って捨ててすむような話ではないはず。

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「せんとくん」の頭に「アレ」がある理由

ほんとにもう何をいまさらなんだが。2010年に奈良県で開催される「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクター「せんとくん」(リンク先に画像)についての話題はもう一段落したころだろうか。「かわいくない」とか「侮辱だ」とかさんざんないわれようらしいが、そういうあたりは個人の好みだし、あまり関心はない。ただ、どうしても気になって気になってしかたがないことがある。

「せんとくん」の頭にある「アレ」はいったい何なんだろうか。

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なんだほとんどの政党がYouTubeにチャンネルを持ってるじゃん

みんな知ってるから話題にもならないってことなのか、あるいは単に私が不勉強なだけなのか知らないが、今ごろ知って個人的に興味深かったのでメモ。自民党がYouTubeにチャンネルを開設したのは知ってたが、知らないうちに他の党も相次いでチャンネルを開設していて、いまやほとんどの党が「YouTuber」になってた。

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電子メールを有料化してみてはどうか

電子メールを有料化したらという話は、誰しも一度はネタとして考えたことがあるんじゃないかと思うのだが、いっぺんまじめに考えてみようと思って、「メディア・サボール」に書いてみた。どこかの会社で検討してもらえないだろうか、と思ったりするのだが、きっともうとっくにやってるんだろうな。

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国会中継は全部ニコ動に上げてしまえ

ネタ。手短に。インターネットの国会中継をよく見る。面白いところがたくさんあるので、これみんなに見せたいなぁとかよく思ったりするんだが、ビデオライブラリに直接リンクを張ることはできないから、なかなか難しい。システムの改良をお願いしたいところだが、これまた国家予算の問題だし。

でも、簡単な解決方法があるじゃないか。

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なんなら弾幕でも流せばよかろう

小ネタ。アナログ放送に「2011年7月放送終了」のメッセージを表示されるようになるらしい(参考)。何段階かのステップを経るそうだが、最終的には「告知スーパー」が「常時表示」されるようになるとか。デジタルへの移行があんまり進んでなくて、周知もいまいち(といっても、本当に知らない人だけじゃなくて、知らないことにしてる人も多いと思うけど)というわけで、なんとかしようということらしい。ふうん。ご苦労なことだね。デジタル放送のメリットが実感できないことの対策(コストだけはかかるしね)として、アナログ放送の利便性を下げようという戦略か。ふうん。

リンク先の記事には、告知スーパーのイメージ画面が出てるんだが、どうせ利便性を下げるんならもっと思い切ってやったらどうかな。いまや「ニコニコ動画」でおなじみになった弾幕みたいな。なんなら「職人」さんたちに美しい弾幕を作ってもらうといい。いい場面に限って「アナログオワタ\(^o^)/」とか「ちょwおまwwまだアナログってwww」とか「地デジ持ってる俺は勝ち組」とかみたいな弾幕コメントが出てきて、元の画面を見えなくさせるぐらいに埋め尽くしたらよかろう。これはたまらんと降参する人が出てくるかもよ。


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私たちは「子どもに触れさせたくない表現」に触れながら育った

まごうことなき「何をいまさら」ネタ。子どもが見るべきでない映像、知るべきでない内容というのがある。そういったものに子どもが触れないですむよう注意するのは大人の役目だ。子どもがさまざまなメディアを通して触れるコンテンツに対してなんらかの制約を設けることに対して、全面的に反対という人は少ないと思う。携帯電話のフィルタリングの問題も、具体論を措いといておおまかにいえば、この路線の話なんだろう。

とはいえ、内心忸怩たるものがあるという人は少なくないはず。胸に手を当ててよく考えてほしい。「子ども」だったころに「不適切」な映像や文章などにまったく触れたことがない人など、ほとんどいないのではないか。

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今の給与水準はサービス残業を前提として設定されているのではないか

どこぞでサービス残業が話題になっているらしいと聞いた。残業料をもらう立場でも払う立場でもなく、というかそもそも残業料がつかない職に就いた私はそれなりに中立的な立場にいるのではないかと思うので、けっこうタッチーなテーマだと思うが書いてみる。最初にことわっておくが、実態を詳しく知っているわけではない。こういうことなんじゃないのと思うけどどうなの?というネタ振り的スタンス。できれば、事情をご存知の方々に議論を引き継いでいただきたけるといいな、と思う。

あと当然だが、個別の職種とか業界とか、そういう話ではなくて、あくまで全体的な、おおざっぱな話なので、そこんとこもよろしく。

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どちらが正しいかではなく

YouTubeやニコニコ動画など、動画投稿サイトの有力どころに相次いで「大人」になる方向へ舵を切るみたいな動きが出ている。これで万事解決ということでもないんだろうが、ひとつの節目と考えてもいいぐらいの意味はあるのではないか。この種のサービスが登場した当時、「いつか潰されるんじゃないか」と思った人は少なくなかったと思う。「拙速に走らない」ことって重要だよな、というのが率直な感想で、そういうあたりを「メディア・サボール」に書いてみた。最近はちがった領域で「小人閑居して」な人々がたくさんいるようだが、似たようなことがいえるかもしれない。

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リチウムイオン電池がなんだか危険物っぽく扱われるようになった、という話

小ネタかつ知ってる人はとっくに知ってる話。そのうえ、必ずしも正確とは限らなかったりするので、あくまで「体験談」ということで。

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「親」なら「子」の成長を促すのがスジというものではないだろうか

ざっくりした印象論かつあいまいな抽象論だし、別に珍しい話でもないんだが、最近どうも気になるんで書く。政府やら企業やらに対して求める注意義務の水準がどんどん上がってきているのではないか。やるべきことをやるのは当然だし、これまで不充分だったものも多いというのはその通りなんだが、それでもメリットとデメリットはちゃんと考えておいたほうがいいのではないか、と思う。よくある話は、万全を求めすぎるとよけいなコストがかかるというやつ、いいかえれば保護を強化するとかえって弱者が切り捨てられるというやつで、いちいち挙げないがいろいろな例があるはず。こっちの話はここではおいとく。

もうひとつ気になることがあって、それはなんつうか、変な方向のpaternalismが蔓延しているように思われることだ。

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暮らし向き実感がよくなったことなどない、という話

経済指標が生活実感とずれている、みたいなことを書くと条件反射的に古舘伊知郎の顔が浮かんできてしまう(ほら、あんまり毎日毎日同じことをいうもんだからさ)のだが、こういう話は実際よく聞くし、個人的にそう思うこともよくある。指標を作ってる側もそのあたりはちゃんとわかっていて、見直しも行われている。それはそれとしてだが。

この「実感」というやつについて、皆さんわかってるとは思うのだが、ひとつ確認しておきたいことがある。

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週刊文春に見出しのつけ方を学んだ話

たとえば、こういう見出しの記事があったとする。

「2人殺傷主婦がハマっていた『○○』」

この見出しから、どんな内容の記事を想像するだろうか。

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他人の金を他人のために使う話

手短に。お金の使い方が最も無責任になるのは「他人の金を他人のために使うとき」だ、といったのはミルトン・フリードマンだった。「他人の金を他人のために使う」人の典型として挙げられたのが役人で、これはフリードマンが経済への政府の関与を批判する理由の1つとなっている。この人の経済政策に関する主張には反対の人も多いが、この点については反対しにくいのではないかと思う。少なくとも今は。

都民は直接の利害関係者なので、私にも発言する「権利」があると思う。

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アマゾンの長いしっぽは先端のほうで切れている、という話

先日、とある書店の外商の方が来られた(関連記事)。ふだんならそういう方は速攻でお引取りいただくのだが、その人は妙に押しが強くて人懐こくて、しかもなんだかやたらに博識で話がうまい。おかげでなんだかんだと30分も話し込んでしまった。後で聞いたら僧籍をお持ちの人らしくて、ああそうかと合点がいった。こういう、妙に話のうまい坊主、もとい坊さんっているよな、というわけだが、同時に、坊さんにお世辞をいわれるのがこんなに薄気味悪いものか、ということも学んだ。

いやそんなことはどうでもよくて、本題は、その際話に出た、出版業界の「苦境」に関する話だ。

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非接触カードは複数枚重ねて持つべきである、という話

スイカなどの非接触型ICカードがどんどん普及しているが、これに伴ってスキミングのおそれも増大する、という話がけっこうある。特に、最近Safety Japanに出ていた話だと、海外の犯罪グループはかなり高性能の機械を使っていて、数m離れていてもスキミングできるらしい。これはこわいですね、とある場で話していたら、その場にいた某社の方が、「だったら複数枚重ねて持てばいいのではないか」と教えてくれた。

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ネット広告は2009年に新聞広告を抜く、と根拠なく煽ってみるテスト

小ネタ。電通が毎年恒例の「2007年(平成19年)日本の広告費」を発表した(プレスリリース)。新聞が大幅減でネットが大幅増、というわけで、当然各所で話題になっている。まじめな分析はそちらに任せて、こちらは気楽に、というかいいかげんに、じゃあこのままいったらどうなる?をやってみた。

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市場は「愚か者」を必要とする

経済産業省の北畑隆生事務次官が2008年1月25日開催の経済産業調査会主催の講演会で デイトレーダーを「バカ」と発言して物議を醸しているとか。で、そういう株主はどうせ会社経営に関心なんかないんだから無議決権株式を取引させとけばよい、と。

いやなかなかいいことをいうじゃないの。

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がんばれ受験生的な話

私大の入試シーズンになっていて、私の職場でも今日あたりから入試が始まっている。こういう時期なので、季節ネタとしてがんばれ受験生的な話をさらっと書こうかと思ったのだが、なんだか妙に鼻息が荒くなってしまったこともあって、こちらではなくゼミのブログ「こち駒」に出すことにした。一応「こっそり」リンクをはっておくので、もしよろしければ。

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「ソウルにディズニーランド」話はなくなったんだろうか?

小ネタ。ずいぶん前の話で、本当に何をいまさらなんだが、そういえばどうなったっけ、と思い出してぐぐっても新しい情報がない。この話は消えたのかな、というか元からなかった話なのかな、と思うのだが、今見える情報と、この時点でそう思ったということを覚え書きしておこうと思って。

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「道路が必要でない」なんて誰も言ってない

今国会で話題になってるガソリン税と道路特定財源の問題は、人によって、というかその人の置かれた立場によって意見が異なるテーマだろう。以下は自分の意見で、反対の人も多いと思うが、近い考えの人もけっこういるのではないかと思うので、あくまで一市民の実感として書いてみる。国会とかテレビとかでの政治家の皆さんの「論戦」はどれもポジショントーク色が強くて、結果としてなんか争点がずれちゃってるように思うので。

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映画の公式サイトのドメインが売りに出ている

小ネタ。業界の人なんかには当たり前の話なんだろうけど、ちょっとびっくりしちゃった話。きっかけは、なんかの検索連動広告に出ていたURL。ドメイン名に見覚えがあって、確かこれは2005年の松竹映画「SHINOBI-HEART UNDER BLADE-」の公式サイトのだよな、今頃なんでこのドメインが?と思ってリンクを踏んでみたら、こんな感じに。

要するに、売りに出てるわけだ。

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そこまでやるんなら白黒つけたらいい

手短に。さっきまでフジテレビ系で、「ニッポンがおかしい08自民vs民主…生活を任せられるのはどっち!?国会議員大乱闘SP」なる番組をやってた。最近政治をテーマにしたバラエティ番組が増えてるが、フジの場合は、格闘技っぽい演出。国会議員同士が議論でバトルというわけ。この路線も、フジがやるとこうなるのか、という感じ。「PRIDE」をやめたからこっちで、というわけでもないんだろうが。こういうノリっていかがなものかという気もするんだが、政治に対する国民の関心を高めるという観点からはまあこれもアリか、ということにしておく。

でも、ここまでやるんなら、ちゃんと「格闘技」に徹して、ちゃんと白黒つけてもらいたいな。メール投票でもやったらよかろう。勝敗をつけようとしない格闘技なんて誰も見ないじゃん。この種のものって、話の出し方によって結論は大きく異なるだろうから、フジだけじゃなくて、各局やったらいいと思う。番組の進行やら結果やらを不満に思う人は、他でどんどん意見を出したらいい。そういうのをやっていくと、政治も少しずつ動いていくと思うんだな。

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極私的十戒2008Version

ああいう奴はいやだ、こういう奴はいやだ、などと語るのは必ずしもきらいではないが、正直あまり得意ではない。なんせ自分がその条件にあてはまってしまうことがしばしばあるから、まさに天唾なわけだ。にもかかわらず、とあるきっかけで、やってみようと思った。半分は自戒もこめて、ええといいにくいんだけどさ、みたいな言い訳をしながらだが、こういうのは恥ずかしいよ、やめようよ、と。

以下に挙げるような人は、どこにでもいる。ネットにもリアルにも。2ちゃんねるにも居酒屋にも。高級料亭にも役員室にも。老人ホームにも小学校にも。もちろんここにも。ご賛同いただける方に、みんなで気をつけようね、という意味をこめて、私的十戒、2008年Version。

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「初音ミク」は登録商標

初音ミクの「持ち歌」として有名になった「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」がJASRAC管理楽曲になってた件について、昨日1日そっち界隈はもちきりだったわけだが、特に利害があるわけでもなし、のこのこ火事場に出向くのも大人気ないと思うのでとりあえず静観してみた。ただ、関連してちょっと気になったことがあったので、ぱらぱらっと調べてみたら、なんだかちょっと面白くなってきてしまって。

考えてみれば当然なんだが、「初音ミク」って登録商標なんだよねぇ。

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だから問題はそこじゃないんだってば、と思った話

国会議員宿舎がなんだか問題になってるらしい。Googleで一番上に出てきた東京新聞の記事には、「参院清水谷宿舎の移転、建て替え計画は地元住民らの反対で中断している。一方、「豪華」と批判されている赤坂宿舎には約百戸の空室がある」とある。

なんかしっくりこない。少なくとも個人的には。

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「初音ミク」をめぐるプロとアマの「差」

「初音ミク」をめぐる一連のごたごたについては、いろいろなところで書かれている。ネットで書いているのは比較的好意的な人が多そうで、そういう論調が主流っぽいわけだが、もちろんその一方で、「初音ミク」そのものに対して、あるいは「初音ミク」ファンに対してあんまり好意的でもない人たちがいるのも否定しがたい。どうもこの背景には「プロとアマ」問題も一枚かんでいるような気がしていて、そうなると最近別のところでも議論を呼んでる例の話とも関係するんだろう(参考その1その2)。そこらあたりとは少しずれる話ではあるんだが、関連すると思う件がある。プロとアマの差は突き詰めれば技量と立場の差なんだろうが、この2つが不可避的に結びついていると考えるのはいかがなものか、といった感じの話だ。そのあたりを「メディア・サボール」に書いてみた。他にもいろいろ論点はあるんだろうが、それはそれということで。なんかトラブルがあってリンクをうまく埋め込めないらしいので、ちょっと読みづらい点はご容赦いただきたく。

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「安全」と「安心」

2007年11月17日付朝日新聞「be」ビジネス版で、吉野家ホールディングス社長の安部修仁氏が取り上げられている。さまざまな業界のビジネスリーダーを特集する「フロントランナー」というコーナー。これがなかなか面白かった。

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暴論:「大人」は免許制にしたらどうか

みんな口には出さないけど、うすうす気づいてるんじゃないかと思う。人の「発達」というか「成熟」というか、そういうものは人によってかなり差がある。若くてもすごくしっかりした人がいる一方で、かなりの年配の人でも、この年齢でこれかよ親の顔が見たいぜといいたくなるような人がいる。あきらかに、いる。ならば、と妄想することがある。大人として扱うかどうかを年齢だけで決めるのはどうも具合が悪くないか?いっそ免許制にでもしてしまったらどうだろうか、と。

というわけで以下、「太田総理」ぽい暴論。ネタが66%、思考実験が33%含まれているのでご注意。

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2007年11月17日朝日新聞夕刊にコメントが出たらしい件

いまさらの個人用メモ。2007年11月17日朝日新聞夕刊に、先日セカンドライフについて聞かれた際に答えたコメントが出たらしい。「らしい」というのはまだ見ていないからで、記者さんによっては「いつ出る見込み」みたいなことを事前に教えてくれるケースもあるんだが、今回はそうではなかった。とはいえ、そもそも本人が読み落としたうえにその直後新聞を資源ゴミに出してしまったのが直接的な原因なわけで、文句をいう筋合いではなかろう。どこかにあるだろうから見ようと思ってるんだがまだ果たせていない。ふつうは名前が出たときには当該新聞を送ってくれたりするので、そのうち送ってくれるのかもしれない。

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「世界に一つだけの花」だって努力はする

このサイトのサイドバーにもリンクがあるが、自分のゼミでは「こち駒」というブログを運営している。これは、ゼミ活動の記録であると同時に、諸方面への情報発信の場という位置づけもある。時節柄、受験生とその保護者向けに何か書こうと思って書いてみたのがこれ。このサイトではあまりやらないまじめっぽいテンションなのでお恥ずかしいが。

続きは「こち駒」で。「『世界に一つだけの花』だって努力はする

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バラエティ番組の「暴力表現」について

ちょっと前に、放送倫理機構(BPO)がテレビのバラエティ番組の表現について「遺憾の意」を表明、というニュースが出ていた。

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「利を追わない」は「無駄遣いしていい」ではない

小ネタ。ほとんどの方には自明で、何あたりまえのことを書いてやがるというふうに思われるだろうがご容赦。特定の文脈があるんだがそれは書けないのであくまで一般論として。こういうことをわざわざ議論しなきゃいけない状況ってのが本当にあるのか、というとこれが実際けっこうあったりするからこわい。

以下は自明のことを自明だという自明のお話。

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スパム「郵便」の復権?

「スパムメール」というと電子メールを指すのがふつうなんだろうが、そもそも「メール」というのは郵便だったわけで、スパム「郵便」だってありうる。実際、そう呼ぶべきものは昔からあったわけだし。そのスパム「郵便」について小耳にはさんだ話を、「メディア・サボール」に書いてみた。

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「SNSマネージャ」とかってないんだろうか

小ネタ。最近はSNSもいろいろなのが出てきてる。目的とか属性とかでターゲットを絞り込んだサービスがあちこちにあるし、特にビジネス向けのやつは金になりやすいのか、どこがちがうのかよくわからないものが乱立している観がある。

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よいゲーム、悪いゲーム

DiGRA2007の2人めの基調講演者は、Mark Prensky氏だった。シリアスゲーム開発の第一人者として知られる人だ。ペーパーセッションでもシリアスゲームをテーマにしたものがけっこうあって、だからというわけでもないが、「よいゲーム」「悪いゲーム」についてつらつら考える機会があった。

そんなあたりを「メディア・サボール」に書いてみた。
よいゲーム、悪いゲーム

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いつのまにか「ソフトバンク」っていうと携帯電話のことになってる件

小ネタ。こういう話って、確証とかがないから単なる印象論でしかないわけなんだが、最近つらつらと思うことがある。「ソフトバンク」って名前で人々が想像するものって、今や携帯電話なんだなって。

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TGS2007で見たものメモその3

もうだいぶたってしまって激しくいまさら感が漂うので、そうっと出しとく東京ゲームショウ話その3。

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「ねじれ」はどこにある?

なんかここ数日「国会ってやってるんだっけ」みたいになっちゃってることもあって、なにをいまさら感が濃厚に漂う小ネタ。衆議院と参議院で多数派がちがってることを「ねじれ国会」と称するらしいのだが、なんかいまひとつ納得感がなくて。

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領収証を要求する人からの香典なんかいらない

政治資金規正法の問題で、領収証を1円からみたいな話があって、それに対して「当事者」の皆さんから反論があるらしい。理想と現実の狭間でいろいろと難しいんだよね、という話なんだそうだが、なんだかとっても居心地が悪い。なんでかなと2.5秒ぐらい考えて、わかった。

当たり前なんだけど、私たちも「当事者」なんだよねこれ。

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Quechupがなんだかすごい勢いで嫌われてる件

もう知ってる人も多いと思うけど。「Quechup」というオンラインコミュニティサービスがあるんだが、これが最近すごい勢いで嫌われてる。サービスそのものは、ぱっと見たところふつうのSNSっぽいんだが、問題はその「感染力」。いったんメンバーに登録すると、その人のアドレス帳に載ってる人に対して勝手に招待を送りつける機能があるらしい。共通の知人友人とかがいた場合は悲惨で、あっという間に招待メールが山のように押し寄せることになる。

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いつのまにか倉田真由美さんが政治評論家っぽくなってる件

小ネタ。新聞を見てて気づいたんだが、最近どうも、政治関連の記事のコメントで「くらたま」こと倉田真由美さんの名を目にすることが多いような気がする。

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バーゲンセール式組織改革手法について

小ネタ。以下は単なる世俗的な印象論に基づいたただの世間話であって、詳細な分析とかに基づいたものではない。必ずしも具体的な何かを指しているというものでもない。問題を抱えた組織の改革というのは、どんな分野でも難しいことが多い。組織は人の集まり。そして権限やら資源やらの集まり。そこには必ず既得権があり、既得権者がいる。そういう組織の責任者の責任は、組織をきちんと運営することだけではない。そこにいる人たち、そこから利益を得ている人たちを守る責任も負うのだ。だから組織が大きければ大きいほど、また問題が大きければ大きいほど、改革への抵抗は大きくなる。

だから、どうするかというと、典型的には人、それもトップを替えたりするわけだ。しがらみのない外部から迎えたりして。こういうのって意味ないじゃんとか思ったりしていたのだが、ひょっとするとやり方によっては意外に効果があったりするのかも、と思い始めた。

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シンガポールの人は猫が好き?

Photo_2シンガポールのとあるスーパーで買ったもの。左はティッシュ。日本でよく見かける、とある有名な猫によく似ている。「Hello Cat」と書いてあるのでこれが名前なのだろうか。右は飲むヨーグルト。これまた日本でよく見かける、とある22世紀から来た猫型ロボットによく似ているのだが、名前は書かれていない。どちらも(c)マークは入っていない。

いやぁ、シンガポールの人は猫が好きなんだなぁ。

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動画投稿サイトと画像検索

YouTubeに続けと動画投稿サイトがあちこちにできてきて、まあ少なくとも企業的には活況というべきなんだろう。たいへんけっこうなんだが、ぱらぱらとみていて、なんか妙な既視感がある。動画サイトそのものが、ではなく、なんというか、あたりに漂うのんきな感じが。

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「美しい国」がだんだんわかってきたぞ

小ネタ、というかネタ。最近「美しい国」ということばをめっきり聞かなくなった気がする。いろいろ見てきてやっと少しずつわかりかけてきたのに。このままだと使わないうちに賞味期限切れになっちゃうかもしれないから、今のうちに書いとく。

だいたい10個ぐらい重要なポイントがあるように思う。

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ボットはネット世論の夢を見るか?

先日出た「検証:ポピュリズムか集合知か ネット選挙の行く末」というイベントの際に、「ネット世論オプティマイゼーション」ということばを使ったらなんだか一部で受けたらしい(参照:ガ島通信)。あの場で話を聞きながら思いついたことばだが、それまでもやもやしてたのがあのときふっとことばになった感じがする。

そもそも、ちょっと前からネット世論に関して気になることがあった。私よりずっと前から気づいてた人も多いと思うけど。

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株主を選びたいなら上場などやめてしまえ

たまに寄稿している「メディア・サボール」に、こんな文章を書いた。

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東京の車はもっと不便でいいと思う

域内の公共交通機関、特に鉄道網が発達していない地域において、自家用車は交通手段として重要な意義を持っている。要するに、なければ通勤や買い物などの日常生活に大変不便なわけだ。そういった地域では、自動車を日常の足として利用することを妨げるような政策は、生活の質に大きな影響があるから、当然、慎重であるべきだろう。

しかしそうでない地域、域内の公共交通機関が発達している地域においてはどうか。もう少し考え方を変えていいのではないか。よくある類の話でなにをいまさら感はあるが。

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政治団体の会計もXML化すべきではないか

政治資金規正法を再改正するとかしないとかでまたなんだかもめているようだが、領収証添付は当たり前として、事務処理については会計ソフトを利用すれば相当程度簡単になるだろうと思う。市販の会計ソフトが政治団体向けに使えるかどうかについて詳しくは知らないが、渡辺大臣が会見で「会計ソフトを使っている」と言っているし、このページによると、民主党は「政治資金ソフト」を議員に配布したとあるから、ないはずはない。あるとすれば、使わないのは単なる怠慢であって、同情の余地はない。

会計ソフトを利用して増える事務量を効率的にこなすこと、裏づけとなる証憑を提出することは改善なわけだが、もう1つ考えていただくといいのではないか。それは会計情報の開示だ。この程度のことを考えている人は他にもたくさんいるだろうけど、一応書いてみる。

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「アジア室内競技大会」っていったい何だ

アジア室内競技大会にEスポーツ採用」というニュースが流れたのは2006年12月のこと。へぇすごいじゃんとか日本チームどうするとか続報がないぞとか、いろいろな話があるわけだが、いやちょっと待て。それ以前の問題があるだろう。

いったい「アジア室内競技大会」って何だ?いったい何をするんだ?

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夜でもあいさつは「おはよう」

最近、ゼミのブログを開設したのだが、そこに書いたコラムにリンクしてお茶を濁そうという話。世間ではもう当たり前で、なにをいまさらそんなこと言ってやがると思う向きも多いかもしれないが、私的には最近の「大発見」。

こち駒:夜でも「おはよう」という学生たち

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選挙に行こう

参議院選挙がこんどの日曜に迫っている。こんなことこのサイトで書いてもしかたないんだが、選挙権のある方はぜひ投票に行っていただきたい。もちろん法的には棄権することも自由なわけだし、政治的意思の表明として棄権したい人もいるんだろうが、少なくとも現状では、棄権は他人への白紙委任だ。政治に対して何か要望があるなら、それを投票という行動で示そう。要望がなくても、示そう。たとえ「黒と茶色のうち白いほうを選べ」みたいな選択であったとしても、投票すること自体に意味がある。有権者が「そこにいる」ことを示すこと自体が、政治家に対するプレッシャーになるからだ。

特に若年層の方は、「選挙に行く」という習慣をぜひ身につけていただきたい。「自分1人投票しなくても」と考える人もいるだろうが、そういう人は1人だけではない。同じことを10万人、20万人が考えたらどうなるか、想像してみよう。ものごとを「老人たち」の好きなように決められたくなければ、ぜひ自分の意思を表明していただきたい。

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FACTAトークイベント「政権交代は起きるか」に出てみた

2007年7月23日に開催された、月刊誌FACTA編集長の阿部重夫氏と外交ジャーナリスト手嶋龍一氏によるトークイベント「政権交代は起きるか」(主催・FACTA、協力・Yahoo!みんなの政治、NPO法人ドットジェイピー)っていうのに出てみた。

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「野村に聞いてみよう」もいいんだけどさ

小ネタ。どうでもいいんだけど、すごく気になる。「株主探偵」に扮した名取裕子が「あなたは株主だったのよ!」と言い放つ野村證券のCM。「♪それ野村に聞いてみよう」っていうやつ。3年前から相続によって株主になっていたのを知らなかったけど、このまま株券電子化を迎えると失効するかもしれないから早く野村に預けようねという話。あんまり詳しくないんでまちがってたら申し訳ないんだけどさ、「野村に聞く」以外に、もう1つやっとかないとまずいよねぇ。

相続税の修正申告。見つかると延滞税とかかかるんじゃない?

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バブルを思い出すあれこれ5選

小ネタ。最近、バブル期を思い出させるものがいろいろあるねぇ、という話。だからどうしたということもないし、あちこちで出ているので、本来わざわざ取り上げるまでもないのだろうが、最近目に付くのはこんなの、というメモのために書いておく。最近見かけるやつを5つほど。ここは当時とちがうというあたりも併せて。

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「立候補依存症」について

友人にいわれて「ああそうか!」と思ったこと。他の人もいってるだろうから、別に新しいことでもないんだが、自分にとってはなんだかとっても新鮮な発見をした気分。

なぜ、何度落選しても選挙に立候補し続ける人がいるのか。

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この前例は踏襲されるのだろうか

大辞林で「お役所仕事」ということばを引くと、「形式主義に流れ、不親切で非能率的な役所の仕事振りを非難していう語」と出ている。形式主義、不親切、非能率か。この中には入っていないが、「前例主義」というのも、典型的なお役所仕事の特徴として語られることが多い(形式主義の一類型なんだろうか)。実際は必ずしもそうでない場合もけっこうあるだろうと思うのだが、「前例にない」からだめという理由を持ち出された人が少なからずいる(口実かもしれないけど)というあたりを見れば、それほど勘違いな指摘でもないんだろう。

だとすれば、気になるのが「例のあの件」だ。

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メディアに公平を要求するなら

民主党の小沢代表のメッセージがニコニコ動画に出ている件で、なんだか大騒ぎになっているらしい。運営側でコメントを管理しようとした件(参考)、結局不具合でコメントできなくなった件、その裏で開発者ブログのコメント欄がすごいことになっている件。

いろいろな考え方があり、さまざまな立場がありなわけで、意見が割れるのはいたしかたあるまい。ただひとついえるのは、これが新しいことへの挑戦であって、いろいろな人がこれによっていろいろな意味で「試されている」ということだ。それに関連して、ひとことだけ書いておきたいことがあったので。

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「ネットサーフィン」っていわなくなったのはいつのことだろう

とあるところでとある方々とお話していて出てきた話。ちょうどしばらく前からつらつら考えていたことと同じだったので(こういうのをシンクロニシティ!とかいう人もいるだろうが、まあ普通に考えればただの偶然だ)、別に新しい話でもないんだが、書いてみることにする。

「ネットサーフィン」って、最近いわないよねぇ?

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「責任を認める」という責任回避術

時節柄、なんだか政治的な意味合いでとられそうな話だが、必ずしもそういうつもりというわけではない。政治関連でもそういうのはあるかもしれないが(実際あると思うが)、それに限らず、他の分野でもあるよなぁ、と思った次第。頭のいい皆さんには「何をいまさら」なんだろうが、私にとってはなんだか新鮮な発見だったので。

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声優を起用したETCならもうあるよね

さっきグーグルで検索して知ったのだが、声優の声で案内するカーナビが欲しいという要望って、ずいぶん前からあったらしい。たとえば2ちゃんねるでは2001年ごろから「カーナビで喋って欲しい声優&商品化を目指すスレ 」なんてのがあったりするようだし、「たのみこむ」に希望が載ったのは2003年。ケンウッドが人間の読み上げ音声を音声辞書化する技術を開発したのも同じころだから、もうそろそろ製品化されてもいいころなのかもしれないが、今のところまだ見当たらないように思う。

と思っていたら、ETCのほうでは一足早く実用化されたらしい。もちろん、そのスジの人ならもう知ってるだろうなにをいまさら話。

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食肉偽装をめぐる不謹慎かつ「前向き」な素人考え

最近話題の食肉偽装事件なんだが、以前からつらつら思っていたことの「実例」がまた1つ、という不謹慎な思いがふつふつとわいてきてしまって。

人間の味覚ってこんな程度なんだねぇ。

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ブログもいろいろ区別したほうがよさそうな気が

押し寄せるスパマーの皆さんの波状攻撃に負けて、泣く泣くコメントとトラックバックを承認制に変更した。すぐに反映されないということで数回同じ書き込みをされた方、申し訳ない。というわけで、早朝とか昼休み直前に総攻撃をしかけてこられるスパマーの皆さんも、今後はコメント欄・トラックバック欄に表示されることはないので、ご承知おきいただきたい。スパム認定は私の一存で行われるのでその点もよろしく(左下の「DISCLAIMER」もご参照いただきたく)。

で、つらつらと思うのだが。

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銀行預金が返ってくることにほとんど不安を抱かないのになんで年金がもらえるかを不安に思うのだろうか

最近「isologue」さんと「bewaad」さんとの間で沸き起こった議論のおかげで、既裁定年金と未裁定年金(過去期間)の受給権が財産権であると考えてよいらしいとわかってたいへん勉強になった(これとかこれとかこれとか)。法解釈問題についてはbewaadさんのほうが旗色よさそうで、この種の問題の「正解」はお役人さんに聞くに限るってことだな。ただこの周辺で飛び交ってるいろいろな人のいろいろなご意見とか、マスメディアからの情報とか、身の回りの人たちの話とかをいろいろと考え合わせてみると、この法解釈問題の解決によって国民の年金問題に関する不安が解消するのかどうかはよくわからない。

私は頭が悪いし知識もないので、こういうハイレベルの議論に参戦するつもりはない。代わりに、かねがね持っていた疑問について考えてみることにする。賢い方々はおそらくすでに「正解」をお持ちなんだろうが、私なりに「納得」したいと思っていたことだ。タイトルにそのまま書いてあるが、「銀行預金が返ってくることにほとんど不安を抱かないのになんで年金がもらえるかを不安に思うのだろうか」という点。例によって、確たる根拠などない、自分の頭の中の空論だ。

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国会の品位とエコを両立させる簡単な方法

以前にも何度かニュースで見かけたことがあるが、国会内で衆議院本会議場だけはネクタイ着用が義務づけられている、という記事が2007年6月9日の朝日新聞朝刊に出ている。「『品位を重んじる河野洋平議長の意向』(与党国対幹部)により、衆院議院運営委理事会でネクタイ着用を申し合わせているから」だそうだ。そのために本会議場だけ空調温度が28度ではなく25度に設定されているそうで、記事は「『クールビズ』が認められていない現状に不満の声が上がっている」と伝えている。

品位とエコのジレンマってわけね。なんだかお悩みのようだが、よくわからんね。そんなこと簡単に解決できるじゃん。

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「男性をほめるのは女性の仕事」と言ってみるテスト

日本の男性は女性をほめない、という話がよくある。たいてい「欧米では」と続く例のアレだ。一応「日本男性はシャイ」だの「日本男児は質実剛健」とかいう反論なんかもあるんだが、ごちゃごちゃやったあげく「だから日本の男はだめ」と締めくくる。なんかもう展開がぜんぶ読めちゃうぐらい使い古された流れになってるわけだ。最近もこんなことをいってる人がいて、またかいとスルーしようと思ったんだが、なんかひっかかった。

そういえば自分はこのテーマで言いたいことがあったんだよなぁ、と。タッチーなテーマなんで、あくまで「と言ってみるテスト」ということでひとつよろしく。

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暴論:「ふるさと投票」も作ったらどうだ

「ふるさと納税」がなんだか妙に盛り上がっている。納税者が自分のふるさとに納税できるようにすれば都市と地方の格差是正につながる、のだそうだ。ふうん。「ふるさと」の定義は何だとか(たとえば、私は転勤で2年間ほど新潟県に住んだことがあってある種「心のふるさと」みたいに感じているのだが、新潟県は私のふるさとになるんだろうか)、税制の根幹を乱すのではないかとかいろいろ問題意識はあるのだが、私は東京出身の東京在住者なので、色つきの意見と見られるのだろう。

どうせ色つきと思われるなら、思いっきり意地汚く主張してみることにする。金を出すなら口も出させろ、と。

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中高年の凶悪犯罪を俗物的世代論で語ってみるテスト

なんだか凶悪な事件のニュースが続いて流れていて、いやな感じだ。被害に遭われた方々、その周辺の方々の痛みやら悲しみやら不安やら憤りやらは想像を絶する。ことばもない。

そんな折に何なんだが、というなにをいまさら話。

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実感はなくても消費は増える、という話

テレビ朝日系の「報道ステーション」とテレビ東京系の「ワールドビジネスサテライト」を続けて聞いていたら、同じテーマを取り上げていて、その扱いの違い方が面白かったので手短にメモ。

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「女ヲタ」の時代が来たのかもしれない

以下の話は、別に全然新しくないし、知ってる人ははるかに詳しく知ってる話だろうしと思うのだが、自分なりにまとめておきたい思ったので、書いてみる。文化論みたいなのには強くないしそれほど興味もないので、そういう視点からではないことはあらかじめおことわりしておく。

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「誕生日」を祝おう

そういえば今日は5月3日。日本国民がこぞって祝うべき「誕生日」だ。いやめでたいめでたい。しかも今年はキリのよい「区切り」の年でもあって、各地で記念イベントが開かれているらしい。いろいろ都合が合って参加はできないが、私としても、ぜひお祝いを申し上げたい。

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「地球へ…」が無料ネット配信されている件について

この4月から、「地球へ…」がTBS系で放映されている。いわずと知れた、竹宮恵子作のあの名作マンガを原作としたものだ。1980年に一度長編アニメ映画化されたこともあるから、リメイクものでもある。
当時のファンの方などの間での期待も高かったろうと思うのだが、評判はどうなんだろうか。

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今年はコミケに行ってみようかと思う

いわゆるコミケには以前、後学のためにと一度行ってみたことがある。あの混雑と熱気には圧倒されたものだが、それから今に至るまでご無沙汰をしているわけだ。でも今年の夏は、やはり行ってみようかと思う。

と思ったのも、早稲田大学大学院国際情報通信研究科の境真良客員助教授のお話がきっかけだ。

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両さんがセカンドライフで儲けているらしい件

電車の中で、隣の人が読んでいる少年ジャンプをちらりとのぞいたら、「こち亀」でセカンドライフを取り上げていた。だからなんだという話ではあるんだが。

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朝日新聞にインタビューが出た件

自分以外にはあまり価値がないだろうメモ目的の情報。先日受けたインタビューが2007年4月16日付朝日新聞朝刊の記事中に出ている。

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海上自衛隊のCMががんばっている件に関連して

新しい海上自衛隊のCMが話題になっている件はもう多くのところでとりあげられているので別に目新しくもないわけだが、メモも兼ねて周辺を拾ってみた。いずれももうよく知られてる話だし、どこかで誰かがとっくの昔に同じようなことをやってるだろうが。

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「ケータイ・スピリチュアル」ないし「癒しのデバイス」についてつらつらと

我ながら趣味が悪いと思うが、他人同士の話が横から聞こえてくると、つい聞き入ってしまう。先日も電車に乗っていたら、横で若い女性のグループがなにやら盛り上がっていたので、何かなと思ったら、江原啓之の携帯ウェブサイトの話だった。

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「ハゲタカ」って誰だ

米大手金融のシティグループによる日興コーディアルグループへの株式公開買い付け(TOB)について、複数の北米系投資ファンドが反対する意思を表明している。…というあたりについて、「Media Sabor」というサイトに書いた。
『ハゲタカ』って誰だ--日興コーディアルへのTOBに寄せて
この種の問題は進展が速いので、この原稿を書いた3月14日時点からいろいろ新しい情報が伝えられているわけだが、この文章の本題には直接影響しないように思うので、そのままにしておく。

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小学館「Sabra」にインタビューが載った件

小ネタ。ちょっと前に小学館の雑誌「Sabra」の方からインタビューを受けたのだが、3月22日に発売された「Sabra」2007年4月12日号のセカンドライフ特集の中に掲載されている。

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馬を射んと欲すればまず将を射よ

開催中の東京国際アニメフェアにちなんで再びアニメ話。アニメでプロダクト・プレースメントをやるのは前からあるし、今でもそう珍しくないわけだが、いろいろなタイプがあるんだな、と思った件について。そんなの当たり前じゃん、と思う人も少なくないのだろうが。

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「ウィンドウ」としての切手

東京国際アニメフェアの初日でもあるし、そのスジの方は先刻ご承知の小ネタだが、「涼宮ハルヒの憂鬱」の切手シートが発売される(リリース)、という話を。ライセンスものを手がける㈱ヴィジョンが郵政公社の「フレーム切手」サービスを使って作ったものらしい。

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スパムメールに説教されて考えてみた

小ネタ。多くの人がそうだろうが、私も毎日かなりの数のスパムメールを受け取る。大半はフィルターにひっかかるわけだが、ふつうのメールがフィルターにまちがってひっかかることもあるので、削除する前に一度ざっとタイトルぐらいは見ないといけない。見ていて、本当にいろいろあるなぁ、と思う。「人間の創造性」の計り知れない可能性(というか、創造性がこれほどまでに浪費されているのか、と)を改めて認識したりするわけだ。

今回もその手合い。なんかいろいろ考えさせられてしまった。

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